「捨てても、意外と死なないよ?」

「自分に必要な人は会って5分でわかる。9割捨てていい」カマたくが語る“人生の断捨離”

ライフスタイル
頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』。

今年、そんなタイトルの書籍が発売されました。

著者は、新宿・歌舞伎町のゲイバー「CRAZE」で働くカマたくさん。

「生活していてイラっとしたこと」を投稿した動画が日々SNSでバズを巻き起こし、現在Twitterフォロワーは119万人を超えています。
SNSで見かけたことがある人も多いのでは
暗いニュースがつづき、何かと気持ちが塞ぎこんでしまいがちな2020年。頑張りすぎない、考えすぎない。カマたくさんの「ざっくり生きてこ」なマインドが、今こそ必要なのでは…!

そんな思いで今回新R25は、カマたくさんに「思い詰めないために必要なマインド」を伺いました。

〈聞き手=サノトモキ〉
【カマたく】TwitterにUPする、日常を絶妙に切り取ったキレのいい動画が大評判&大拡散されフォロワーが119万人以上。新宿・歌舞伎町のBAR「CRAZE」で働く

落ち込みやすい人ほど、自己評価が“高い”!?

サノ

サノ

カマたくさんは書籍で、「私って普段から悩むこともないし、人の目なんて気にならないし、好き放題なのよ」と書かれてますよね。

そう思えるようになりたいんですが…本当に思い詰めてしまうこととかないんですか?
カマたくさん

カマたくさん

オモ、オモイツメル…?

え…?
言葉は知ってるでしょ
カマたくさん

カマたくさん

私、失敗しても「失敗したな~」「嫌われたな~」で終わりなんですよね。

傷つく理由がわかんない。なんで傷つくんですか?
サノ

サノ

え、ええー…?

だって、そりゃできれば失敗したくないし、嫌われたくもないですし。
カマたくさん

カマたくさん

ああ~、なんかみんな、自己評価すごい高いですよね。

「自分はできるはずだ」って思ってるんですよ。それが逆にすごいと思っちゃう。
どういうことですか…?
カマたくさん

カマたくさん

私はもともと自分に期待してないから、失敗しようが人に嫌われようが「まあ、そうっすよね」としか思わないんですよ。

凹まない私を見て「自己肯定感すごい高いよね~」って言う人がいるんですけど、「いやオメーのほうがたけーんじゃね?」っていつも思ってます。

本当に自己評価が低い人間からすれば、「なんでうまくいく前提で世界を見てるんだろう」って感じなんで。
サノ

サノ

なるほど…「落ち込みやすい人ほど自己評価が高い」のか。

たしかにこれは真理かも。
カマたくさん

カマたくさん

私は、「うまくできたらラッキー」くらい。今の状況もラッキーだと思ってるので。いえーい!

フハハハハハ。

「人間関係、9割は捨ててます」“自分の世界にいらないもの”を断捨離せよ

カマたくさん

カマたくさん

まあみんな、捨てられないんでしょうね。悩みも可能性もプライドも。

断捨離ができずに悩んでるんだなって、すごく思います。

楽ですよ、「自分の世界に要らないもの」を断捨離すると。
カマたくさん

カマたくさん

私、幼稚園のころからお母さんにとにかく「あんたの人生なんだから、自分で決めなさい」って言われてきたんですよ。

だから、子どもなりに「やる」「やらない」を全部自分で判断してきたんですね。

それをずっと繰り返してきたから、今の私は「自分の人生においていらないもの」のラインが明確になってるんですよ。
サノ

サノ

「自分の人生においていらないもの」か…

カマたくさんは、どういう基準で線引きをしているんですか?
カマたくさん

カマたくさん

楽になるかどうか」ですね。

とにかく疲れたくないんですよ。楽に生きたい。「楽になる」ためなら、捨てられるものは全部捨てます。

楽になれなそうなものは、私にとっては全部“ゴミ”
サノ

サノ

たとえばどんなものを捨てるんですか?

