最終更新日:2020/10/16
Amazonは、世界を代表する大手通販サイトを運営している会社。
通販といえばAmazonを思い浮かべる方もいらっしゃいますよね。
Amazonの平均年収は全体で857万円となっており、比較的高めです。
本記事では、Amazonに転職しようと思っている人に向けて、年齢別・職種別など詳しい年収事情を解説します。
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1.Amazonの平均年収
Amazonの平均年収は857万円です。
平均月給は53万円〜71万円なので、平均年収の範囲は796万円〜918万円です。
しかしAmazonには様々な役職や職種があり、それぞれで年収額に変動が見られます。
では以下より、それぞれの年収額の詳細について解説していきます。
<Amazonは年棒制を採用>
Amazonは年俸制を採用しており、12等分した金額が月給として支払われています。
もちろん管理職などポジションが上になるほど、かなり高額な給与が支払われています。
職種によっては在宅勤務や、フレックス出社も可能です。
営業系の年収は656万円
営業系の平均年収は656万円で、400万円〜500万円が中央値です。
その中で年収額が多い人は700万円〜1,000万円になるので、平均だと656万円になります。
職種や求められるスキル
Amazonの営業系の職種は、セラーサービス、広告、ライフ&レジャーの部門があります。
Amazonならではの強みを生かすことで、企業やお客様のビジネス成長に貢献できるでしょう。
また、Amazonの営業系の職種では、3年以上の営業やコンサルティングの経験が求められる場合が多いです。
他にも、基本的なPCスキルや、小売業界やインターネット業界の経験があると重宝されます。
英語力は必須ではありませんが、英語力のある人は歓迎されます。
企画・事務・管理系の年収は680万円
企画・事務・管理系の平均年収は680万円です。
企画・事務・管理系の年収は、700万円を超える人も多いです。
職種や求められるスキル
Amazonでは、マーケットプレイス事業企画・在庫管理・法務事務などの職種があります。
マーケットプレイス事業企画では、5年以上の法務営業・マーケティング・コンサルティングの経験が必要です。
また、他の事務・管理系の職種では必要となる経験は特にありませんが、基本的なPCスキルや、仕事で新しい知識を吸収していく意欲などが求められます。
企画・事務・管理系の職種では、TOEIC700点以上の基本的な英語力が必要です。
クリエイティブ系の年収は525万円
クリエイティブ系の平均年収は525万円です。
クリエイティブディレクターやウェブプロデューサーなどのマネージャー職になると、年収900万円以上も可能です。
職種や求められるスキル
ウェブデザイナーやUX/UIデザイナーなどのクリエイティブ系では、Adobe PhotoshopやIllustratorを使った業務経験が必要です。
また、HTML/CSSやJavaScriptを使ったウェブサイト制作経験も求められます。
クリエイティブ系の職種の場合、英語力は必須ではありませんがTOEIC700点以上のレベルの人は歓迎されます。
IT系エンジニアの年収は742万円
IT系エンジニアの平均年収は742万円です。
ソフトウェアの開発などを担当するIT系エンジニアは、Amazonの中でも年収が高い職種です。
さらに以下のマネージャークラスになると、1,000万円以上の年収に達します。
- 運用管理者:1,000万円以上
- テクニカルプログラムマネージャー:1,080万円以上 など
職種や求められるスキル
IT系エンジニアとして働くには、JavaScript・CSSなどの知識や、プログラミング経験が必要です。
Linux環境での開発経験や、AWSなどのクラウドプラットフォームの知識なども求められます。
必要な英語力は、TOEIC800点以上のレベルです。
必要とされるスキルや経験は多いですが、Amazonが運営している総合オンラインストアの開発に携わることができます。
そのため、自分が開発した機能が生かされていると実感できるでしょう。
2.Amazonの年齢別平均年収
Amazonの平均年収は、年齢によっても違いがあります。
20代の年収は552万円
Amazonの20代の平均年収は約552万円です。
20代の若い世代でも年収が500万円を越えるので、他の業界と比べても高い年収と言えるでしょう。
30代の年収は665万円
Amazonの30代の平均年収は約665万円です。
Amazonでは、職種が細分化されており、中でもエンジニアやデザイナーなど専門性の高い職種では年収が高くなります。
20代から入社し働いていると、30代あたりから徐々に業務内容や年収額が人によって変化していくと予想されます。
40代の年収は847万円
Amazonの40代の平均年収は約847万円です。
Amazonでは中途採用も積極的に行っているので、専門的なスキルを持っている人は勤続年数が短くても高年収を見込めます。
40代からの中途入社でも、十分に高い年収を得られる可能性があります。
50代の年収は969万円
50代の平均年収は約969万円です。
年収が1,000万円を超える人も多く、Amazonではこの年代で最も年収が貰える年を迎えることになります。
60代の年収は807万円
Amazonの60代の平均年収は約807万円です。
Amazonで新卒から定年まで働いた場合の生涯年収は、推定36,851万円になります。
日本の平均生涯年収は17,845万円なので、Amazonでは約19,006万円ほど多いと予想できます。
3.【国内と海外別】Amazonの学歴別平均年収
Amazonには様々な職種があるので、中には学歴不問としている職種や、大卒で専門的な知識を求めている職種があります。
