北日本放送|KNB WEB [テレビ] 1ch/[ラジオ] AM738kHz/FM90.2MHz

  • ゲストさん

宮腰会長が辞任意向の自民党県連会長 後任めぐって…

この記事をシェア

  • LINE
富山2020.11.02 19:15

 知事選での敗戦の責任を取り、1日に自民党県連会長を辞任する意向を示した宮腰光寛会長の後任について、県選出の参議院議員2人を推す声が上がっていることが、関係者への取材でわかりました。

 自民党県連は先月の知事選で現職の石井隆一さんを推薦しましたが、新人の新田八朗さんに敗れました。

 これを受け、県連の宮腰会長と五十嵐務幹事長は、1日の県連常任顧問会議で、それぞれ会長と幹事長を辞任する意向を示し、顧問会議が了承しました。

 関係者の話によりますと、幹事長の後任には、総務会長の宮本光明県議を充てる方向で調整が進んでいます。

 いっぽう県連会長については、来年任期満了を迎える衆議院議員ではなく、参議院議員が望ましいとする声があり、県連会長代行の野上浩太郎農林水産大臣か堂故 茂議員を推す声が上がっています。

 ただ一部の議員からは、来年の県連大会まで会長を置かず、野上会長代行のもと組織の再生を図るべきとする意見もあり、宮腰会長は、できるだけ早く方針を示したいとしています。

 一方、今月9日に知事に就任する新田八朗さんは先月31日に自民党富山市連の会議に出席し、今後の県政運営に協力を求めました。

新田さん
「市連の中でもいろんな立場の方がいると思うが、ノーサイド精
神で、今後ますます一致団結していければと思います」

 今回の知事選について富山市連は、県連の現職推薦に対して、支部長の中川忠昭県議が新田さんを支援し、事実上の「自主投票」を
容認しました。

 中川県議は、今後の県政運営には県連全体の支援が必要だとして、新田さんを軸に団結を呼びかけるとしています。

エリアニュース