俺は小さいころから、本を読むことが好きでした。
今でもその「好き」が、たまたま続いています。
なので、気になった本があったら、本屋や図書館、Amazonやメルカリで、
探して買うなり借りるなりして読んでいます。

人から趣味を聞かれたときに、読書です、と答えることがあります。
記事タイトルの意(読書が趣味と言わない派)に反して、いまだにそう言ってしまうことがあります。
趣味読書です、と答えてからすぐ、あーしまった、って毎回思います。
理由が主に2つあります。

理由の2つとも、再現度100%ではなく、例外の経験もあるのですが、
傾向として確実にある(完全主観です)ので
あえて記事としては断定的記述をしてみます。

「読書が趣味ということを、隠して、人にあえて言わない」
その理由2つを述べます!

理由1.読書が趣味の人が少ない!!

※俺調べ、俺の周りに限ります。
学のある方、メディア関係の方などは、類友現象で、比率は高くなるでしょうか?

読書趣味です、と発言してしまうと、
しばらくは、読書、本を読むことそのものに話が移りがちです。

相手が読書に関心がない場合、『ワタシ本読めないんでスゴイと思います~』
という(適当な?)反応、変な雰囲気になって、
相手との距離が遠くなってしまう気がして、寂しい思いをします。

趣味は何?聞かれたとき、読書です、と答えることは、質問に対する正しい回答ではあります。
ただ、俺の答えが、いくら正しい回答であったとしても、
関心のないことを話すと、場が盛り上がらず、結局相手には喜んでもらいにくいです。

俺も同じで、相手に、趣味なんですか?って質問をして、
○○(関心がないもの)が趣味ですと相手が答えた場合、話がそこで終わってしまいます。

読書すること自体の善し悪し、○○をすること自体の善し悪し、ではありません。
この話をしたときに、相手が盛り上がって喜ぶかどうか?についてのリスクがある、
という感じで、理由1.として挙げました。

※話術として、テクニック的に
「自分としては全く関心のない、相手の趣味の話でも、その場を盛り上げて相手に喜んでもらう話術」
というような技法がありますが、長期間でみると結局関心がないのが伝わってしまうのがイヤなので
そのようなテクニックは、使わない派です。

理由2.読書好き同士でも、結局話が合わない!!

読書が趣味の人に出会うことも、当然あります。
その場合のよくあるパターンは2つです。
パターン(1)同じ作品が好き、や、同じ作家が好き、という共通点が無い
  ※その作家さん誰?みたいに、完全に知らない、というケースも、お互い余裕である
パターン(2)好きがかぶっても、好きになる理由や、求めているものが、全然違う
  ※話がかみ合わなくなってきてから、気づくことが多い

読書はテレビドラマと全く違って、
実際読んでない作品の話題だと、お互い全く話が進みません。

ドラマだったら、観てない作品でも
「あの弁護士のやつでしょ~どんな話なんアレ人気やんね」とか
「それ全く知らん!海外のやつ?ネトフリ?」とか
盛り上がる方向の反応に、大体なります。

本の場合は『へぇ~』という反応で終わり、
お互い実際に読んでなければ、話がほぼそこで終わります。

次に、お互いに好きな作家、好きな作家がかぶった場合

もし、読書好きどうしで、お互い同じ作家あるいは同じ作品が好きだった場合でも、
その作品や、作家に触れたきっかけ、好きになった理由、作品に求めているものが、
人によって違いすぎます。

パターンの両方、(1)共通点がない、(2)そもそも目的が違う、いずれの場合も、
会話としては以下のような流れになります。

  1. お互いの趣味が読書とわかる
  2. 少し話が盛り上がる予感
  3. 詳しく話をしてみる
  4. 結局共通点ないんかい!

こんな感じになります。

これはこれで避けたいので、理由2.として挙げました。

──

「読書が趣味ということを、隠して、人にあえて言わない派」
理由の2点は以上です。

俺は、過去に得た知識、心に響く表現、
それらのストックをうまく用いて、人の役に立ちたいと思っています。

以前は、自分から「趣味は読書です!」と言っていました。
今では、自分のことはさておき、まずは相手の話を聞いて、ときには意見を述べて、喜んでもらい、
「それ誰から聞いたん?」と聞かれて初めて「本に書いてた。読書が趣味やねん」と伝えるようにしています。

──

俺は「人生において本を読むことは必要か? 必要では無い派!」
でもあります。その点は別記事で述べます。書いたらここにその記事のリンクを張ります。

記事は以上です。

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