【 U-12 】
しんよこフットボールパークB
15分ハーフ
vs あざみ野FC(横浜)
0ー7(0ー4、0ー3)
最悪な結末だった
これは決してスコアではなく、プレーがである
今日のゲームに対しては、余りにもある実力差が分かり切ったことだったので、それをどう最小限にするかだけが考えどころだった
田舎の各小学校では見せ掛けだけで調子に乗って威張ってるんだろうが、所詮チキンの集まりのうちの選手たちは始まる前からセンターFW以外緊張でガチガチ
それをどう解(ほぐ)すか?が、毎回俺が一番悩むところ
冗談で攻めすぎると、それでなくても実力が無いちび達は緩くなりすぎて舐めだすし、キツく緊張感を与えすぎてもダメ
藤沢の片田舎の井の中の蛙の世間知らずの狭いコミュニティの中だけで粋がりが通用しちゃう奴らの盛り上げ方は、本当に容易ではない
結局今日も緊張から脱出できず、何も出来なかった・・・
では、今日のプレーやその他について
何年も何百回も言い続けていたことだが、本番の本気大会は技術云々より闘う気持ちがまず一番大切だということ
それが無ければ、どんな上手いチームでも負ける
今まで積み重ねてきたことを披露して今現在の自分の持っている技術やその他の立ち位置を確認する為にも、全てのそれに拘(こだ)るのがジュニア世代で唯一このU-12選手権だけだと
それを結果として勝つという事で求める事
戦術
引いて守ってカウンター
ここまでの実力差だと、弱いチームのセオリーしか選択肢は無い
サッカーの基本中の基本、スタート5分は絶対にやられない
ボールは支配されるんだから、絶対にボール保持者に喰いつかない
ゴールキックやGKのパントキック・フリーキックは真ん中に蹴らずにサイドに蹴る
※真ん中には必ず強いDFが居るんだから、そいつに弾き返されないようにそいつを外して蹴る
サイドのドリブル者には、縦を切って内側に行かせる
※一人で取る能力が無いから、内に行かせて囲んで取る為
スローインは越されないポジションを取る
後ろの選手は難しいことは何も考えず、ドカンとスペースに蹴り出せ
パスは止まった味方を狙わず、必ず動いた次を狙う
※なぜなら、うちのセンターFWは五分五分 乃至(ないし)は四分六のボールを出してやれば、必ずシュートまで行ける飛び抜けた能力の持ち主だから
上記の↑通り、今日のゲーム前も含めこれだけをどれだけ言い続けたことか?
結果
闘える選手は居ず、大人と子供のゲームになってしまった
開始1分でうちの右ハーフが相手ペナちょっと前の左バックのボール保持者に喰いつき、そのまま裏を取られコーナーになって1分半で失点
喰いつかずに、引きっぱなしで良いとどんだけ言ったか?
※まぁ、実際今日はこの時点でジ・エンド
浮足立った中のその後5分は持ちこたえたが、何度もうちの左右サイドを縦に行かれエグられ失点を重ねる
序盤のスローインは頭を越され続け、ペナ内のクリアを5メートル前にしか蹴れずに拾われズドンと失点
後ろからのキックを中央へ蹴り続ける
受け手も届かない距離で毎回待ち構え、手前で相手選手に全て取られる
そこしか狙い目が無いと言い続けたMFからのセンターFWへのパスも、誰も居ない相手陣地にすら出せず、目の前の相手に引っ掛け続ける
そこで取られてしまっては、どんなにスーパーなFWが居ても意味が無いし、ボールが来なけりゃただの案山子(かかし)
終(しま)いには、触(さわ)れないからそいつが自分で受けに下がりだしてしまったので、もう打つ手なし
弱いチームのセンターFWの気持ちが痛いほど分かるから、何も言わずに見守った
前半、MF(DF)から最前線のセンターFWへのパスというパスはゼロ
あの広いコートの相手半面に送り込めたパスがゼロですよ、信じられますか?
ピンポイントで無くアバウトにスペースに出してFWを走らせれば良いと毎日繰り返し言っていたのにも関わらず
そして、どんなに力の差があろうとゼロというのはあり得ないこと
信じられない程ダメなことが解ってしまって、自分自身にも選手たちにも全てに絶望した
子供たちにどんなアプローチをしても伝わらないのとやろうとしないのが再度分かったので、諦めて前半で帰宅しました
俺が居たらベンチで煩(うるさ)いだけで、あざみ野さんにも不快な思いのご迷惑を掛けてしまいますからね
言えば毎回「うんうん」頷(うなず)くが、所詮聞いたフリ・やったフリ・やろうとしてるフリ
結局何も伝わらなかったけど、U-12はこれで諸々俺からご卒業です
来年度へ向け、U-11にスイッチします
6年生、あとの3か月はスクール感覚で楽しみな
お疲れさん