こんにちは、SAKETIMES編集部、最年少酒匠の山口奈緒子です。
みなさん、「鬼ころし」という日本酒ご存じですか?
そう聞くと、スーパーやコンビニに売っている紙パックの鬼ころしを想像するかも知れません。
、、、それだけだと思っていませんか?
実は「鬼ころし」と名のつく日本酒は日本各地さまざまな酒蔵から発売されているのです。
そもそも鬼ころしの由来とは、「鬼のように頑強な男でも酔い潰れてしまう」ぐらいに混ぜ物のない旨いお酒だ、という意味でつけられました。それがいつの時代からか「鬼を殺すくらい辛口のお酒」という印象が強くなってしまったのです。
そんな由来を持つ「鬼ころし」、例えばどのような酒蔵から発売されているのでしょうか?
今回は鬼ころしを5つ紹介します!
1. 清洲桜醸造(愛知)
パック酒のイメージが強い鬼ころしですが、このストローで飲むタイプは馴染みがあるのではないでしょうか?
2. 老田酒造店(岐阜)
老田酒造店の鬼ころしは「人の心に宿る鬼を退治していただけるよう願って」お酒を造っているそうですよ。
3. 北雪酒造(新潟)
辛口を極めた大辛口です。佐渡の鬼もこのお酒で酔い潰れたのでしょうか、、、
4. 国稀酒造(北海道)
国稀を代表するお酒です。すっきりとした口当たりと香りの高さが特徴的な超辛口です。
5. 北川本家(京都)
赤いラベルが印象的な北川本家の鬼ころしです。冷や〜燗、どの温度で飲んでもおいしく飲める定番酒です。
以上です!
「鬼ころし」という名前にはきちんと由来があり、また同じ名前でもたくさんの種類があるのですね!
もしかしたら、あなたの住んでいる地域にも「鬼ころし」と名のつく日本酒が存在するかもしれませんよ。
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