演劇・ミュージカル

ミュージカル「三銃士」会見レポート

2011/06/04


BUTAKOME

「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために」
そして、「レミゼの舞台」に立った

こんにちは。編集部のIです。
久しぶりのブタコメ会見レポートです。
さて、今回は帝劇100周年記念ラインアップの1つ
ミュージカル「三銃士」の製作発表会見に行ってきました。

本日は事前に募集した4800人から選ばれた1000人の
オーディエンスとともに帝国劇場の客席から見る会見は初

BUTAKOME

まずはダルタニャン役、井上芳雄さんの歌から。
ダルタニャンの夢と希望が詰まった「今日がその日」。
軽快なテンポ、芳雄くんの伸びやかな歌声にわくわくします!
オーディエンスのテンションも一気にMAXに!

「三銃士」は、デュマによって書かれた冒険活劇で、
ダルタニャンをはじめ、実在人物や史実も多く登場します。

「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために」

というフレーズで知られ、映画化、アニメ化、人形劇などで
知っている人も多いのでは? 人形劇の脚本は三谷幸喜さんでしたよね。

今回、上演されるミュージカルは2003年オランダで初演、
その後2005年のベルリンでも大人気を博し、ついに今年
帝劇100周年を記念して、
「日本初演」を迎えます!!
“日本初”ですからキャストも豪華ですよー!

1000人のオーディエンスの皆さんの割れんばかりの拍手に
迎えられ、主要キャストが登場、まずはご挨拶から。

ダルタニャン役の井上芳雄さん。

「三銃士に憧れて突き進んでいく青年の役です。
若さをみなぎらせて頑張りたいと思います」

「それでは続いてその憧れの三銃士のお一人、アトスを演じる
橋本さとしさんです」
の紹介を受け、橋本さとしさんの挨拶。

井上芳雄さんからは役柄だけでなく、人間的にも憧れられて
いると自負しておりますが」

間髪いれず
「そんな思いはぜんぜんなかったですけど」

と流す芳雄くん。

「おいおいおいっ!」

とツッコむ橋本さん、めげずに続けます。

「本日は、梅雨場の雨降る中、足元の悪い中、そしてレ・ミゼラブルの合間の中…」

とかぶせてきます。※台風2号が関東から東北へ移動中、な日でした
場内、爆笑!

そうなのです、今日はレ・ミゼラブル休演日なのです。
レミゼのステージ上に看板をたてて、会見を行ってるのです。

「三銃士という作品がどれだけ素晴らしいかをお伝えしたいと思います
今日は宜しくお願い致します」

橋本さん、つかみはバッチリですよ!

そして、橋本さんを受けて、三銃士の一人、アラミスを演じる
石井一孝さんの挨拶。

「懐かしい、レミゼの舞台に立って、感慨ひとしおなんですが…(笑)
アラミス役なんですが、原作を読むと22~23歳ということで、
22~23歳ですよ…(笑)」

石井さんにつられて場内も爆笑。
えっと…石井さんは、1968年生まれでしたね。
オーディエンスの皆さん、そのへんは織り込み済み。
さすがですね。

「歌稽古が始まっていますが、素晴らしい楽曲がそろっています。
楽しみになさってください。宜しくお願い致します」

続いて、三銃士の一人、ポルトスを演じる岸祐二さん。

「ポルトス役を演じる岸祐二です。名前だけでも覚えて帰ってください」

また、爆笑。
すごいわ、三銃士。
すっかりオーディエンスの心をがっちりつかんでます。

「偉大な先輩方の胸を借りて精一杯やりたいと思っています。
キャラクター的にも一番自分の個性が生かせる役をやっといただけたなと
思っています」

そして、本日の紅一点、ミレディを演じる瀬奈じゅんさんの挨拶。
今日は、かわいい系のファッションで登場。

「そうそうたるミュージカル俳優の皆さまと一緒に舞台に
立たせていただけること、光栄に感じています。
ミレディは謎の女ということで、私自身、謎の女とか悪役は
初めなので」

そうですよね。悪~い瀬奈さん、見たことないです。

そして、そして、お待ちかね(私だけ?)
リシュリュー枢機卿役の山口祐一郎さん。
すみません、Iはこの前の帝劇100周年パーティー以来、
山口さんから目が離せません!

