いつも自分から友達のことを誘ってばかりで、誰も自分のことを誘ってくれないって気にしてる人がいたらそれは間違いです。誘う側の方がメンタル・コントロール的に相当有利です。独断と偏見による俺的心得を述べます。

どういうこと?

誘われることについてのメリットデメリットと、誘うことについてのメリットデメリットを並べて比べると、誘われることの方がデメリットが大きくてコントロールもしにくく、大変やなということが簡単にわかります。

以下に、両方のメリット・デメリットを並べ立ててみます。見比べてください。
俺はこの比較を行って、「一生、誘い続ける側でもいいや」って思えるようになりました。

誘われる側のメリット・デメリット

・受け身でもよい
誘われる人は、誘う人の話にYesと答えるだけで約束が完了します。プランを練る義務があまりないため気楽にかかわることができるメリットがあります。

・都合がよくない場合に、Noを言わねばならない
誘われる人は、答えがNoの場合、誘ってくれた人の話にNoを突き付ける必要があります。これは結構大きなデメリットで、Noを言わねばならないのはメンタルを消費しやすい事象です。誘ってきた相手によってはうまく断る技術(代案を提供するなど)を要求される場合もあります。

・誘ってくる人を選べない
誘われる人は、誰が自分を誘ってくれるかについて、コントロールする権限を持ちません。「また誘ってください」「もう誘わないでください」と希望を伝えることはできますが、結果どうなるかの答えは誘う側である相手が常に握っている状態です。

・連絡のタイミングを選べない
新しい誘いが入るタイミングが不定のため、連絡手段であるスマホへの依存度が大きくなります。

誘う側のメリット・デメリット

・相手を選べる
誘う側の人は、誘う相手と誘わない相手を自らの意志で選択することができます。これは大きなメリットです。

・能動的である必要がある
案なしに相手を誘うことはしにくいので、ある程度こちらでプランを練り、約束についての誘導を計画する必要があります。

・相手からNoを突き付けられる
誘いに応じるかどうかは、誘われた人が決めるので、時にはNoを言われることがあります。ただし、人からNoと言われる総量は、[誘った数-Yesの数=Noの数]となり、Noが自分が誘った総量を超えることは絶対にないので、ある程度はコントロールが可能です。

※Noについてのメンタルダメージ特徴比較

・誘う側の視点
誘った相手からNoを言われる➡相手がNoを言うタイミングは必ずこちらが誘う行動をした後となるうえに、Noを言う人はこちらが誘ったその相手に限定されるため、事前想定によりダメージコントロールについてのPDCAがしやすい

・誘われる側の視点
誘われた相手にNoを言う➡誘われる事象自体がコントロールしにくいため、メンタルダメージ量の大小が相手任せになりやすく、対応も後手後手になりやすい

・Yesが出るまで誘う相手を変えることができる
Noを言われても、別の誰かを誘えば、Yesをもらえるかもしれない、という試行を繰り返すことができます。新しい相手を探すか探さないかの選択についての権限は、常に自分自身にある状態です。

・誘い方をコントロールできる
誘う相手に、なるべく心の配慮(断りたければ精神的苦痛なく断れるように、など、気を付けて誘う)をもって、誘うための行動を起こすことが自発的にできます。フランクに誘う、シリアスに申し込む、どちらも全てコントロールの権限が自分にあります。

──

以上です。

いかがだったでしょうか?
結論、俺はイケメンでなくてヨカッタ~、って、この理論を使って思い込むようにしています(笑)

誘われるうちが華、ってよく言いますけど、ということは、誘われる人には華があって??誘ってばっかりの自分には華がないの??なんて感傷に浸らずに、冷静に分析してわたしたちはコントロールを手に入れて、華なんかは相手に余裕でくれてやりましょう。という提案でした。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterもあるよ!

おすすめの記事