ここまで追われる恋、頭ではなく心でした恋は初めてでした
- 公開日:2018年05月08日
- 最終更新日:2018年05月08日
私は29歳の時、私は婚活している婚活女子でした。普通の一般の事務職をしている普通の女子で、普段の生活では出会いがなくこのままだと結婚なんて夢の又夢になってしまう、そういう思いから婚活をしていました。両親も結婚してほしいという気持ちが凄くありその期待にもこたえたかったのです。そんな時、34歳の公務員の男性と婚活サイトで出会いました。収入も仕事も安定していて両親には凄く気に入られそうって感じました。私も最初はこの人いいかもって思っていましたが、何度か会ううちに彼の他人を下に見るという部分がに気になりました。決して私をばかりにするようなことは言いませんが、他の人に優しくできない人はどうなんだろう、でもこの人と結婚しないともう二度と結婚できないかもって思っていました。
その公務員の男性からは結婚前提の付き合いを申し込まれていて悩んでいました。
そんな時に同じ趣味の人が集まるオフ会にたまたま友人と参加しました。そういうのでみんなで楽しんでモヤモヤした気持ちを晴らそうってことで友人が連れてきてくれたのです。私はこういう場所って男女の出会いが目的じゃないからいいなって思えて凄く楽しめました。みんな初対面でも優しくしてくれて同じ好きなものの話でこんなに盛り上がれたこともなかったので私にとって貴重な場所だなって思えました。
そのオフ会の飲み会の時に、その前のカラオケで少し見かけた男性が私の前に座りました。その彼は凄く見た目がかっこいいなでもチャラそうって印象だった34歳の男性でした。その人は口数は多くはないけど少しずつ私に話しかけてくれて、初参加の私に気を使ってくれている感じがしました。優しい人だなって少しは思えてでもそのくらいの印象でした。彼は飲食店のマネージャーをしているってことでいろんなお客さんの話とか職場の話も交えながら話してくれました。
そして会が終わってから、その彼からラインが来ていました。交換した覚えはなかったけれどグループのところから私を見つけてラインをしてくれたようでした。彼は凄く私のことをほめてくれて可愛いと言ってくれました。そんなこと簡単に言う時点で軽いなって思っていましたが、純粋にうれしいという気持ちもありました。私も彼のことをかっこいいし優しい人でしたみたいな感じで言うと彼も喜んでくれて、すごくまた会いたいとか言ってきました。
でもやっぱり私の今までの経験上、そういうのを簡単に言う人って遊び人が多かったりするしこの人は恋愛対象としては危険ではって思っていて、でも趣味友のグループの人としては凄くいい人なので一定の距離間で関わっていました。でも彼は毎日仕事が忙しいのにラインをくれて、私は寂しがりやな性格もあってそれがすごく嬉しかったです。何気なく食べたものとか今日も会いたいなとか言われるたびに、この人かるいって思う反面本気だったらすごく嬉しいのになって思うようになっていきました。そのうちその彼に恋愛相談とかもしたり、彼の過去の話も聞いたりする仲になりました。私の話を夜遅くまで電話で聞いてくれて、絶対に彼のほうから電話を切らないくらいずっと聞いてくれて話をしてくれました。でもそんな優しい彼に、私が微妙に好きじゃないかもしれない人と結婚するかもって話をしたとき、彼は凄く怒りました。
なんで自分の幸せのためじゃなくて親のために結婚すんのって、私も感じていたけれど気づかないふりをしていた核心をついてきました。その時彼は俺じゃなくてもいいから幸せになってよって言ってくれて私のしようとしていた結婚が間違いだったんだって気づきました。親も大事だけど自分の娘が後々苦労しそうなのわかったら絶対に止めるよって言われて涙があふれました。
普段優しくて簡単に好きとか可愛いとか言ってくるのにこんな一面もあるんだって少し彼を見直しました。私は正直少女漫画みたいな恋愛、セリフとかが好きでそういうのに憧れがありましたが、そんなこと実際にはいないしないってわかってはいました。
でも彼はロマンチックなセリフとかも恥ずかしさなくいってくれたり、一生そばにいさせてほしいとか絶対にウエディングドレス似合うから俺にだけ見せてほしいとか恥ずかしいことをたくさん言ってくれました。そんな彼にどんどん惹かれてはいきましたが、やっぱり恋愛に対して臆病で彼との距離を詰めることができませんでした。
でもそんなことを数か月続けていると彼が急に、もうこの関係が辛いって消えてなくなりたいって急にラインで言ってきました。普段すごく明るくてポジティブで私を引き上げてくれていた彼がそんなこと言うなんてこれは異常事態だって思えてすぐに彼に電話して会うことにしました。もう消えたいなんて言わないでって言いながら彼と駅のホームで待ち合わせました。彼は涙を少し浮かべながら座っていてそんな彼を遠くから見て、私が今度はこの人を守ってあげたいって思えて自然に座っている彼を抱きしめて、今までいってくれた返事するね、私でよければって伝えました。彼は凄く驚いていたけれどすぐに抱きしめ返してくれて、一生大事にするからずっと一緒にいようって言ってくれてその日に付き合うことにしました。出会ってから半年以上待たせてしまいましたが考えすぎる私が初めて心が赴くままに動いた恋愛でした。
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