いずれ迎える生命の終わりのために、どう生きるのか?
そんな風に思うようになったのは、夫が病気になってから。漠然と考えていた「死」がぐんと身近な事となった。
夫は「脊髄小脳変性症」という小脳や脳幹部分が萎縮していく原因不明の難病を患っている。44歳で発病。徐々に進行し13年が過ぎた。現在は要介護5になり、全ての事を介助なしでは出来ない状態になった。
夫の姿を通して「いのちの期限」をそして「自分を生きていく」ことを真剣に考えるようになった。私は限られた時間に何がしたいのか?どう生きて生きたいのか?
そんな時に、SNSに投稿された写真に一目惚れ。私もこんな写真が撮りたいとカメラを購入し身の回りの風景を撮り始める。今のこの瞬間を切り撮ることが出来る写真に夢中になり現在に至る。
自然が見せてくれる美しい風景、自然体の笑顔が好評なポートレート、日常にある幸せを感じるペットとの暮らしを撮影している。
【モットー】
自分の人生を
不満なく、我慢なく、後悔なく生きる