コロナ後初!体操の国際大会 中国は防護服で来日[2020/11/06 20:04]
感染拡大後、国内では初となるオリンピック種目の国際大会です。8日に開かれる体操の国際大会。会場では厳重な感染対策が取られていました。
防護服姿で空港に現れた一団。中国の体操の選手たちです。延期された東京オリンピックの実現性を占う試金石となるのでしょうか。コロナ以降、日本では初めて開かれる体操の国際大会。8日の本番を控え、各国の選手団が続々と来日しています。
アメリカは、比較的カジュアル。対照的なのは中国です。大会成功のため「自国から菌を持ち込まないため」の防護服だといいます。
来日する選手団は、それぞれの国で2週間程度の隔離と定期的なPCR検査を行い、そのことと引き換えに日本入国時の隔離措置は免除されます。
運営側も様々な感染防止対策を準備していて、競技場の入り口ではタブレットで検温し、アルコールで手指を消毒し、4カ所から吹き出る除菌ミストを浴びる、そうした手続きが必要です。この後ろ姿は内村選手。ロシア人選手が警備員の指導を受けています。さらには、会場内を見渡せば選手席ごとに空気清浄機が。また、体操競技には不可欠な炭酸マグネシウム。これも、個人ごとに用意して共有しないようにするとのこと。
中国の選手団:「コロナ対策は万全だと思います。我々もすべてのことに協力します」
選手たちは、競技場以外では指定された練習場と宿泊ホテル以外の外出は一切禁止。
コロナ禍で行われる国際大会。6日の練習では、内村選手はこの表情です。