茨城県で新たに7人感染 取手市のアルバイト女性ら

2020年11月6日 19時46分

茨城県庁

 茨城県と水戸市は6日、新たに7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7人は、いずれも軽症か無症状。県内の感染者は計796人となった。
 県発表分は5人。取手市に住む20代と30代のアルバイト女性は、県が5日に感染を公表した30代の飲食業男性と3人で同居。30代の男女は夫婦で、20代の女性は男性の妹にあたる。
 取手市の20代のアルバイト女性は、既に感染が分かった市内の別の30代飲食業男性の妻。
 守谷市の50代の飲食業男性は、県が4日に感染を公表した市内の40代の飲食業男性と職場の同僚。50代の男性は調理師で、飲食店内で客との接触はほとんどなかった。
 古河市の40代の男性会社員は、さいたま市で陽性が判明した人の濃厚接触者として、同市から検査依頼があった。2人は先月27日に茨城県内で食事をともにしていた。
 水戸市の発表分は2人。40代無職女性は、4日に感染が発表された市内の40代会社員女性の知人。この会社員女性の子どもで、市内の未就学女児の感染も分かった。これまでに同居する父親の感染が県外で確認されたほか、市が4日にきょうだいの未就学男児の感染を発表している。
 県は、新たに1人が退院、3人が軽症者向け宿泊療養施設を退所したと発表。退院などは714人になった。(出来田敬司、水谷エリナ)

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