病院クラスター発生、新たに患者4人と看護師1人が感染　京都8日夜発表　

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真（国立感染症研究所提供）

　京都府と京都市は８日、新たに小学生から８０代の男女２１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症か無症状で、うち８人が感染経路不明だった。府内の感染者は２１６６人になった。

　京都市分は市内在住の１７人で、６日に教育実習生らの感染が確認された西野小（山科区）で教諭１人と児童１人が新たに陽性となった。市教育委員会は９日を臨時休校、児童２人が在籍する学級を１６日まで学級閉鎖とすると発表した。また６日に職員１人の感染が判明した第二北山病院（左京区）の入院患者４人、看護師１人も感染し、市は新たなクラスター（感染者集団）が発生したとみている。

　府発表分の４人は京都市、八幡市、京田辺市、宇治市の各１人。