クルド人を中心とした仕事や生活に困っている外国人のための相談会が1日、埼玉県川口市のJR川口駅東口前のキュポ・ラ広場で開かれた。14のテントが並んだ「テント村」にはコロナ禍で生活がさらに苦しくなったクルド人らが列をつくり、生活や医療、仕事探しの相談をしたり、食料、衣料の配布を受けたりした。
全国に2500人ほどいるクルド人のうち同市や蕨市周辺にはその8割の約2千人が暮らし、「ワラビスタン」とも呼ばれる。迫害や差別を受けて日本にたどり着いた人がほとんどで、難民申請者は700人を超えるという。
一時的に入国管理局の拘束を解かれた「借放免」中の人や非正規滞在の人は、在留カードがないために生活保護や医療支援を受けられず、働くこともできない。それでも何とか仲間同士で支え合ってきた。
ところがコロナ禍で仕事がなくなった上に、新型コロナ経済対策の一律10万円の支給も受けられず、生活は崩壊寸前という。
会場で19歳のクルド人の青年…
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