沖縄県警特別捜査本部は13日、新型コロナウイルスの影響で経済的打撃を受けた個人事業主らを対象に国が支給する持続化給付金100万円をだまし取ったとして、沖縄タイムス社の元社員の男(45)を詐欺の疑いで逮捕した。持続化給付金の不正受給を巡っては、各地で逮捕者が相次いでいるが、沖縄での摘発は初めて。
タイムス社は10月8日付けで元社員の男を懲戒解雇処分としている。同社の聞き取りなどでは、元社員の男は給付金申請書類の中で職業欄に「フリマ雑貨」と噓を記載し、申請したことを認めた。
県警は9月、不正受給に関与した人物が複数いるとの情報をつかみ、那覇市内の税理士事務所など複数の関係先を家宅捜索。沖縄署に100人規模の特別捜査本部を設置して捜査を進めていた。県警はタイムス社元社員以外にも関与した人物がいるとみて、引き続き捜査を続ける方針。
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