全体的には大卒の割合が高く、海外大学を卒業した人も採用しており、年収額にも違いが見られました。
では以下より、それぞれの違いについてご紹介します。
<Amazonの学歴別採用職種について>
お客様対応スタッフや物流、倉庫管理スタッフなどは学歴不問としている場合が多いです。
逆に他のエンジニアやデザイナーなどの職種の場合は、大卒で専門の課程を終了している人のみ採用している場合もあります。
職種によって平均年収には違いがあり、年収が多い職種では1,000万円を超える場合もあります。
国内大学卒の年収は600万円
Amazonでは、国内大学卒の人の平均年収は約600万円です。
業界内では高めの年収となっています。
また、新卒だけではなく、経験やスキルのある人の積極的な中途採用を遂行中です。
実際に転職経験者も多く、結果さえ出せれば労働時間は自分で調整できるでしょう。
海外大学卒の年収は1,070万円
海外大学卒の平均年収は1,070万円です。
エンジニア職やセールスなどの職種によっては、高い英語力を求められることがあります。
そのため、海外の大学を卒業して専門的なスキルのある人や、高い英語力がある人は重宝されるでしょう。
海外大学で学んだ知識や経験はAmazonで活かしやすいためか、国内大卒より平均年収は高めの傾向が見られます。
4.Amazonの福利厚生や待遇
Amazonのボーナスをはじめ、福利厚生や昇給制度、待遇について見ていきましょう。
休暇や福利厚生について
Amazonの福利厚生は下記の通りです。
- 通勤交通費
- 社会保険完備
- 団体生命保険
- 確定拠出年金
また、Amazonで働く人に向けた様々な社内制度もあります。
- 社内公募制度
- 社員割引制度
- 会員制福利厚生制度
- 表彰制度
Amazonでは繁忙期は忙しくなりますが、繁忙期以外の時期であれば1週間などの長期の休みも取りやすい風潮があります。
ボーナスついて
Amazonではボーナスの支給がないことが特徴です。
ただしボーナスの代わりに、3年目からは自社株式が支給される制度があります。
また、入社して2年目までは「サインボーナス」として、現金が支給されます。
Amazonは自社株価が上がっているので、給与と株を含めると高年収になるでしょう。
昇給制度について
Amazonの正社員は年俸制ですが、基本給の見直しが年に2回あるので、高い評価をもらった人は報酬が飛躍的に増加する仕組みです。
契約社員の場合は時給制となっており、半年ごとの更新で時給が50円上がる仕組みです。
カスタマーサービスでは、成績に応じて四半期に1度インセンティブが支給されます。
有給は100%消化を推奨されている
Amazonでは、有給100%消化を推奨されているので取得しやすいです。
繁忙期でなければ、1週間休むことも可能なので旅行にも行きやすい環境です。
残業時間は平均30~40時間程度
Amazonでは残業時間は30時間〜40時間程度とされています。
また、部署にもよりますが、シニアマネージャーが早く帰宅する傾向があるため、早めに帰宅できる風潮があります。
同じ業界で比べると比較的少ない残業時間で、フレックス制度も整っているので自由に働くことができるでしょう。
5.Amazonに転職するポイント
Amazonに就職したいと思っている人は、専門的なスキルや英語力が必要になると考えている人が多いのではないでしょうか。
しかし、Amazonにはたくさんの職種があるので、中には専門的なスキルは必要なかったり、ビジネスレベルの英語力は必要なかったりする職種もあります。
「Amazonで働きたいけれど、スキルや英語力に自信がない」という人は、専門的なスキルを必要としない職種を選ぶと良いでしょう。
また、IT業界への転職に特化した転職エージェントを利用することで、サポートを受けながら転職活動を進めることができるのでおすすめです。
総合職・一般職は専門的なスキルは必要ない
営業、物流管理、オペレーションなどの総合職や一般職は、専門スキルよりも経験や人間性が重視される傾向があります。
専門的なスキルはないけれど、Amazonで働きたいと思っている人は、総合職・一般職を狙ってみるのがおすすめです。
ただし外国他店とのやり取りがある総合職についた場合や、英語の社内文書に目を通すときなど、入社後に英語力を求められるケースは多いです。
事業開発やマーケティングはスキルが必要
事業開発やアナリスト・マーケティング・人事部などの職種は、スキルや経験が必要とされる場合が多いです。
そのため、未経験から働くことは難しいでしょう。
また、事業開発やマーケティングなどは英語力が必要となる場合も多いので、転職する場合は難易度が高めです。
IT・Web・メンテナンスなどのエンジニア職は英語が必須
IT・Web・メンテナンス・機械系などのエンジニア職は、専門的なスキルと英語力が必要になります。
大学などで専門的な勉強をしてスキルを身につけている人や、ビジネスレベルの英語力がある人が採用されやすいです。
ITエンジニアは、Amazonの物流システムのインフラや、新ビジネスに必要なシステム導入などに携わることができます。
求められるレベルは高いですが、キャリアのある人やスキルに自信のある人は、今までの経験を活かすことができるでしょう。
海外のチームと連携をして業務を進める場合もあるので、英語力も必要です。
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まとめ
Amazonの平均年収は857万円です。
50代以上になると平均年収が高くなる傾向があり、中には年収1,000万円以上の人もいます。
また、Amazonの募集職種は細分化されており、非常に多くの求人があることが特徴です。
ただし専門特化型の仕事も多く、未経験やスキルがない場合は転職するのは難しい場合があるでしょう。
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