讀賣新聞にも!
先生:メジャーな媒体と言えば、忘れてはいけないのが、10月24日の讀賣新聞夕刊ですね。ミンチ偽装でミートホープ社長らが逮捕の記事がありましたからね。
博士:
まさか記者会見で専務が横槍いれて来るとは思いませんでした~。
以後、いろいろな食にまつわる不祥事が露見しましたね。これには、あ~ちゃんも問題意識を持っているようです。
先生:
すいません、博士!・・ぼけっぱなしですか??突っ込んでください! ミンチ偽装ではなく、Perfumeの事件です。しかも、 表題は「All About Perfume」。
10月24日の讀賣新聞夕刊 |
博士:
私なんて数日前に讀賣新聞販売所に飛び込んでその号だけ予約しましたから・・・。親切な店長さんが家まで届けてくれました。
先生:
夕刊というのはコンビニにないのをあれで知りました。で、買い損ねたのですが、まとめ買いをした友人がワザワザ持ってきてくれました。
博士:
一般の人に初めてしかも見開きで登場したPerfumeと言うわけですよね。一般読者の目にどのように写ったのか興味ありますね。
フューチャーポップと言えばMARQUEE
先生:amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
MARQUEE vol.64 |
MARQUEEもQJと近い目線ですね。QJの「アイドルの回復」に対して「アイドルの更新」をPerfumeに対する賛辞として与えています。
博士:
MARQUEEでは故意か否か、冒頭トミフェブ~capsule特集~YUKI~トミフェブ~MEG+中田対談・・・と、ニコニコ動画等でもっぱら“似てる!”と目されているアーティストをグラデーションの様に並べて来ましたね。もし作為的なら侮れないですよ・・この編集者。
先生:
これは博士の専門分野、顔面相似学ですね。AとB、BとCは似ているけど、AとCは似ていないという・・・
写真入で見せられないのが残念ですが、博士が作った北斗晶→谷亮子→かしゆか→小西真奈美→永作博美という顔のグラデーションは見事でした。でも、北斗と永作は全く似ていないのですよね。
博士:
渋谷系アイドルのパイオニアともいえる小西康陽氏の寄稿が、面白かったですね。 一応、今回は中田氏へのコメントのはずが、始終Perfumeについて語っています。最近の小西氏の仕事ぶりからしてアイドルへの関与を偏重するのは解りますが、中田氏に関与する事によるアイドルの変化もしかり、逆にアイドルへの関与による中田氏の新境地について暗に示唆しているようにも見えます。おそらく小西氏の様に“解る人”はそこに気が付き始めている様にも思います。
先生:
博士がよく言っている、中田氏の自己評価を超えるPerfumeの楽曲のクオリティを指摘していますね。「ジャケットもビデオも含めて奇跡のように素晴らしいよね」と本当にPerfumeに対しては、小西氏は絶賛ですね。
他の雑誌でも・・・
博士:UP to boy (アップ トゥ ボーイ) 2月号 |
先生:
親子代々、グラビア系のアイドル雑誌は買わないのですが、今回はじめて博士に言われて買ってしまいました。フジテレビのドラマ「ハチミツとクローバー」で花本はぐみ役の成海璃子が表紙になっていますね。Perfumeが表紙にならなかったのが残念です。 プロフィールには広島県出身のテクノポップユニットとちゃんと書いていますね。
博士:
そういえば以前、スコラでの紹介も有ったはず。純粋にアイドルとしての可能性でさらに今後の分析が待たれます。
先生:
サブカル系では、STUDIO VOICE12月号の「2007年のベスト・カルチャーカタログ200!」中の一つとしてPerfumeが入っていますね。
広島音楽本5 |
博士:
昨年末は短い期間に多くの雑誌で取り上げられましたね。
Lマガジン12月号
SWITCH8月号
ミュージックマガジン1月号
日経エンタテイメント10月号
TV Bros.
CONTINUE(「POWER PERFUME GIRL」連載)
CM NOW(ACの広告として紹介)
等等
電車で隣のGALが見てたのを覗き込んだのですが、ファッション雑誌にも載っていましたね。
先生:
GALとしては、博士は不審人物としか思えませんね。宝島社のストリートファッション誌CUTiEですかね。買ってみてください。
博士:
売れてきた証拠ですが、露出が多くフォローするのが難しくなってきましたね。
とんねるずのみなさんのおかげでした
先生:Perfume=アキバ系という安直な紹介の仕方が多かったテレビは、メディアとしての薄っぺらさを感じざる終えませんね。「秋葉原を中心に人気」とか・・・どんなに狭い人気なんだと。「とんねるずのみなさんのおかげでした」でも木梨に「アキバ系なんだもんね」とのっちが突っ込まれていましたからね。あそこは「アキシブ系です」と切り返して欲しかったです。
博士:
スポーツ報知でも、Perfumeはアキシブ系の代表と紹介されたらしいですね。
先生:
アキバが地球を飲み込む日 |
アキバ系という言葉は独り歩きしていますから、Perfumeにはいつまでもアキシブ系のように不思議な存在で居続けてほしいものです。最近のPerfumeの三人は相変わらず謙虚でありながらも、アキバ系アイドル、いや過去のアイドルにはなかった風格が出てきています。今までの括りに入らない、Perfume系として独自の道を歩んで欲しいものです。
さらに続きます、メディア論。