福島県郡山市の、専門学校などで発生したクラスター。感染経路は、特定されていないが、郡山市は校舎内、または学生が同居する部屋、そして学生がアルバイト先へ向かう送迎車の中で、感染が広がった可能性を指摘している。

子どもたちの送迎を担うスクールバスでは、感染対策を徹底し警戒を強めている。

郡山市の子どもたちが、登下校で利用するスクールバスは、郡山市教育委員会から委託を受けた交通会社が運行している。

停車時にドアを開けて換気。エアコンを外気導入。乗車の際は手指消毒。

密を生まないよう、運行するバスの台数を倍に増やし、定員は多くても10人程度にするなど対策を徹底。

利用する生徒:「不可欠ですね。ないと学校に遠くて来れないので。しっかりとコロナに対しての気遣いをしてくれて、安心してバスに乗れている」

密閉空間となる車内で、感染を防ぐ為に何ができるか?

感染拡大に警戒を強めながら、あらゆる対策を講じている。

郡山中央交通株式会社・大竹秀明取締役常務:「バスの中は決して密ではない。そうならないような運行の仕方もあり得ます。みんな意識を高くもって(対策を)やっていくと、感染はある程度抑えることは不可能ではないのかなと思いますね」