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バー経営の男が学生に不正指南か…“大学生が店経営”給付金100万円詐取容疑で逮捕
更新:2020/11/12 11:56
新型コロナウイルスの影響で収入が減った事業者に国から給付される「持続化給付金」を、“大学生を飲食店の経営者”と偽ってだまし取ったとして、大阪でバーを経営する男ら5人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、韓国籍で大阪市生野区でバーを経営する金宏晃容疑者(24)と20歳の男子大学生ら合わせて5人です。警察によりますと、金容疑者らは今年6月、大学生が飲食店を経営しているというウソの申請を行い、国の持続化給付金100万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は金容疑者らの認否を明らかにしていませんが、金容疑者が自分のバーなどに大学生らを集めて不正な申請を指南していたとみて調べています。
大阪府警には、持続化給付金の不正受給を巡る相談や情報提供が、11月11日までに279件寄せられているということです。