新型コロナ関連の経営破綻、10月に過去最多を更新 「飲食業」「アパレル関連」で顕著

経営破綻する企業が再び増えている

経営破綻する企業が再び増えている

東京商工リサーチは11月5日、新型コロナウイルス関連の経営破綻が2月からの累計で666件(倒産607件、弁護士一任・準備中59件)に達したと発表した。調査は、負債1000万円以上の法的整理、私的整理を対象に実施し、担当弁護士や当事者から要因の言質が取れたものなどを集計した。

単月では、10月に105件で過去最多を更新。6月の103件以降、7月(80件)、8月(67件)と減少傾向が続いていたが、9月は100件に戻っていた。11月も5日までに20件が確認されており、今後も高水準で推移するとみられる。

厳しい中小企業 「従業員数20人未満」が8割を占める