たとえば、“人間関係”9割は捨てますね

これ言うとひどいと思われるかもしれないけど、「この人、私の人生にいらないな」って思ったりします(笑)。

この人といたらストレスになりそうとか、楽しくなさそうとか…会って5分以内にはだいたい決まります。
サノ

サノ

えっ…じゃあもう手遅れじゃないすか僕…
カマたくさん

カマたくさん

え?

ああ! あっはっはっはっはっは!
めっちゃ笑ってるけど否定もしないカマたくさん
カマたくさん

カマたくさん

あと、新しい仕事とかもほぼ受けないです。
サノ

サノ

でも、捨てれば捨てるほど、可能性を捨てちゃうことにもなりません?

チャンスを減らしてるんじゃないかって不安になりそうなんですけど…

わざわざゴミの山から可能性探す意味、あります

「楽しそうだなー」と思えるものから探していけばいいと思うんですよね。

私のキャリア、全部それですから。言われて「面白そ~」と思ったことだけやってきて、今です。
サノ

サノ

なるほど…!

ただ人間関係や仕事を捨てるのは、それなりに経験値が必要かも…。断捨離初心者は、どこから手をつければいいですかね?
カマたくさん

カマたくさん

うーん…「時間軸」で考えて悩みを捨てていくのはオススメかも。
「時間軸」で悩みを捨てる?
カマたくさん

カマたくさん

悩んでるだいたいのことって、今すぐは解決しないことが多いじゃないですか。

でもみんな頭よすぎて、「明日になんなきゃわかんないこと」まで悩んでるんですよ。

もうテスト終わってんのに「ああ~明日テスト結果返ってるのマジ不安~~」みたいな
サノ

サノ

例えがめっちゃJKですけど、よくわかります
カマたくさん

カマたくさん

考えても何もできないことに悩んじゃってるんですよね。

9割くらいは、そのときにならなきゃわかんない問題ばっかり。起こるかもわからないことを、心配しすぎ、妄想しすぎ。時間を無駄にしちゃってる。

私はそんなヒマないよ?

「必要に迫られるまでは逃げればいいけど、逃げた結果は引き受けなきゃダメ」

サノ

サノ

他にも、悩んじゃいがちな人の特徴ってあるんでしょうか?
カマたくさん

カマたくさん

プライドを捨てられない人」でしょうね。

悩み相談とかよくされますけど、「アンタ、本気で悩み解決するつもりないでしょ?」って思っちゃいます。

悩みつづけちゃう人の99%はこれ。
サノ

サノ

本気で悩みを解決するつもりがない?
カマたくさん

カマたくさん

たとえば、「お金がなくて困ってる」って相談に「じゃあ○○で働けば?」と答えると、ほとんどの場合「いやそれは…」って返ってくるんですよ。

いざ具体的な解決策を提示しても、問題の解決よりプライドを優先して行動しない人がすごく多い。

言ってることとやってることが全然違うんですよね~。ほとんどの人はプライド捨ててまで解決したいと思ってないんですよ。
「あんたの悩みが解決しないのは、お金じゃなくて“プライド”の問題。気づいてる?」
サノ

サノ

でもたしかに、そうなっちゃってること自分もけっこうあるかも…
カマたくさん

カマたくさん

ただまあ、プライド守って生きていられるうちは、そのままプライドを守ってればいいと思いますよ?

