新潟でSO冬季大会閉幕 有森会長「共生が大切」
更新 sty160214002331都道府県から約600人の選手が参加した、知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)」の第6回冬季国内大会が14日、新潟県で閉幕した。
同県南魚沼市の閉会式会場で、女子マラソンの五輪メダリスト有森裕子大会会長が「障害のある人と共に生きていく大切さを発していくことが、この大会の意義。みなさんと世界中に伝えたい」とあいさつした。
スノーボード競技に参加した長野市の飲食店従業員中村美穂さん(20)は「初めての出場で緊張した。金メダルを取れるとは思わなかった」と、はじけるような笑顔で語った。
今大会は3日間の日程で、アルペンスキーやフィギュアスケートなど7競技が実施された。オーストリアで来年、世界大会が開かれる。