2007年03月12日

きずな共済会および愛知地域労働組合きずなの粉飾決算への質問状

きずな共済会会長 石川 悟殿         2007年3月12日
  〃 専務理事  伊藤信広殿
                     きずな共済会会員
                      久野惠子(元)合田和夫 合田亨子
                      竹内弘 中村義隆

前略
 先日は、きずな共済会の経理書類開示に協力いただきお礼申し上げます。
共済会経理の数々の疑問について、その場で回答をいただく予定でしたが、貴殿らは「わからない、調べて答える」として回答保留の態度をとりました。
 開示と質問の日から3ヵ月以上が経過し、貴殿らからの回答を首を長くして待っていますが、何のお答えもありません。共済保険を託す会員として、一体どのようになっているのか、不安を感じています。
 きずな共済会最高責任者として、多数の会員から保険料を預かる貴殿らは、正常で健全な保険業務運営の義務があり、会員が出した疑問や質問に対して誠意ある回答をすることもその一環であることは当然のことです。
 また、「調べて答える」と約束したのですから、速やかに回答するよう要求します。2007年4月15日までに、文書で回答して下さい。
 なお、再度、疑問点を挙げておきますので、それに沿って必ず指定日までに回答して下さい。
                                 草々


1)2002年度、きずな労組が共済会へ返済した「97万5,134円」とは何ですか?
 返済したという97万5,134円は、きずな共済会の決算書の方にはまったく記載されていません。
 しかし、きずな解雇裁判の場に出された、2006年1月16日付大竹信彦さん陳述書15ページには、「(きずな労組が)闘争資金(会計)から975,134円を借りて共済会に支払いを済ませたんだ」という明確な記述があり、これは共済会決算書とは全く食い違っています。どちらかが嘘をついていることになります。きずな共済会理事職を名乗っている大竹信彦さんに回答させるよう要求します。

2)2000年度、共済会からきずな労組へ貸し付けた「213,016円」は、どこへ消えたのですか?

 きずな労組の2000年度決算書(乙6号証)には、次年度繰越金に「-213,016」の記載がありますが、きずな労組は、「これは共済会からの借入れによって21万3,016円の赤字があるという趣旨である」(乙第1準備書面)と答えています。
 しかし、共済会の決算書には、貸付21万3,016円の記載はありません。きずな労組が借りた記録はあっても、共済会が貸した記録はないのです。これはどういうことですか?
3)きずな労組委員長でもある石川悟さん、あなたは偽造した2000年度決算書を裁判所に提出したのではないですか?

 前記(2)を検討する上で、非常に不可解な問題があります。きずな労組の2000年度決算書は2種類あるのです。両書面の監査2名(西川卓氏と早川治氏)の署名や捺印、日付の筆跡及び位置は完全に一致するが、数字や項目は異なっています。つまり、どちらかは偽造だということです。 この2種類の決算書とは、きずな裁判被告きずな労組が裁判所に提出した乙6号証と、きずな裁判原告が提出した甲21号証(組合大会で配布されたもの)です。労働組合ともあろうものが、書類を捏造して裁判所に証拠提出したとなると、これは重大な問題です。

 あなたが提出した2000年度きずな労組決算書(乙6号証)には、前年度の繰越金実績(参考用の数字)140,308円と誤って記載してあります。また、上記(2)の次年度繰越金は支出欄に「-213,016」とマイナス表記されています。さらに、2001年度きずな労組決算書の繰越金や各項目の前年度実績数字との整合性はありません。
 しかし、きずな裁判原告が提出した2000年度きずな労組決算書(甲21号証)には、前年度の繰越金実績は140,308円と正確に記載されています。また、次年度繰越金は、「一時借入金」として収入欄に213,016円と記載されています。そして、2001年度きずな労組決算書の繰越金や各項目の前年度実績数字とは整合性があります。故に、こちらが真正の決算書と判断できます。
 同一署名の2枚の決算書には、このような差異があり、支出・収入欄の合計数字は異なっています。
 きずな労組石川委員長、あなたは決算書を偽造して乙6号証として裁判所に提出したのではないですか?

(4)きずな共済会の貸借対照表は奇怪ではありませんか?

 きずな共済会決算書の貸借対照表は、1996年度から、きずな労組への貸付金が「資産の部」と「資本・負債の部」の両方に同額が記載されています。私たちは、「貸付金は資産科目であり、このような貸借対照表はおかしい」と指摘したところ、貴殿らは、「なぜこういう記載をするようになったのかわからない。今後は貸借対照表については専門家の指導を受け、正しく作成したい」と返答しました。
 しかし、今後ではなく、過去についても経年的に正しい貸借対照表を作成し直してこそ、多くの疑問点の解明もすすむはずです。きずな共済会大会が近づいていますが、本年度決算はもちろん、奇怪な貸借対照表は、すべて遡って再度作成し、開示するよう要求します。再作成した貸借対照表のコピーをすべて当方に送付して下さい。

5)きずな共済会は会員数の管理に不備があるのではないですか?
 2003年10月前後に84名もの会員脱退者が出ていました。その理由を伊藤信広専務理事は、「きずな共済会の専務理事を引き継いだとき、実際の会員より多くを支払っていたので整理をした」と返答しました。 つまり、きずな共済会の上部団体である愛知共済会へ支払う共済掛金(毎月一人100円)を、実際の会員分より多く支払っていたということになり、このような不必要な過払いのお金は、どこから支払われてきたのか、という問いに対して、貴殿らは、「どこか別のところから持ってきて払ったのではなく、きずな共済会から払ってきたと思う」と返答し、過払いを認めました。
 
 過払いをしてきた期間、人数、過払い金の累積額を精密に調査し、きずな共済会会計に与えた損失について正確に報告し、その損失の賠償と引責について示して下さい。

 上記について、2007年4月15日までに文書で回答して下さい。
                                  以上




posted by 支える会 at 11:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | 愛知地域労組きずなニュース
この記事へのコメント
きずな共済会元専務理事
きずな労組元専従
愛知共済会元専務理事

であった河井孝徳さん

問題にされている年度のきずな共済会やきずな労組の決算書を作成したのは、あなたです。共済会と組合の、経理はあなたひとりでやってきた。

 97万の未払い金マイナス処理も、おかしな貸借対照表もあなたひとりでやったものです。

 監査人捺印はめくら判、細かい部分の不正はわからない。今回、竹内さんたちや合田さん側弁護士さんが調べて不正発覚したのです。

 97万5314円は、使い込んだのでしょ?愛知共済会に不必要な過払いを長年続けて、お金が足りなくなったんでしょ?

 河井孝徳さん、あなたは愛知共済会の専務理事も同時期にやっていた。ひとりで、こっそり何かやっていたんでしょ?

 「きずな」を辞めたから関係ないってことは絶対ない。今は辞めたが、不正部分は全部あなたがやった。

 さぁ、真実を公表して、きずな共済会・きずな労組に与えた損害を賠償してください。お金を返してください。共産党から長野県議に立候補するのは、それからでも遅くない。

 長野県民の社会経済発展に尽くすのは、名古屋でやった不正を償ってからでも遅くはない。

 河井孝徳さん、僕たち私たち、きずな臨時教員組合員たちだけに説明するのではなく、竹内さん合田さんたちに説明することを求めます。
Posted by at 2007年03月16日 18:11

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