11月2日、宮城県内では、新たに30人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。このうち1人は、大和町の「船形の郷」の入所者で、感染経路はわかっていません。

県によりますと、「船形の郷」の入所者の50代の男性は、10月31日に発熱があり、11月2日、検査で陽性が判明しました。重篤な症状ではなく、療養先を調整中です。

大和町にある「船形の郷」は県内最大規模の「障がい者支援施設」で、重い知的障がいのあるおよそ200人が暮らしています。一般に、不特定多数との交流は無く、濃厚接触者は調査中ということです。

2日は他に大崎市の20代女性と、仙台市の10代から90代までの男女28人のあわせて30人の感染が確認されていて、感染者の累計はすでに回復した人を含めて772人になりました。