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演劇・ミュージカル
帝国劇場100周年記念パーティー Report④レミゼ・スペシャル
2011/03/23
「レ・ミゼラブル」スペシャル
(C)吉原朱美
こんにちは。
編集部の猫好きIです。
お待たせしました。
今回は帝劇といえば、のレミゼスペシャルです。
今年4月にはなんと上演回数2500回を越えるそう。
ロンドンオリジナル版演出での上演はこれで最後です。
そんなわけで、レミゼチームから、まず2人のジャン・バルジャン。
100周年スペシャルキャストの今井清隆さんから。
(C)吉原朱美
「私は東宝現代劇の出身ですが、稽古場が帝劇の地下にあって、
いつかは帝劇に出たいとずっと憧れながらレッスンしていました。
この100周年という節目の年に、レ・ミゼラブルのジャン・バルジャンで
出演できることを本当に嬉しく思います。また、誇りにも思います。
役者生命をかけて、精一杯頑張ります。どうぞ宜しくお願いします」
続いて初出演!吉原光夫さん。
劇団四季出身で、自らArtist Company「響人<ひびきびと>」を立ち上げ、演出もなさるそう。
山口さん、別所さんも含め、ジャン・バルジャンはみんな背が高い~。
(C)吉原朱美
「難しいことはよくわからないですが、記念すべき年に、この劇場で、
レ・ミゼラブルという大きな作品で、ジャン・バルジャンという役を
やらせていただけること、身の引き締まる思いです。
自分のできることは、熱く、ただ、役に没頭して、何かを表現できたらと
思っています」
パーティで歌を披露してくれた吉原さん。
熱く、という言葉を思い出すほど、力強い歌でした。
歌にジャン・バルジャンの感情が深く、強く込められていて。
鳥肌でした。
歌のことはあとで詳しく書くとして…。
続いて100周年記念スペシャルキャストから
ファンテーヌ役の岩崎宏美さんから。
(C)吉原朱美
「4年前の20周年記念公演の時がこれで本当に最後だと卒業したつもりで
いましたが、帝劇100周年ということで、またあの舞台に戻ることができることに
なりました。
いろいろな国で公演されていますが、50代のファンテーヌは日本だけだと
思います(笑)
頑張ります。宜しくお願い致します!」
場内大拍手!
岩崎さんはとってもお美しいので、ぜんぜん問題ないと思います!!
続いてエポニーヌ役の島田歌穂さん。
(C)吉原朱美
「私にとりまして、この作品は人生の扉を大きく開いてくれた、
感謝してもしきれないくらいの、まさに原点の作品です。
もう、これで終わりかなと思っていたら、この大切な節目の年にもう一度
レミゼの舞台に立たせていただけることに感謝して、精一杯頑張ります。
エポニーヌは16歳の役なんですが、たぶん、私も世界最高齢の
エポニーヌにだと思います。頑張りたいと思います!」
テナルディエ役の斎藤晴彦さん。
(C)吉原朱美
「帝劇開場100周年に参加させていただきます。
何が光栄かというと24年前に夫婦をやらせていただきました鳳蘭さんと
24年ぶりに復縁できたとういことです。
また、鳳蘭さんのファンが減っていくのでは、というそれが心配です(笑)※
どうぞ宜しくお願い致します」
※はこのレポートの①をお読みくださいませ!
レミゼチームのご挨拶でした。
さらに、レミゼカンパニー40人による歌の披露もありました。
1曲目はジャン・バルジャン役の吉原光夫さんの「独白」。
(C)吉原朱美
声量もすごくて、マイク不要な感じでした。
一瞬のうちにレミゼの世界へワープしちゃった感じです。
心が震える、ってこんな感じかなという歌でした。
2曲目はアンジョルラス役の上原理生さんとアンサンブルキャストのみなさんの
「ABC(アーベーセー)カフェ~ピープルズソング」
の今回用のスペシャルアレンジバージョン。
(C)吉原朱美
(C)吉原朱美
というわけで、帝劇100周年記念パーティー
レミゼスペシャルでした。
次は7月~12月公演についてのレポートをお届けします!
明日はいよいよ最終回です。
※画像およびテキストの転載を禁止します。
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