働いてなくてもニートでも、それで暮らせてるならまわりに何を言われようと気にしなくていいと思う。

親が面倒見てくれてるとかね。
サノ

サノ

それでいいんでしょうか。

それだといつまでも問題を解決できない気が…
カマたくさん

カマたくさん

親に愛想つかされて家追い出されて稼がなきゃ生きていけない状況になったら、どうせ働きだすんで。

それまでは自分を待ってあげればいいですよ。そういう逃げ道も大事。

ただ、その結果50歳で家を追い出されたときに、「こんな年齢じゃ仕事見つからない」とか言い訳するのは、マジでなし
眼力よ
カマたくさん

カマたくさん

まわりには何言われても気にしなくていいですけど…

自分が選んだ結果に対して自分でブツクサ文句を言うことだけは、私も絶対しないようにしてるんですよね。

私も会社員やめてSNSやる道を選びましたけど、いざダメになったとしても言い訳は絶対したくない。自分で選んだんだから。
サノ

サノ

自分でプライド守ることを選んだなら、その結果は文句を言わずに受け止めろと。
カマたくさん

カマたくさん

そう。「じゃあ、こっからどうする?」を、自分自身で責任持って考えていく。

本気でプライドさえ捨てれば、選択肢はいくらでもあるんですよ。50歳からコンビニ店員はイヤだとか、ちゃんとした企業に入りたいとか言ってちゃダメ。

その結果を引き受ける覚悟がないなら、今のうちにプライド捨てたほうがいいでしょうね。

「まあ、どんだけ言っても結局あんたの人生だからね」

サノ

サノ

今日はありがとうございました!

もう20代後半になっちゃいましたけど、断捨離できる人間になれるように頑張ります。
カマたくさん

カマたくさん

全然いけますよ。年齢とかマジで関係ないんで。
「ひよこ仕分けるみたいなもんですよ。新人のころは時間かかるけど、ベテランになればもはや直感」
カマたくさん

カマたくさん

ただまあ、結局は「お前の人生だからお前が決めな?」っていう話ですね。

ぶっちゃけ他人が何を言おうと、最終的に決めるのは自分。気づくのも自分なので。

助言はできても、助けることはできない。「結局あんたが決めるからね~、言うには言うけど、最後は知らんよ」っていつも言ってます。
サノ

サノ

これもまた真理だ。
カマたくさん

カマたくさん

でも、自分に合いそうだな~と思った人は、一回やってみたらいいんじゃないですかね。

動画に来るコメントとか見ても、「そんなことで悩むの?」みたいなことがいっぱいあるので…「そんな世界で生きてたらそりゃあしんどいわあ」って(笑)。

大丈夫、大丈夫。断捨離しても、意外と死なないよ
『ここで頑張れなかったら人生終わっちゃう』なんて、思わなくていいのにね。意外と“逃げ方”を知らないだけってこともあると思うから

取材後、そんなふうに話していたカマたくさん。

逃げちゃいけない。頑張らなくちゃいけない

ときにはそんな思い込みも断捨離して、立ち止まってみることも大切なのかもしれません。
そして心が休まったら、結果を背負って、また歩き出す。

疲れちゃったらそんなふうに、ざっくり生きてこ。

〈取材・文=サノトモキ(@mlby.sns)/編集=天野俊吉(@amanop)/撮影=中澤真央(@_maonakazawa_)〉

カマたくさんの書籍『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』が絶賛発売中!

頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ

頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ

仕事の話、恋愛の話、人間関係の話…

僕たちがついつい思い詰めてしまいがちなテーマを題材に、カマたくさんが好き放題「ざっくりな生き方」をつづった初エッセイ。

断捨離のヒントもたくさん詰まったこの一冊の「はじめに」から、1フレーズ抜粋して結びとさせていただきます。

特にみんなに伝えたいことってないの。みんなに好きに生きたら?って思ってる。じゃあ本なんか出すなって? 出版のオファーを受けた私が一番驚いてるわよ‼

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飲食店必見!集客を加速するためには?

「聞き上手にならなくていい」ミッツ・マングローブに聞く“集客につながるコミュニケーション術”

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株式会社インフォマート

仕事
新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な打撃を受けている飲食業界。

今回は、飲食業界を元気にしていきたいという想いで「BtoBプラットフォーム 受発注」を運営するインフォマートさんとのコラボ企画として、「集客につながるコミュニケーション術」というテーマで記事をお届けします。

お話を伺ったのは、このお方。
【ミッツ・マングローブ】幼少期をロンドンで過ごす。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、英国ウェストミンスター大学コマーシャルミュージック学科へ留学し、商業音楽全般を学ぶ。2009年頃からテレビでも活躍。2011年3月「若いってすばらしい」で歌手デビュー。現在、三人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして活動中。星屑スキャットOfficai Site
実は数年前まで、バー「来夢来人」でママとしてお店に立っていたというミッツ・マングローブさん。

