官公庁, 機体 — 2020年11月4日 18:37 JST

日本の次期戦闘機、英BAEが開発支援提案

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 英国の航空宇宙防衛大手BAEシステムズは11月4日、日本の防衛省が開発する次期戦闘機「F-X」のインテグレーション支援について、提案書を同省に提出したことを明らかにした。

 防衛省は10月30日に、次期戦闘機の開発について三菱重工業(7011)と契約を締結したと発表。BAEは、次期戦闘機の開発を支援するための戦闘機技術分野の経験や知見、能力を幅広く提案するという。

 BAEはこれまで、垂直離着陸機ハリアーや英仏共同開発の軽攻撃機ジャギュア、英独伊3カ国による戦闘攻撃機トーネード、英独伊とスペインの4カ国が共同開発した戦闘機ユーロファイタータイフーン、ロッキード・マーティンのステルス戦闘機F-35に参画した実績がある。また、英国が主導する2035年就役予定の次世代戦闘機プロジェクト「テンペスト」にも名を連ねている。

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防衛省
BAE Systems

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