感染拡大が続く新型コロナウイルス。北海道民に話を聞くと、気になる疑問点がいくつも出てきました。専門家の見解は…

 20代学生:「飲食店で透明なシールドだけついているところがあるんですけど、本当に防げているのかな」

 「寒くても窓を開けて換気したり、消毒を授業が終わった後にしたりしているがそれだけで本当に対策できているのか」

 50代会社員:「GoToキャンペーンで来道している方がいるので、なるべく外に出ないようにしています。熱が出たりしたときに出社する判断。何度以上とかあるが、朝大丈夫だったとして途中で(発熱)した時に、うつしてしまわないか心配。そういう時の判断が難しいので、どうなのかなと気になっている」

 50代会社員:「市中感染を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか」

 長期にわたるマスク着用の生活はいつ終わるのか?こんな質問も相次ぎました。

 70代無職:「いつごろできるのか聞きたい、薬が。いつごろインフルエンザみたいに注射を打ってもらえるようになるかな」

 50代歯科医:「これから冬にむかっていくので、インフルエンザの予防とコロナの予防の違い」

 50代無職:「いつごろ収束しますかということを聞きたいですね」

 さらにマスクや手洗いなど感染予防対策の効果についても質問が。

 50代無職:「マスクの効用も国によってバラバラ。マスクなんて意味ないと思っている人もいるし、専門家でも意見わかれると思うし聞きたい。専門家の人が実際どうやって生活しているのか聞きたい。手を洗っているの?消毒しているの?熱出たら病院に行くのとか、実際どうやって気をつけているのか」

 北海道医療大学 塚本容子教授の見解は以下の通りです。

【北海道民のギモン】

●換気や消毒だけで大丈夫?

→マスク着用の前提で、触れるもの全ての消毒は不可能→「手洗い」が重要 そのうえで換気もこまめに

●マスクの効果は?

→感染していても自分の飛沫を外に出さない効果がある

 また感染を一定程度防ぐ効果も確認されている

●小さい子どもも必要?

→見解わかれるが、小学校入るまでは不要と考える

 呼吸苦になった時の調整が難しい、気持ち悪くて吐いてしまう場合、マスク着用で窒息する場合もある

 自分で判断できる年齢までは着用の徹底は必要ないのでは

●いつワクチンできる?

→開発進んでいるが、ワクチンできたらマスク外していつもの生活に戻るとはならない

 ワクチンの効果は最低50%と設定されている

 マスクで半分予防が可能と言われていて、いまできることはマスク着用と考えることもできる