「三銃士とダルタニャンの、若さと、魅力的な人間性を際だたせるために…」

「そういったものがまったくない役を、
一生懸命、頑張って、演じたいと思います」

さすが、山口さん。面白すぎる!!!狙ってないはずなのに。

そして、事前に集められた質問コーナーへ。

「井上芳雄さんへ。今回はどんな役を演じるのでしょうか。
役作りはどうしているのでしょうか?」

「基本、体を動かすのは避けたいタイプなのですが。
今までも基本王子様というか、体を動かさない品のいいタイプの
役が多かったのですが、今回、こういう役がきたので、ワイルドな
諸先輩とご一緒できますし、殺陣なども頑張っていきたいと思って
います」

そうですよね、王子様のイメージの芳雄くんがどんな立ち回りを
見せてくれるのかもこの作品の楽しみのひとつですよね。

続いて
「三銃士のみなさんに、ほかの2人にこれだけは負けない!というところは
どこですか?」という質問が。

まずは、橋本さんから。

「まず、身長。年齢」

そして、20代のころ劇団☆新感線に在籍していたころの話に。
立ち回りが多い新感線、立ち回りして、芝居して、さらにギャグを言って。
その経験があるので、どうやって決めのポーズを作ればいいかよくわかっているけれど、いかんせん体がついてこないんだそう。

「まだまだ鍛えなおさないといけないなと感じると同時に
彼らより立ち回りの経験を多くしているということで
決めるポーズだけはしっかり決めていこうと思っています」

そして、石井さん
「声の大きさですね」

すかさず、橋本さんから
「でかいよ!ホントに!」とツッコミが。

「歌稽古してても声の大きさはハンパないんです。そこぐらいかなあ」

そんなことないですよ、すてきですよ、石井さん。

つづいて、さん。
「いやあ、2人には勝てないですよ~」

すかさず「全然、思ってないくせに」橋本さんのツッコミが。

「顔の濃さも勝てないですしね(笑)」

先輩2人に敬意を表するさん。

「この2人をフォローするのが僕じゃないかと思っていますので」
というコメントに対し、

「その時点で上からやろ。憧れてんのとちゃうんかい!」

またまた、橋本さんのツッコミが。

「こう見えても私、若いころ後楽園ゆうえんちで
地球の平和を守っておりまして…」

そうなんですよ、岸さんって激走戦隊カーレンジャーのレッドレーサーだったんですよね。

「この作品にはピッタリなんです。だから、僕はフェンシングだけじゃない
アクションになると思います」

続いて瀬奈さんに
「悪女ミレディの魅力について」の質問が

「悪いだけではなくて、本当に一途にアトスさんを思っていて」

そこでまた橋本さん(アトス役)が

「いいんですか。本当にアトスさんで」
と、うれしそうーなツッコミが。またまた大爆笑。

「はい」と流し、

「そういう女らしさが出せればと思っています」
と続ける瀬奈さん。

続いて、山口さんには敵役を演じることについての質問が。

「本当はこんなにチャーミングな人たちと、戯れていたかったのですが…。
皆さんのお話を聞いて、改めて“敵役って大変なんだな”と思っております」

ああ~。文字だと、あの山口さんの独特のおしゃべりのリズムや間が伝えきれないのがもどかしいっ!

続いての質問は、
「日本初演キャストとしての意気込みについて」

芳雄くんは

「試行錯誤があるのはわかっています。けれど、他の人と比べられないという
のもあるし、現状1位というのがあるので、そこは自信を持って演じたいと
思います」

橋本さんは

「やったもん勝ちかなというのはありますよね。けれど、大きな作品を残すのは
それなりに苦労があると思いますが、それを乗り越えたからこそパイオニアと
言われるようになると思うので」

そこに芳雄くんが
「パイオニアを目指されているんですか?」

と聞くと

「もちろん!!!!!!!」(キッパリ)

“プロフェッショナル 仕事の流儀”のナレーションの時くらいのいい声で。
頼もしいです。橋本さん。

石井さんは

「初演のキャストはやはり七転八倒するものなんですが。
このような大きな作品ですが、みんな和気あいあいとしていて、祐一郎さん以外は…」

場内、大爆笑。
そこで、スローモーションのように、少しずつ少しずつ椅子から
のけぞって倒れていく
山口さん

再び、大爆笑。

「あ、うそですけど。」と、石井さん。

まだ稽古に入って間もないのにこのチームワークの良さ。
いろいろ会見を見ていますが、めったにないことです。
日本初演が逆に良いプレッシャーになっているって感じます!