テレビでの切れ味するどいコメントからも、コミュニケーションは得意分野かと思っていたのですが…

〈聞き手=宮内麻希(新R25編集部)〉

「私、人と話すのが苦手なのよ」

ミッツさん

ミッツさん

最初に伝えておきたいんですけど…みんな、ゲイバーにいるような人たちって声枯らしながらマシンガントークすると思ってるでしょう?
宮内

宮内

なんとなくそんなイメージがありますね。
ミッツさん

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でも私、人と話すのが苦手なのよ

だからIKKOさんがうらやましいの。なにを話しかけられても「どんだけ~!」って返せば盛り上がるでしょ?
街で話しかけられたとき用に、短めの「どんだけっ」があるらしいです
ミッツさん

ミッツさん

プライベートで話す友だちも、数人くらい。

私がほとんど話さないでずっと話を聞いてるもんだから、こじるり(小島瑠璃子)からは「おじいちゃん」って呼ばれてるんですよ。
宮内

宮内

お、おじいちゃん…

今日は「集客につながるコミュニケーション術」というテーマでお話を伺おうとしていたんですけど…
ミッツさん

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だから、私がお話しできるのは「コミュニケーション術」というより「コミュニケーションが苦手な人がうまく見せるためのテクニック」かもしれません。

“もう一度来たい”と思わせるには「腹八分目」で帰すこと

ミッツさん

ミッツさん

私の経験上、お客さんは100%満足した状態で帰さないほうがリピート率が上がる。

これを、腹八分目戦略って呼んでるんですけど
宮内

宮内

なぜですか? 満足度が高いほうがよさそうですけど…
ミッツさん

ミッツさん

たとえば、バーのお客さんが「AかBかどっちがいいか悩んでる」と相談してきたら、なんて答えますか?
宮内

宮内

私なら…自分の経験を踏まえてAかB、どちらの選択肢をとるかを熱弁します!
ミッツさん

ミッツさん

それだと1回きりになっちゃうわね。

理解は示すんだけど、100%の答えを与えちゃだめなのよ。「もう少しアドバイスしてほしい」「もっと聞きたかった」と思わせないと。
宮内

宮内

ミッツさんならどうするんですか?
ミッツさん

ミッツさん

私ならそうね…悩んでる女子は、泣かせて帰す。男性は、“少し喜ばせて”帰す。そうするとまた来てくれます。
宮内

宮内

あ~、わかる気がします。
ミッツさん

ミッツさん

あ、今の返しもだめね
0点の回答を連発してしまいました…なんで…?
ミッツさん

ミッツさん

「わかる~」って手っ取り早い言葉なんですけど、だいたいはとっさの反応として使ってませんか?

その“とっさ感”が相手に伝わっちゃうので、「ちゃんと聞いてもらってる」感じがしないんです。

「聞き上手」になれなくていいから、「聞いてるフリ上手」にならないと
宮内

宮内

でも…「聞いてるフリ」ってバレません?
ミッツさん

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口数は少なくして、“あなたのことを理解してる”と思わせます。

聞いてるフリをするときは、じっと相手の目を見て、キリのいいタイミングで深くうなずく。

私は話すのが苦手だから、ずっとこの方法で乗り切ってきましたね。

「その人がどんな1日を過ごしてきたか」を想像することが大事

ミッツさん

ミッツさん

なにより大事なのは、お客さんがお店に来るまでどんな1日を過ごしてきたか汲み取る想像力。

たとえば、秋から冬にかけて急に寒くなった日は多くの女性が外出するんです。どうしてかわかりますか?
宮内

宮内

え~…。なんだろう…
ミッツさん

ミッツさん

朝家を出る時に「今日は冷えますよ」って言われたら、いつもとは違うものを持っていきませんか?
宮内

宮内

…あ! コートですか?
ミッツさん

ミッツさん

そう。その年初めてコートを着る日、女性は外へ出たがるんですよ

特におろしたてのコートを着てる日なんてルンルンじゃない。髪も化粧もしっかりして、ちょっと寄り道したい気分になってるんです。

ここまで考えて、そういう日はいつもより多めにハンガーを用意しておくんです。
ミッツさん

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帰り際はお客さん一人ひとりにコートを着せて、「ありがとうございました」と丁寧に見送る。それだけで「いい日だった」って思えるじゃない。

