北日本放送|KNB WEB [テレビ] 1ch/[ラジオ] AM738kHz/FM90.2MHz

  • ゲストさん

25日投票日 雨の街で懸命の訴え

この記事をシェア

  • LINE
富山2020.10.23 19:09

 冷たい雨の中、熱い訴えが県内に響きました。投票日が25日に迫った県知事選挙に立候補している3人は、選挙戦最終盤の23日も県内を駆け回りました。その表情を届け出順にお伝えします。

 新人の新田八朗候補は23日朝、イメージカラーである青いグッズを身に着けた支援者とともに、県内一斉に道路沿いで手を振る活動を行いました。陣営では県内30か所以上でおよそ2000人が参加。雨が降る中、手を振り続け、最後はずぶぬれになりながらもアピールです。

「(現職知事との大接戦です)あと一歩、あと一歩のところまで来ております」

 陣営が今週投入したのが新しいタイプの選挙カー。窓ガラス部分が通常より大きく、候補の姿がよく見えます。

 新田八朗候補
「みなさんと富山県、知事の距離を近くする。そのことで県民が主役の県への第一歩が始まる。変えていく、新しい富山県に変えていく。皆さんと一緒にこの運動を進めていく。そのためのきっかけ、そのためののろしをあげるのが今回の富山県知事選挙です」

 姉である高橋はるみ参議院議員も、活動に連日参加しています。

 高橋はるみ参議院議員
「民間はスピード感を重視いたします。今の県政の中で、まさにそれが求められている」

 23日夜の個人演説会には森喜朗元総理大臣も駆けつける予定です。県政の刷新実現に向け、選挙戦最終盤を走り続けます。

 「富山県初女性県知事よろしくお願いします。富山県初の女性県知事にしてくださーい!」

 23日朝、富山駅南口では、新人の川渕映子候補が、全力疾走で支援を呼びかけていました。

 保守系候補の狭間で厳しい戦いが伝えられる中、陣営が最後の鍵としているのが「女性の票」。街頭でも女性有権者にアプローチします。

 また、市民の暮らし優先の立場で一致することから支援者を通して依頼した、れいわ新選組の山本太郎代表の応援メッセージをホームページで紹介しています。

 れいわ新選組 山本太郎代表
「今以上に住民サービスがこまやかに受けられる富山県を望む方、住んでいてよかったと思える富山県をもっと感じたい方、よろしくお願いします」

 そして昼前には、ショッピングセンターの前で主婦層に向けた訴えです。

 川渕映子候補
「今の富山県政はどうですか?皆さんの生活を守り、しっかりと経済を回すそういうふうにしなければならないのではないでしょうか。頑張って皆さんとともに住みやすい富山県を作ります」

 女性県知事誕生を目指してラストスパートが続きます。

 現職の石井隆一候補は富山駅南口のCiC前広場で正午すぎ、街行く人に訴えかけました。

 石井隆一候補
「この新型コロナ問題で、確かに厳しい状況が出ております。しかし、私はこの危機を何としてもチャンスに変えたい。国にしっかりと政策提言をして、また、国を動かして、いろんな利害の違う都道府県を調整して、そして富山を含む地方にしっかりと財源をもってくる、そのことによって東京一極集中を是正して、地方分散型の国づくり、そのフロントランナーに富山県をぜひ押し上げていきたい」

 県選出の自民党国会議員も3人がそろい、訴えかけます。

 橘慶一郎衆議院議員
「富山に生まれ育った人が、ここで元気を出して、そして大いに子育てをしていただく、そんな富山県づくりが総仕上げに向かっていく。大事な、大事な4年間であります。ぜひこの4年間の時間を石井知事にみなさん、与えてあげてください」

 自民党県連は総力戦です。23日も雨が激しく降る中、富山市の幹線道路沿いでは県議会議員らが手を振って支持を呼び掛けました。

 夢と希望をもっていきいきと働き暮らせる富山県づくりを引き続き担わせてほしい、懸命の訴えが続きます。

 県知事選挙の投票日は25日、期日前投票は24日までです。

エリアニュース