東京の弁護士が、弁護士資格がないコンサルティング会社代表の男から、仕事のあっせんを受けた疑いで逮捕された。

東京・文京区の法律事務所の弁護士・鈴木格容疑者(74)は、2019年、コンサルティング会社代表の男(40代)から、債権の回収などの仕事についてあっせんを受けた弁護士法違反の疑いが持たれている。

弁護士法は、弁護士資格を持たない者から仕事のあっせんを受けることを禁じている。

鈴木容疑者は、およそ30件の業務であわせて300万円以上の報酬を受け取ったとみられている。

警視庁が弁護士法違反で弁護士を逮捕するのは20年ぶり。