あなたのマイベスト5を教えてください4
普通に五冊選ぶと、昔のやつばかりになります。でも、中学生や高校生のころに読んだものは、強烈な思い出補正がついているので、なるべく除外する方向でいこうと思います。よって、「スレイヤーズ」も「オーフェン」も「ロードス島戦記」も入りません。
ALL YOU NEED IS KILL (集英社スーパーダッシュ文庫)
「スーパーマリオ」のような、繰り返し死んで覚えるアクションゲームを小説にしたらこうなりましたというライトノベル。小説全体でもマイベスト5に必ず入ってくると思います。マジおすすめ。
戦う司書と恋する爆弾 (集英社スーパーダッシュ文庫)
人が死ぬと本となり図書館に納められる世界。その図書館を守る武装司書。最強の武装司書(巨乳眼鏡で武器は投石器)を狙う人間爆弾。どうやったらこんな話を思いつくんでしょうね。とにかく構成のうまさに驚きました。でも売れてないんですよねえ。なんでだ。
風の白猿神(ハヌマーン)―神々の砂漠 (富士見ファンタジア文庫)
いのまたむつみの表紙絵のデータがないだと!
らぴゅた+ガンダムと作者があとがきで書いています。そんな感じの話です。ヒロインは地中に埋まってますけど。
なかなか大賞を出さない富士見ファンタジア文庫で、大賞をとった二つ目の作品です。個性的なキャラ、神格筐体というアイデアに魅了されました。この本が出た当時、阪神大震災で被災していて、ようやく復旧した阪急電車の車内でこの本を読んだのを覚えています。いまでも二巻が出るのを待っています。あと十年は待つよ!
12月のベロニカ (富士見ファンタジア文庫)
富士見ファンタジア文庫で大賞をとった三つ目の作品。とにかく構成に驚きました。
円環少女 (角川スニーカー文庫)
くわしい内容説明はWIKIを見てください。世界観にやられました。独特の魔法設定と描写がすごい。三、四巻あたりから急に文章が読みにくくなったような気がするのはどうしてでしょうね。
次点
撲殺天使ドクロちゃん (電撃文庫)
ラノベでギャグって難しいよねという考えを吹き飛ばされました。これを読めるかどうかで頭の柔軟性が試されるような気がします。こういうラノベを出せるのが電撃文庫のすごいところです。