人と良い関係であり続けるための、俺的心得です。

相手から会話のきっかけを頂いたとき、
こちらが変な食いつき方をすると、雰囲気がスベって、気まずい感じになります。
たまたま自分が知識豊富、あるいは、意見豊富なジャンルについて、話題が出てきたときは特に要注意です。

相手の本心に、関心を持つようにして、発言の表面的なキーワードには、すぐ反応しない、
このポイントを押さえておくと、自らの勘違い返答を、未然に防いで、
相手の本心に寄せた話、を中心に会話を構成すること、に一歩近づきます。
その結果、相手と良い人間関係が続けやすくなる、というコツです。

俺の文章技術がアレのため、本件は抽象化しにくいです。
具体的な想定ケースを述べた後に、俺的偏見による解説を入れます。
想定ケースは実体験でなく、フィクションということにしておきます。

想定ケース1.『健康にいいから青汁飲んでるねん』

➡「あ~わかる~!健康にいいのん大事よね~」と聞き流します。

健康にいい、とはどういうことか?何らかの病気が治ることかそれとも現在の健康状態の維持に役立つことか?
青汁以外でも、健康に対しての関心があるのか?なにか健康についての悩みがあるのか?
他の飲み物でなく、青汁を飲むのは毎回?たまに?今回が初めて?
青汁以外の飲み物を、選択しない理由は、あるのかないのか?

『健康にいいから青汁飲んでるねん』は、キーワード「健康」「青汁」について、
上記のうち、何のヒントもなく、
青汁を飲んだ本当の理由や、相手の関心事が、どこにあるのかがわかりません。
青汁が好きなのか?嫌いなのか?さえ、わかりません。

この手の発言に対して、いきなり質問や、自分の意見を述べたりすると、大体スベります。
聞き流さず、話を広げてみたい場合は、「お~健康意識してるんや」などの返答を行い、
話を広げるか広げないか?の選択肢を、相手にゆだねてみます。
「お~健康意識してるんや」『うん』で会話が終われば、もう青汁の話は終わりです。

想定ケース2.仕事について(けっこうなレベルの)愚痴を述べるが、離職しない人の話

相手が現在働いている職場について、また職場での上司や同僚についてなど
仕事関連の、(本人が深刻に思ってる)愚痴は、だいたい全て「そうなんや~」と聞き流します。
愚痴には、その人の本心に関するヒントが、あまり含まれていないためです。

理想の職場とは何か?理想の収入はいくらか?なぜその収入が理想となるか?
職に就く前、理想の収入と現実の収入(募集要項の月給欄など)を比較して思ったことや、納得した理由は?
理想の同僚や上司とはどんな人か?理想と現実のギャップはどの程度か?
(自分にとっての)理想の人物になってもらうことについて、
同僚や上司にはどの程度の義務があると思っているのか?

相手の本心に関心を持ちながら、ただ話の雰囲気を聞いて、覚えておいて、
後日、別の会話をしていて、その本心に近い話が出たときに
「こないだ言ってた愚痴の○○の話に近いね」などと伝えると、
相手の頭の中で、何かが繋がって、気づきが生まれて、大変喜んでもらえることがあります。

想定ケース3.『○○さんの横に居たら、めっちゃ安心して寝れるねん。だから付き合おうって決めた』

➡「いいきっかけがあって、気づけてよかったね」などと聞き流します。
間違っても「今後たまたま不眠症になったら別れるの?」なんて言いません。

コイバナは刺激的(こちらが間違った反応をしてしまいやすい)かつ
その人の本心からは的外れ、なキーワードが豊富で、
崖の細道を駆け足で進む思いです。実際よくスベって転げ落ちます。
男性相手でも、女性相手でも、コイバナは極力避けてます。

──

以上です。

上記いずれのケースも、ただの雑談に神経質になりすぎともいえます。
話のきっかけを頂けるのは、とてもありがたいことなので、
自分で可能な範囲で気を付けて、相手に喜んでもらうための努力をしています。

この意識に慣れてくると「あ、それ、そうやって○○って言いたいだけやな」とピンときます。
あるいは、これは何か深い意味が見つけられるかもしれん、と予感することもあります。
聞き流す、質問してよい雰囲気か確かめる、質問して話を広げる、意見を述べて感想をもらう、
といったコントロールをしやすくなってきます。

まだまだスベることも、余裕でありますが、相手に喜んでもらえると、俺としても嬉しいです。

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