不正選挙を訴えるトランプとオウム麻原死刑囚が重なる部分
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「選挙を盗むことは許さない」「正当な票を集計すれば私の楽勝だ」――。
米大統領選で、民主党のバイデン前副大統領(77)と激戦を繰り広げた共和党のトランプ大統領(74)が5日、ホワイトハウスで記者会見し、「選挙で不正が行われている」との主張を繰り返した。
米国が築き上げてきた民主主義制度を、大統領自らが“否定”するような言動に対しては、競り合った民主党支持者だけでなく、身内である共和党議員からも批判の声が出ているが、トランプ大統領はお構いなしだ。
怒りの感情に任せて常軌を逸した行動に出ている姿には呆れるばかりだが、「私の票が盗まれている」と選挙の不正を訴えるトランプ大統領の姿と重なるのが、2018年7月に死刑執行となった「オウム真理教」元代表の麻原彰晃(本名 ・松本智津夫)死刑囚だ。