続いてさん。

「原作のファンも根強くいらっしゃるといるので、僕なんか
ポルトスは、もはや見た目が違うというか、あと10kg20kg
体重を増やさないとダメなんですが、その辺をどう、自分なりに
変えていけるか。皆さんのイメージを保ちながら、らしさを出すかを
考えていきたいと思います」

瀬奈さんは

「今、現在私しかいない、というのはすごく幸せなことだと思っています。
宝塚退団からずっとWキャストが続いていて、シングルでやらせて
いただくのもすごくうれしいことだと思っています」

そうでしたね、エリザベート、アンナ・カレーニナと宝塚の先輩とWキャストが続いていましたね。

山口さんは

「皆さんの話を聞いて、オリジナルキャストであるとか、初演の大きな作品のキャストであるとか…。
幾度もこうしてマイクを持って、皆さんの前で“頑張ります”という話をしてきたことを思い出しています

そうですよね、山口さんは日本初演をいくつも経験してこられているのですよね。

「枢機卿にしてはちょっと小心者なんですが…」

でも、これが舞台になるときっと意地悪で狡猾な枢機卿に大変身するのでしょう。

そして、三銃士の3人のフェンシング特訓の話しに。
芳雄くんはまだ参加していないらしいのですが、チャンバラとフェンシング、
まったく違うし、日本の刀と違う、剣にしなりがあったりで、
かなり扱いに苦労しているようですが、その中、石井さんだけは、
「ゾロ ザ・ミュージカル」でなんと、フェンシングを魅せる役を演じたそうで、ちょっと余裕と思いきや、三銃士のフェンシングはさらにさらに上のレベルを要求されているそうで、

「ゼロに戻った気持ちで頑張ります」

なのだそう。フェンシングシーンは見どころに決定ですね

意外なことに現時点で一番うまいのが瀬奈さん。」
三銃士がへろへろになっているのを横目に、さっさと着替えて
「お疲れ様でした~」とさっそうと帰っていくのだそう。

ベルばらなどで少し経験があるだけ、といいつつ

「ちょっと楽しいです♪」

とニッコリ。

そこで山口さんから

「どんどん、殺陣のできがよくなると、フェンシングの剣の先が折れて客席の一番奥まで飛びますから」

という発言が。
しばし、飛んで来る剣の先問題で盛り上がる!

「気をつけろって、どうしたらいいですかね?」

という橋本さんに

「でも剣の先は丸くなっていますから(ニッコリ)。
そうですね…、レミゼで飛んでくるお花だと思っていただけたら」

という山口さんに

「えっ!だいぶ違うでしょ!」橋本さん。

「もし、あたった場合、もれなく何かがついてくる、とかいうのはないですかね!」

とだんだん盛り上がる出演者一同。
特に、ダルタニャンと三銃士。

場内、大拍手!!!

まあ、そんなことはめったにあることではないのでしょうが…。

息ぴったり、盛り上がりまくる会見ですが、そろそろ終わりに近づいてきました。

ダルタニャンと三銃士の歌「ひとりは皆のために」。

「ひとりでは乗り越えられないことも、みんなでならば乗り越えられる。
絆を大切にして、という歌ですね」

という曲ですという橋本さんからのお話の後、歌披露。

BUTAKOME

大爆笑続きの会見のトークとはまったく別の人のように、
いえ、本来の皆さんに戻られて!
素晴らしいハーモニーを聞かせてくれました。

♪ひとりひとり皆のために
皆はひとりのために

とても力強いナンバーで、心揺さぶる歌詞に感動しました。

今の日本に一番必要で、一番大切にしたい言葉
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」

きっと、見る人の心に勇気とパワーを与えてくれると思います。
大きな大きなあったかい拍手に包まれ、会見は終了しました。
今だからこそ見たいミュージカル「三銃士」。
チケットファンでチケットは絶賛発売中ですー。

会見後、囲み取材は舞台の上で。

BUTAKOME

そうなのです、井上芳雄くんも
「レミゼの舞台に立ててうれしかった」
と、歌披露のときにセットのマンホールのふたを開けたり
していましたが、私もレミゼの舞台に立てて嬉しかったです!!

BUTAKOME
※『レ・ミゼラブル』のマンホールのふたです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

BUTAKOME

「三銃士」
公演期間 :7月17日(日)~8月26日(金)
劇   場 :帝国劇場

       ※公式HPはコチラから

チケットファンでは
S席1万2500円→1万1800円で発売中!!
※チケットファンでの発売は6月15日まで。

※画像およびテキストの転載を禁止します。

バックナンバー