自らの直感と、勇気を保ち、
新たな一歩を、踏み出しやすくするための、俺的心得です。

本投稿の説明は、既成の概念とは、異なる部分もあるので、
これは、俺が生き抜くための心構えである、的に捉えてもらえると、嬉しいです。

きっとこの発想は、あなたの人生の、役に立つと思います。

どういうこと?

何かに挑戦しよう、と決めたときに限って、こんな情報が、舞い込んできませんか?

「離職率がXX%」
「合格率がXX%」
「平均収入が○○万円」
「発がんリスクが〇倍」
「〇歳時点で独身である人が〇歳までに結婚するのはXX%」
「○○をすれば、満足度XX%UP、リピート率がXX%UP」
「〇年以内に倒産する確率はXX%」
「市場の伸び率がXX%なので、新規参入が難しい」

結論はひとつ、こんなものスルーして前に進んだらどうか?という提案です。
自分にとって、前向きな統計でも、後ろ向きな統計でも、
メモに取ったら、あとは全部忘れて大丈夫です。

統計は、当然、事実に基づいたものであり、データとして正しいもので、
人類の歴史を、記録に残して、未来を予測する、素晴らしいものであると思います。
ただし、それはそれ、ヨソはヨソ、ウチはウチ的な発想で、全部あえてスルーする姿勢を取ります。

やり方

1.挑戦することを見つける

ダイエット、友達探し、起業、就職、アルバイト、資格の勉強、
だいたい何でも、有効な考え方と思います。
すでに挑戦中の方は次へ。

2.統計的キーワードに対するアンテナを張る

書籍やネット、新聞、人の話やセミナーなど、
なにかに挑戦していると、多くの情報が、入ってくると思います。

インプットの過程で、統計的なキーワードを目撃したら
そのキーワード周辺の文章に、着目します。

統計的なキーワードは、以下が該当します。
「グラフに表せそうなもの」がだいたい該当します。

  • パーセント、確率
  • 〇割、〇倍(9割、2倍、など)
  • 平均値、中央値、偏差値
  • 数値の時系列の推移
  • ある数値と別の数値の比較
  • 相場といわれるもの

3.メモに取って忘れる

統計的キーワードを目にしたら、情報としては、記録しておいて、
「ただしこれは俺には適用しないもの」として忘れ去り、自分のやりたいことに集中します。

説明

統計は、過去の挑戦者の、戦績です。
過去の挑戦者とは、言ってしまえば、生まれ育ちもわからない、友人でもない、赤の他人たちのことです。
戦績を生むにあたって、過去の挑戦者が、
どの程度の情熱で、何に、どの程度、取り組んだのか?を知ることは、難しいです。

統計は、あなた個人の過去の記録ではなく、
あなた個人の現在の判断を示すものでもなく、
あなた個人の未来を暗示するものでもありません。
統計はすべて、「過去の出来事を表すもの」であり、
かつ「あなた個人をなんら定義するものでないもの」です。

そもそも、統計って、そういうものだと思います。
何万人とかの人間など、おっきいものを、おっきい単位でとらえて、おっきい単位で、次はどうなるか?
という予測を行い、社会に利益をもたらすための学問であるはずです。
個人個人については知らんはず。

なのに、世の中には、個人に向けた
「〇倍!」「〇割!」「XX%の人が○○!」という情報が多めだと思います。
落ち着いて、自分の小さな勇気を信じて、目の前の一歩を踏み出すことに、
エネルギーを使いましょう。

失敗をイメージしてしまうような統計を、スルーするのはもちろんですが
成功をイメージできるような統計も、あえてスルーしておきましょう。
あなた個人の性質が変化し、統計が示す「成功」の定義から外れたら、
あなたは、即失敗することになるのでしょうか?
いずれにしても統計は、あなた個人を定義づけるものではありません。

──

以上です。

本投稿は
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
このビスマルク名言の逆を進む心構えです。
別の俺的心得には「賢者は歴史に学ぶ」的な要素もあるので、いずれご紹介します。
投稿したらここにリンクを張ります。

統計をスルーするデメリットは正直たくさんあります!
ここまで読んでくれた方の中には、心の中でそうツッコんでる方もいると思います。
でもそれはそれ、これはこれです。

これからの自分を、データでなく、自分自身のココロで決めましょう
という提案でした。

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