逆に、ハンガーが足りなかった、かけ方が雑だったとかでお店の印象が悪くなってしまうこともあります。

だから天気をみて、その日のおもてなしを考えるのは毎日やってました。お客さんの細かい心理を想像できるかどうかで、数字って如実に変わるんです
宮内

宮内

たしかに。そんな細かいところまで気を配っていたんですね。
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バーのマスターって最初に「今日は飲んできたんですか?」「何軒目ですか?」って聞くでしょ。あれは、1軒目か2軒目かで、すすめるお酒や話しかける内容を変えるためなんです。

その人がここに来るまでにどんな時間を過ごしてきたのかを考えることって、コミュニケーション力でありマーケティング力なんですよね。

「人が人と向き合う時間を増やすために」取り入れるべきツールとは?

ミッツさん

ミッツさん

とはいえ、飲食店の業務って接客だけじゃなくて、それ以外もけっこう大変なんです。

私が20代のころに(新宿)二丁目でアルバイトをしていたときは、次の日のお酒を発注するために、明け方クタクタになりながら酒屋に電話をして、晴れの予報だったらビールを多めに発注したりね…
宮内

宮内

ミッツさんも発注作業をしていたんですね…
ミッツさん

ミッツさん

当時は電話やFAXがやるのがメインで、クタクタのなかFAX用紙を1枚ずつ作業したこともありました。あれは地味に面倒ですよね

もちろんそれも大切な仕事なんですけど、もっとお店やお客さんのことを考えなくちゃいけないとも思ってたんです。だから裏側の仕事は手間に感じていましたね…
宮内

宮内

まさに、そういった飲食店の裏側の業務を一括管理できるようにしたサービスが、本日ミッツさんに紹介したい「BtoBプラットフォーム 受発注」です。外食産業のスタンダードになっている仕組みなんですよ!
ミッツさん

ミッツさん

へえ~。今ってこんなサービスがあるんですか。
宮内

宮内

食材やお酒を発注したり、請求書を受け取って帳簿をつけたり、電話やファックスで行っていた発注業務を、パソコンやスマートフォンからすべて一括管理することができるようになります。

発注業務のムダがなくなることで、飲食店が本来注力すべき“おもてなし”に集中できるようになるというわけです。
ミッツさん

ミッツさん

いいですね。こういうサービスをうまく活用して、マニュアルではなく一人ひとりに合わせた接客を考える時間をつくることが大事ですね。
宮内

宮内

まさに、“人間こそがやるべき仕事”にしっかりと時間を使えるようにして、飲食業界を盛り上げていきたいというのが「BtoBプラットフォーム 受発注」の根底にある想いなんです。
ミッツさん

ミッツさん

いま、飲食業界は大変な時期ですよね。私「ポジティブに笑顔で頑張ればなんとかなる」みたいな精神論って嫌いだったんです。

でも、外出自粛期間中に近所のお店が、スタッフ同士とにかく明るく、テイクアウトでもなんでもできることからやっているのをみて、効率化できるところはシステムで効率化しつつ、お客さんやお店のこと、スタッフ同士の活気などアナログな部分も考えていくことが大切だと思いましたね。
ミッツさん

ミッツさん

「希望を持って」なんて私の口からは軽々しく言えないけど、あまり無理はせず、はやく以前のような活気が戻ってくるといいなと思ってます。
心地よいコミュニケーションとは、その場の会話がすべてだと思っていましたが、実はその前の準備も同じくらい大切だと気がついた今回の取材。

本記事でも紹介した「BtoBプラットフォーム 受発注」は発注業務はもちろん、売り上げやレシピ管理も一括して行うことができます。
「BtoBプラットフォーム 受発注」を活用しながら、それぞれのお店、人にあわせて、“準備したおもてなし”を考えられるようになるといいのかもしれません。
株式会社インフォマートが運営する、食ビジネスのポータルサイト「フーズチャネル」のTwitterはこちらから
〈取材・文=宮内麻希(@haribo1126)/編集=天野俊吉(@amanop)/撮影=長谷英史(@hasehidephoto)〉
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