クレジットカードの為替レート換算はどのタイミング?レートの調べ方

海外でクレジットカードを使ったら、どれくらいの金額が請求されるか気になりますよね?請求金額を決めるために重要なのは、いつの為替レートが適用されるかのタイミングです◎クレジットカードの請求額がどのように決められるのか、基準レートのタイミングとともに解説します☆
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この記事の目次

為替レート換算のタイミング

例えばアメリカで買い物をすれば、現地通貨であるドルによって買い物をすることになり、クレジットカード会社はそれを日本円に換算してカード使用者に請求します。このレートが請求金額に大きく関わってくるのです☆

基準レートが適用されるタイミングについて、少し詳しく見ていきましょう♪

使用した日のレートではない

海外旅行で使ったクレジットカードの請求額が気になり、自分で基準レートを調べて金額を算出してみたものの、実際に請求された金額が違ったという経験がある人もいるのではないでしょうか?

実はこれはカードを使った日付と、クレジットカード会社が請求額を算出するときの基準レートにタイムラグがあるために起こる現象なのです。

2~4日を目安としている

海外で買い物をしたときのデータは瞬時にカード会社に送られるわけではなく、お店によっては数日かかるのが一般的です。カード会社はお店から受け取ったデータを元に日本円に換算してから請求金額を決めるので、その数日分のラグが発生してしまいます☆

通常であれば2~4日程度と言われていますが、お店の都合もあるため正確な日にちまではカード会社にもわからないのです。

さらに長くかかる場合も

カード会社加盟店は基本的にはその日の売上を閉店後に集計し、本部やクレジットカード会社にそのデータを送ります。しかしお店によっては数日に1度、中には1週間に1度程度しか送信しないお店もあるのです。

カード会社がデータを受け取るのが遅くなれば、為替レートが適用される日にちも遅れます。10日ほど後の基準レートで算出されることもあるようですよ☆

海外でのカード利用でかかる手数料

海外旅行の請求額が購入時に考えていたよりもかなり大きかった、という経験をしている人も多いでしょう。しかし、内訳もわからないまま上乗せされている金額を見ると少しもやっとしますよね。

そこで海外でクレジットカードを使うときには、カード会社からどのような金額が上乗せされているのかを解説します☆

海外事務手数料

海外で使った金額は日本円に換算されますが、このときにかかる事務処理費が、「事務手数料」として各カード会社から上乗せされて請求されます☆

事務手数料は、現地通貨を日本円に換算した後に加算されるのが基本です。例えば「1ドル=¥110」のレートで買い物をし、手数料が2.0%で100ドル分の買い物をすると、「100ドル×¥110×0.02」で¥220が手数料となります。

クレジットカード会社によって事務手数料は違いますが、およそ1.6~2.0%の範囲内が一般的です◎

基準レートを知る方法

続いては、基準レートを知る方法をブランドごとに見ていきましょう♪日本人のシェア率が高いVisa・Mastercard・JCBについてそれぞれ解説します。

Visa

Visaの基準レートは「Exchange Rate」から調べることが可能です◎
このサイトにアクセスした後に、次の手順を実行してください。

1.「Card currency」に「Japanese Yen(JPY)」を選択してください
2.「Transaction currency」に旅行先の現地通貨を入力
3.「Amount」に「1」を入力
4.「Bank Fee」に「0」を入力
5.「Date Requested」に日付を選択
6.「Calculate exchange rate」をクリック

以上の操作で基準レートが表示されます。Exchange Rateは次のリンクから飛べますので、利用してください♪

Mastercard

続いてMastercardは「Mastercard Currency Conversion Calculator」というページから、次の手順を踏むことで確認できます◎

1.「Your Card Currency」に日本円を選択
2.「Transaction Currency」に取引先通貨を選択
3.「Bank Fee」に「0」を記入
4.「Transaction Amount」を最小値にします
5.「Transaction Date」に日付を選択。こちらも換算日と使用日と異なる点に注意しましょう
6.「CALCULATE」のボタンをクリックする

Mastercard Currency Conversion Calculatorへのリンクは下記になります。

JCB

JCBの基準レートは「Base rate」から調べられます◎
ただし米ドルを基準にしているため、ユーロなどの外貨のレートは計算しなくてはなりません。Base rateを下記リンクから開いたら、次の手順に沿って進めていきましょう。

1.日付の中から基準レートを知りたい日付を選びます
2.表の中から「JPY」ならびに、知りたい通貨を探します
3.「Sell」の数字が各通貨の基準レートです

換算タイミングのずれを知っておこう

基準レートから換算されるタイミングには、使用日から数日のずれがあるため、請求金額を計算するにはそのことを念頭においておきましょう☆

数日程度で、大きくずれるケースは滅多にありません。請求が届く前の計算は、あくまで目安としておいた方が良さそうですね。
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※掲載されている情報は、2020年06月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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