LINE

違反投稿への対応

日本語
2019年 1-6月

LINEでは、安心安全に利用いただける健全なプラットフォームを提供するため、利用規約や法令に違反した投稿を非表示にしています。このレポートでは、該当期間における非表示化の対応結果についてご説明します。

1. LINEサービスにおける違反投稿への対応

コミュニケーションアプリ「LINE」のタイムラインや「LINE LIVE」「LINE マンガ」などのサービスで利用規約や法令に違反した投稿の有無に関して、当社では①監視システムによる機械的な確認と、②モニタリングチームによる人の目による確認の2段階で、規約や法令に反するコンテンツが当社プラットフォーム上で拡散されないように努めています。

まず、一部のLINEサービスで適用されている機械的なチェックでは、事前にシステムに登録している禁止用語やルールと照合し、規約や法令に反した投稿になっていないかを確認します。これに該当する場合には、投稿後即座に投稿が自動で非表示にされる仕組みになっています。

次に、人の目によるチェックでは、機械的なチェックでは判断のつかなかったケースについて、事前に用意した判断基準や事例集と照合して規約や法令に反する投稿がないかを一件ずつ担当者が確認します。モニタリングチームがコミュニティ規約や法令に反すると判断した場合には、担当者がその投稿を非表示にします。

この半年間で非表示にした投稿の件数は以下の通りです。

① 機械的なチェックで非表示にした件数 14,952,750 件
② 人の目によるチェックで非表示にした件数 3,039,882 件
合計 17,992,632 件

また、人の目によって非表示にした件数の内訳は以下の通りです。

本レポートの対象サービス

  • LINE株式会社が各国で提供する以下のサービス
    • LINE タイムライン
    • LINE@(現LINE公式アカウント)
    • LINE LIVE
    • LINE マンガ
    • LINE占い
    • LINE Pasha
    • LINE Step
    • LINE BLOG
    • LINE デリマ
    • Wizball

なお、LINEの通常のトークについては、ユーザが通報機能などを用いて暗号化されていない状態の情報を当社にお送りいただかない限り、当社でトークの内容を確認することはできません。通報を受けたトークの対処状況に関してはこのレポートの対象外となります。

凡例

  • スパム行為 : ツールなどを用いて短期間に大量のスタンプやコメントを連投してサービスの利用を妨害する行為や、アダルトサイトや出会い系アプリへの登録を促す投稿など
  • わいせつ表現 : 児童ポルノに該当しうる投稿や、性行為/性器の露出画像など
  • 出会いを求める行為 : 積極的にわいせつ行為や交際を目的に繋がろうとする勧誘投稿など
  • 規約に反したアカウントの商用利用 : 偽ブランドサイトへの誘導、不適切な情報商材の販売など
  • 不快表現/迷惑行為 : 「死ね」「殺す」などの過度な連呼、死体の画像、ワンクリック詐欺やフィッシングサイトへの誘導など
  • 違法行為または助長する行為 : 差し迫った殺害や爆破などの予告や、違法薬物の取引につながる投稿、サービス上のアカウント/コイン/アバターなどのデータを現実の貨幣と交換を持ち掛ける行為など
  • その他:
    • 例1 : LINE IDや電話番号などの個人情報の掲載
    • 例2 : プレゼントキャンペーンなどを謳い友だち追加や個人情報の提供を促す行為(「有料のスタンプをプレゼント!欲しい人はコメント欄にLINE IDを書いてね。」など)
    • 例3 : 当社からの公式発言を詐称する投稿(「LINE運営者でございます。本日システム障害が発生致しました。みなさまには大変ご迷惑をおかけ致しましたお詫びとしてLINEポイント500を配布致します。」など)
    • 例4 : アプリやサービス固有の理由など(LINEマンガでのネタバレ投稿、LINE BLOGでブロガーに対する脅迫や悪質なストーカー行為と判断できる発言など)

引き続きサービスを安心安全に利用いただけるよう、当社では透明性を保ってプラットフォームを運営してまいります。

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