伊藤秀樹、村上伸一、棚橋咲月 竹野内崇宏
拡大する球磨川の治水について意見を述べる流域の首長ら=2020年11月6日午後0時54分、熊本県人吉市の球磨地域振興局、棚橋咲月撮影
7月の記録的豪雨で氾濫(はんらん)した熊本県南部の球磨(くま)川の治水対策などについて、蒲島郁夫知事が流域などの市町村首長や議会議長から意見を聴く会合が6日、熊本県の八代市と人吉市であった。2009年に政府が計画中止を表明した球磨川支流の川辺川ダムについて、建設を求める意見が出る一方、賛否に言及しない首長もいた。
出席した12市町村長のうち、川辺川ダムへの賛意や容認姿勢を示したのは八代市や球磨村、ダム計画で一部が水没予定地となった五木村などの8人。ダム本体の建設予定地だった相良村などの4人は賛否に言及しなかった。
ダムを含む治水に関する流域首長らの主な発言を、地図とともに一覧で紹介しています。また、災害後に県が続ける意見を聴く会のあり方についても、まとめました。
五木村の木下丈二村長は席上、…
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