新型コロナウイルスの感染拡大に乗じ、国の「緊急雇用安定助成金」をだまし取ろうとしたとして、岡山地検倉敷支部は10日、詐欺未遂罪で大阪府岸和田市、会社員安炳均(38)と岡山市南区、無職明石祐其(29)の両容疑者を起訴した。
起訴状などによると、両被告は6月に2回、明石被告の知人の事業所が新型コロナの影響で売り上げが減り、雇用保険の未加入者も雇っていると、助成金の受給要件を満たすよう装ったうその申請書類を岡山労働局に提出し、計1324万4700円を詐取しようとしたとしている。
岡山県警によると、知人が7月に自首して発覚。同助成金の詐取に絡む摘発は全国初という。
起訴状などによると、両被告は6月に2回、明石被告の知人の事業所が新型コロナの影響で売り上げが減り、雇用保険の未加入者も雇っていると、助成金の受給要件を満たすよう装ったうその申請書類を岡山労働局に提出し、計1324万4700円を詐取しようとしたとしている。
岡山県警によると、知人が7月に自首して発覚。同助成金の詐取に絡む摘発は全国初という。
(2020年11月10日 22時27分 更新)