財布を落としたり、無駄な買い物をして金銭を失ったと気づいたとき、それでも俺は気にしません。本理論は、一般的には悲しむべき事象を一瞬で乗り越え、メンタルの切り替えを素早く行うための俺的心得です。

本理論の動作要件

必須要件.倹約家でないこと
推奨要件.消費者金融やカードローン、リボ払い等のユーザーでないこと
除外要件.現預金の現在残高が毎月の収入額に直結(比例)する場合は、本理論の適用除外となります。

本理論の動作概要

1.不意に金銭を失う事象Xに遭遇します。
2.事象Xにより金銭を失った自分をAとし、事象Xに遭遇しなかった自分をBと仮定します。
3.何か月後に、AとBの現預金資産が同額になるか、月数nを試算します。(n=何か月後、の月数)
4.未来のAとBが同一になるため、事象Xが自分の将来に何も影響を与えないことを知ります。
5.事象Xによるメンタル・ダメージを回避(無視)し、次に取るべき行動に集中します。

本理論の詳細

(1)動作条件

金銭を何らかの理由で失った際に、本理論の動作条件を満たします。
説明のため、現金10万円が入った財布を今日失い、それが見つからなかったものとします。

(2)動作詳細

①財布を落とした今の自分をAとします。

②財布を落とさなかった自分を仮にBとします。

③現時点での、AとBの現預金残高(財布+預金残高)の差分を求めます。
 ※落とした財布の現金10万円が、そのまま差分となります。

④将来において、AとBの現預金残高が同一になる日が来ます。その日付を試算により求めます。何か月後に同一になるか、その月数nを認識します。

どういうこと?

④はグラフにするとわかりやすいです。

青い線がA、財布を落とした現実の俺です。
オレンジの線がB、財布を落とさなかったと仮定した場合の俺です。

スタート時点では、AとBで現預金に10万円の差があります。現実の俺Aが10万円入りの財布を落としたからです。ただし、時間を追うごとに、現実の俺Aと仮定の俺Bの差は縮まります。俺は倹約家ではなく、むしろ浪費家寄りで、気になったものやサービスはすぐに購入/契約してしまうためです。また、俺は消費者金融やカードローン等現金での借金をしないので、手元にある現預金の範囲内でしか消費活動を行いません。AであれBであれ、あればあるだけ使うし、なかったらなかった分だけ使わないし、という無計画な消費活動を毎月行います。特に俺の場合は外食(飲み)とコンビニでの支出が流動的で、そのときの残高に応じて散財を繰り返します。冒頭で述べた本理論の動作要件を満たす限り、近い将来(月数n=12以下)でAとBの残高が同一になります。

⑤将来の自分ABにおいて現預金の残高が同一になるということから、本日発生した「財布を落とした」という事象が、将来の自分に何ら影響を与えることがないことを知ります。

⑥「財布を落とした」という事象を無視し、気にせずさっさと次の行動に集中します(銀行に行ってお金をおろす、免許やカード類の再発行手続きを行う、警察に届けを出す、など)

──

以上です。

わざわざグラフまで用意しましたが、平たく言うと「財布落とした!まいっか、財布落としても落としてなくても、来年の今頃にはどうせ残高ゼロやし、気にせんとこ」という感じです。

こういう突発的なトラブルは、自分が100%悪い凡ミスに起因するので自己嫌悪が発動しやすく、メンタルを奪われやすい事象です。自分で書いてて変な理論やなとも思いますが、いつまでもクヨクヨするぐらいなら、この変な理論を用いてでも一瞬で乗り切った方が絶対健康的で100倍マシですよ!という提案でした。

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