金払いを良くするための俺的心得です。

コメダで撮ったコーヒーの写真です。

たとえばコーヒー屋さん

お客が代金を払うのは、そのお客がコーヒー屋さんのオーナーじゃないからです。
土地も建物も内装も材料も従業員も作業マニュアルも、お客のものではありません。
俺はそのコーヒー屋さんを作るという事を成すにあたって何もしていないので、事を成したオーナーに代金を払うのは当然です。それが1杯1,000円だったとしても、お店を建てるよりは安いし、人を雇うよりは気軽にコーヒーが飲めます。

たとえば新聞

購読者が新聞の購読料を払うのは、自分の情報網を持っていないからです。
許認可を得て企画し交渉し取材し編集し印刷し配達することにあたって、購読者は何の関わりもありません。
俺は新聞を創るという事を成すにあたって何もしていないので、事を成した新聞社に購読料を払うのは当然です。それが1ヶ月4,000円だったとしても、自分で印刷するよりは安いし、自分でアメリカ大統領に電話するよりはラクに情報と推察を得ることができます。

たとえば通信料

ユーザーがキャリアにケータイ代を払うのは、ユーザーが自身でインフラを持っていないからです。
電波の使用許可、電波塔など設備の設置と保守、料金プランの設計、店舗の運営、などなど?何が必要になるのかは新聞同様に全部はわかりませんが、とにかく俺は何にもやってません。
事を成していない俺が、事を成しているLINEモバイルに代金を払うのは当然のことです。

たとえば服

服も同じです。縫製工場も持ってなければ生地の調達先も知らない、俺は服を作ることについて何も成していないので、既に事を成している服屋さんにお金を払って服を譲ってもらいます。
設備費・保守費など、あとはスタッフさんなど全員分のお給料とか、会社の経費全部について、が服の購入代金の中に含まれているはずですが、それにしては安いもんですね。3,000円出すからTシャツ作ってくれって言われたら俺はNOと答えますが服屋さんに3,000円払えばTシャツが買えます。服屋さんもありがたい存在です。

たとえばGoogle

俺は自前の情報網を持っていないので、Googleで必要な情報を検索します。
意図せず表示される広告は集中力の邪魔になるので、AdBlockは積極的に使いますが、広告先の商品を買うとGoogleにお金が入るので、通販で物を買うときは積極的にGoogle検索を利用するようにしています。商品のことを知る情報網を持たない俺が、既に事(検索と広告の仕組み)を成しているGoogleに、広告先を通して広告料を納めているという感じです。

──

以上です。

自分が事を成しているジャンルではお客さんよりお金を頂き、事を成していないジャンルでは既に事を成している人にお金を払う、ただそれだけのことです。両者のバランスが自分の口座残高となるでしょうか。

なんでコレがこの値段なんや?と思ったときは、「俺は同じものを同じ価格で人に提供できるか?」と自問自答します。答えがNOとなることを確認して、気前よく買い物をします。このように考えれば、原価厨を脱出して、買い物人生をより楽しめるようになる!という提案でした。

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