やる気が湧いてから落ち着くまでの周期、
この「やる気サイクル」を保つため・延ばすためのコツです。
A4の紙とペンがあれば明日からでもできます。
デジタルメモでなく、アナログの紙とペンでやった方が、うまくいきます。
良かったら、試してみてください。
やり方
以下の1~5を、自分の「やる気サイクル」に合わせて、繰り返し行います。
1.A4の紙とペンを用意する
紙は、無地の白色コピー用紙で、大丈夫です。
罫線が入ってる必要は、ありません。
裏紙でなく、新しいものを使うのが、オススメです。
ペンは、普通の黒色ボールペン1本で、大丈夫です。
フリクションや、鉛筆など、文字を修正できるものである必要は、ありません。
赤色や、青色を、用意する必要も、ありません。
2.紙に、気になることを書く
仕事のやる気がテーマなら「○○の作業」「○○の連絡」「○○の確認」といった感じ
家事のやる気がテーマなら「○○の届け出」「○○の買い物」「○○の片づけ」「○○のレシピ調べる」
勉強のやる気がテーマなら「第〇章まで覚える」「○○の模試と復習」など?
人付き合いなら「○○のお礼」「○○のお祝い」「○○のランチどこ行くか検索」
具体的には、なんでもOKで、要は
「今やること」「あとでやろうと思ってること」
「いつかは決めてないけどいずれやらなきゃいけないもの」
「頭の中に薄~く引っ掛かっているもの」
「放っておいたらヤバいこと」
を、紙に、項目として、書き出します。
既に完了した項目は、書き出す必要は、ありません。
慣れないうちは、各項目の語末を、○○「する」に統一すると
キーワードが、出てきやすくなると思います。
先にやる必要がある項目は、日付を併記しておく、☆印をつけておく
など、工夫やアレンジは、自由にして大丈夫と思いますが
項目を書き出すことを優先し、あまり、時間をかけすぎないようにしましょう。
テーマひとつにつき、A4用紙に1枚で、収まるようにした方がいいです。
数が多ければ、新しくA4用紙を用意して、最初から文字を小さくして、書き直します。
紙を俯瞰して、頭がスッキリする感じがするまで、この作業を続けます。
書き出してみると、案外、項目数が少ないことに、驚くと思います。
3.紙を壁に貼るか、クリップボードに留める
紙は、いつでも、見られるようにします。
書類に埋もれると、紙の存在を忘れてしまい、このコツを習慣化しにくいです。
4.書き出した項目のどれかに着手する
紙をぼーっと眺めて、着手する項目を、ひとつ決めます。
早く完了する順でも構いませんし、
興味が向く順でも構いません。
仕事がテーマなら、納期が近い順、といった判断もあると思います。
5.項目の増減
完了したら、項目を、塗りつぶします。
ひとつ塗りつぶしたら、どんどん進めていくために
「4.書き出した項目のどれかに着手する」に戻ります。
新しい項目が生まれたら、いつでも、紙に追記します。
6.やる気が薄れてきたと感じたら
やる気が落ち着いて、薄れてきたら、紙をリセットし、1.に戻ってやり直します。
新しい紙を用意して、今まで使っていた紙から、未完了の項目を書き写します。
未完了だけど、もうやらなくてもいいもの、は、書き写さないようにします。
最後に、新しく思いついた項目を、書き込みます。
頭がスッキリする感じがするまで、項目を書き足します。
──
以上です。
自分のやる気の湧いてくる、落ち着く、というサイクルに合わせて、1~5を繰り返す、という感じです。
これで、やる気が、自然と、一定のレベル以上に、保つことができて、
ひとつひとつの項目を、素早く、丁寧に、淡々と、こなせるようになります。
このコツは、タスク管理のいち手法、と言えるかもしれません。
慣れてきたら、項目の書き出しと着手が、うまくなってきて、
4と5を繰り返し、6になる(やる気が薄れる)までの日数が、半月~一か月程度に伸びてきます。
良かったら、ぜひお試しください。