ある友人に教えてもらいました。
魔法の定義がなにか、ということはさておき、これをあえて魔法と言います。
努力に対する体感効果が、とても大きくて、
これは魔法と呼んでもいい!という感情的判断で、そう呼びます。
この魔法は10年ほど前に知って、今ではすっかり自分の習慣になりました。
記事として、やり方と、その効果について、シェアします。
1.やり方
人に会う前に、「○○さん大好き!」と、10回言います。
頭で願うのでなく、実際に言葉として口から出します。
感情を込めて言う必要は、別にありません。
念仏のように、唱える感じで充分です。
人に会う前に、ひとりでいるときに、実行します。
ぶつぶつ言ってるのを、誰かに聞いてもらう必要はありません。
待ち合わせに向かう道中、待ち合わせ時刻30分前~待ち合わせ直前に、実行します。
声の大きさは、自分の耳にギリギリ届く、ぐらいの音量で大丈夫です。
何と言っているか、自分で認識できる程度の活舌具合で発音します。
早口でサッと言ってしまっても問題ありません。
会う相手が複数人の場合は、10回×人数分セット、唱えることになります。
会う人全員分、漏れなく唱えるのがコツです。
人数が多いと、完了までに時間がかかるので、待ち合わせ前の時間配分、段取りが大事です。
会う前の時間に余裕があれば、○○さんが好きな人、○○さんが気にかけている人に対しても
大好きと10回呟きます。
会う相手は、仕事、プライベート、問わず、
相手との仲良さ度合い、仲悪さ度合いに、関係なく、実行します。
2.効果
友人とのコミュニケーションが、うまくいきます。
仕事であれば、話が前に進みやすくなります。
俺としては、具体的には以下の効果があります。
- 自分の声にハリが出る
- 早口が減る
- 失言が減る
- いらん質問をすることが減る
- 質問に対して、変な回答をすることが減る
- 相手の話に集中できやすくなる(別のこと考えてて上の空が少なくなる)
- お互いアイデアが湧きやすくなる
- 沈黙の時間の気まずさが減る
- 俺のどもり(吃音)が若干減る ※そもそも強度の吃音ではないのですが、自分としては気になる
- 目を見て話しやすくなる
- 発言タイミングがかぶることが少なくなる
- 相手の体の向き、角度が変わる(お互いの体が正面気味になる)
- 次に会う約束ができやすくなる
- 背筋が伸びて、姿勢よく対応できる
- 会話中に、顔の部位を手で触るクセが出にくくなる
- 相手と食事のペースが若干合うようになる ※それでも俺は食べるの相当早い方です
- 会った後で、あの話するの忘れてた、が減る ※それでも多い方です
- 逆に、会った後で、今日はたくさん喋りすぎたかも、と思うことも、減る
3.理由
なぜ、○○さん大好きと10回呟くだけで、こんなにいいことが起こるか?
理由について述べます。
- 心理学でいう「ラポールの構築」の良い実践ができている
- 自分自身の緊張が少し取れて、それが相手にも伝わる
- 効果のひとつひとつは小さいものですが、
複数の効果の積み重ねで大きなパフォーマンスが出る
──
以上です。
好きでない人や、合わない人と会う場合でも、
この魔法を使ってから、会うようにしています。
特に仕事での人間関係は、相手を自分で選ぶことがしにくいので、重宝しています。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。