三浦春馬 meets キンキーブーツ in LA

三浦春馬インタビュー(前編)☆『キンキーブーツ』日本公演

2016/06/24


 

撮影/福家信哉

 

『キンキーブーツ』ワールドツアーを見るためにロサンゼルスに旅立った三浦春馬さん。ついにロサンゼルス最終日を迎えました。日本ではできない様々な体験を経て、日本版ローラ役に向けて意気込みが高まる三浦さんに空港で直撃インタビュー!
 

すべてに刺激を受けたロサンゼルスの旅でした
 

――今回のロサンゼルス滞在はいかがでしたか?
 

刺激的なロサンゼルスの旅になりました。今回の目的である(ワールドツアーカンパニーローラ役の)ジェイ.ハリソン・ジーさん、(演出家の)ジェリー・ミッチェルさんにも会えて、さらにインタビューできたことも含めてパワーをもらいました。個人的にはプライベートな時間もいただけて、充実していましたね。
 

――ジェリーさん、ジェイさんとお話ししていかがでしたか?
 

ジェリーさんはとても親しみやすい空気を持ったディレクターだなと思いました。ご自分がこれまで積み重ねてきた経験に比例して本当の自信があるから、明るく振る舞っていられるんでしょうね。素敵な佇まいにはしっかりした根拠があるんだと。それはジェイさんにも感じることなんです。もちろんジェイさんはとてもポテンシャルが高い方だし、『全部が楽しくて、難しいと思ったことがない』と答えていたのは半分本当だと思うけど、やっぱりすごく努力をされている方だと思うんです。それは、『キンキーブーツ』LA公演初日を見てそう思いました。
 

――LA公演のジェイさんを見てどう思った?
 
一言では言い表せない感覚でした。ジェイさんは(『キンキーブーツ』ローラ役オリジナルキャストの)ビリー・ポーターさんとは違うアプローチで、しかも軽々とあのナンバーをこなしていている。悔しくもあり、憧れる気持ちもリスペクトする気持ちもあり。複雑な心境でした。
 

――私が見て感じたのは、オリジナル演出を常にまったく崩さない演出家もいる中で、ビリーさんとジェイさんとで違うアプローチを許すジェリーさんの懐の深さです。きっとそれぞれの役者に合わせたローラ像を引き出してらっしゃるのかなと思うので、ジェリーさんが三浦さんのキャラクターを生かしたローラを演出してくださるのではないかと思い、期待が高まりました!
 

きっとそういうところにディレクターとして面白味を感じるんじゃないかと思うんです。
『この人のこういうところを伸ばしてあげよう』と考えているんだろうなぁって。ただ、僕が今やっている準備段階ではまずベース部分をしっかり作ることが大事。ベースがしっかりしていないと崩れてしまうんです。だから、シンプルに楽譜どおりに積み上げていった上で、実際の稽古が始まったらジェリーさんやいろんなスタッフの美学に合わせて、うまく順応していけたらと思います。

 

取材・文 / 演劇ライター・大原薫
撮影/福家信哉
ヘアメイク/ MIZUHO(vitamins)
スタイリスト/TAKAO(D-CORD)

 

※三浦春馬さんインタビュー「後半」は来週公開予定です!お楽しみに♪

 
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キンキーブーツV

photo by Leslie Kee

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