さいたま市は、新型コロナウイルスとインフルエンザの流行に備えて、市立病院の旧病棟に発熱外来を設置すると発表した。これまで新病棟で実施していた発熱患者の検体採取と診療の一部を実施する。他の一般患者との動線を分け、感染リスクを下げる。
旧病棟の西病棟1階の一部を活用する。20日ごろからの運用開始を目指し、インフルエンザの流行が収束する時期まで開設する予定だ。電子カルテの配線費用など整備費用は約330万円必要だと想定している。受診は事前予約制とする。
旧病棟は12月末に新病棟へ機能が移り8月に解体される予定だったが、新型コロナの感染対策として活用できないか検討していた。