次期作支援救済策を発表 「30日までに投資」対象 農水省
2020年10月31日
農水省は30日、新型コロナウイルスで影響を受けた園芸農家らを支援する「高収益作物次期作支援交付金」の要件変更を巡り、変更前より交付予定額が減る農家への救済策を正式に発表した。次期作に向け、30日までに機械や資材などに投資した農家が対象。▽当初の要件での交付予定額▽既に投資した額──の、どちらか少ない方が交付額となる。……
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[現場ルポ 熱源を歩く] 「わが村」意識で熊出没ゼロ実現 盛岡市、新潟県新発田市
熊の人身被害が各地で多発する中、住民が結束して対策を講じ、出没をゼロに抑えている地域がある。危機感を持った自治会や住民グループがまとめ役として立ち上がり、対策を主導。住民が一体となって緩衝帯や電気柵を管理して機能を維持し、熊を寄せ付けない環境をつくり上げた。
盛岡市の西部、猪去地区。電気柵の電線が山際を走る。熊が触れれば感電する仕組みで、地域を守る「防壁」の役目を果たす。……
2020年10月30日
コロナ禍で困難あらわ…訴訟も発生 介護事業人手は限界 現場奮闘も疲労ピーク
広島県内の介護施設で4月、新型コロナウイルスに感染した80代女性が死亡し、遺族が施設側の責任を問う訴訟を起こした。訴訟は既に和解に至っているが、コロナ禍での介護の難しさが浮き彫りになった。人手不足が恒常化する中での感染対策の徹底で、介護従事者の疲労はピークに達している。関係者からは、事業を継続するためにも、人手不足を解消するよう求める声が上がる。
「自分の身は自分で守ろう」。広島県三次市の介護施設コージーガーデンで10月中旬、集まったデイサービス利用者に、介護福祉士が手洗いやうがいを呼び掛けた。
送迎車に乗る前には必ず検温し、利用者の健康観察も欠かさない。施設を経営する社会福祉法人優輝福祉会の熊原保理事長は「100点満点とは言えないかもしれないが感染対策をしっかりしている。これ以上どうしたらいいのか」とこぼす。
介護業界は人手が足りず、ぎりぎりの状態だ。訴訟問題を報道で知った熊原理事長は「人ごとではない」と不安を募らせる。コロナ禍で「県北部では、知っているだけで二つの事業所がデイサービスの中止を検討している」と明かす。
今回の訴訟問題に限らず、介護中の事故などを巡り訴訟は全国で起きている。同法人も経験した。遺族の気持ちに寄り添った上で熊原理事長は「介護・福祉現場の本当の実情を広く知ってほしい」と切実に訴える。
訪問や通所による介護サービスに従事する介護福祉士は、地域の高齢者が安心して暮らすためには必要な存在だ。だが、各地の介護関係者は「担い手がいなくなる恐れがある」と口をそろえる。
県内の別の施設関係者は「介護ヘルパーは、(感染の恐れがあり)危ないという目で見られる」という。今月も、介護福祉士の制服を着ていてスーパーに入り、周りの人から避けられる経験をした。このような問題が頻繁に起きれば「訪問介護は難しくなる」と不安を抱える。
サービス停止は利用者家族にも影響が大きい。県内に住む87歳の父母が介護施設を利用する東京都在住の50代男性は「薬の服用など訪問介護で助けてもらっている。サービスが途絶えてしまうと生活が成り立たない」と指摘する。
両親は認知症が進み、体の不自由もある。コロナ禍の緊急事態宣言以降、男性は帰省できていないが、継続した施設側の支援に救われている。「両親のことをよく理解し、手厚いサービスで、安心して任せられる」と話す。施設側との信頼関係も大事にする。
報酬改定は「切実」 全国老施協
新型コロナ禍の介護事業について、全国1万1000の養護老人ホームなどでつくる全国老人福祉施設協議会は「各事業所は緊張感を持ち、万全の対策を取っている。利用者家族や事業者の協力があってこそだ」と指摘する。ただ、「コロナの影響にかかわらず人手不足の介護業界では、経営が厳しく、事業から撤退する所もある」という。
2021年度は3年に1度の介護報酬改定の年に当たる。感染症対策にかかる緊張状態も長期化する中、「事業継続と、サービス水準の底上げを両立できるプラス改定を実現いただきたい」と国に呼び掛ける。
<メモ>
広島県三次市の介護施設で4月、82歳の女性が新型コロナウイルスが原因の肺炎で亡くなった。遺族は、訪問介護で女性と接していたヘルパーから感染したとして、9月3日付で施設側に4400万円の損害賠償を求めて訴訟を起こした。10月12日に両者は和解した。
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2020年10月29日
[あんぐる] 牛飼いの道究める 発信する畜産農家、田中一馬さん(兵庫県香美町)
但馬牛の産地、兵庫県香美町の和牛繁殖農家の田中一馬さん(42)は、自ら制作した動画で和牛の魅力や畜産農家の日常を、動画投稿サイト「ユーチューブ」へ積極的に発信している。削蹄(さくてい)師の資格も持ち、食肉加工や精肉販売といった複合的な経営を手掛ける傍ら、これまでに制作した動画は240本を数える。伝えたいのは「奥深い牛飼いの世界」だ。
「こんちは。田中畜産の田中一馬です!」
動画は軽快なあいさつで始まる。技術を伝える動画では「低体温子牛の蘇生法」「神経質な牛の削蹄」など、実体験に基づくノウハウを惜しみなく紹介。農機や持続化給付金を解説する動画もある。
消費者の疑問や好奇心に答える題材も多く、品種別の和牛の食べ比べや和牛の乳の味など、農家ならではの視点を発揮。「牛は赤色に興奮するか」の“実験”や、「子牛と哺乳瓶早飲み対決」などの娯楽性に富む投稿は、視聴者を飽きさせない。
田中さんは「プロの農家が見て違和感がなく、専門的な話はかみ砕いて伝えるのを心掛けている」と言い、生産者から消費者まで幅広い支持を得て人気の投稿は11万を超す視聴数を誇る。
枝肉を買い戻した精肉販売も手掛ける。妻のあつみさん(33)(左)が切り分けを担当している
田中さんは同地で研修を経て2002年に新規就農した。発信活動は、その頃に始めたブログが起点だ。現在はツイッターやインスタグラムなど、さまざまなインターネット交流サイト(SNS)を駆使。フォロワーは延べ4万人に上る。
発信が生んだ“共感”は顧客の獲得に結び付き、精肉のネット販売では、1頭分(350人前)が8分で完売した。
畜産農家として確かな実力も備える。就農時から田中さんを知るJAたじまみかた畜産事業所の田中博幸さん(60)は「とにかく勉強熱心で、子牛の管理も良い。今では品評会上位の常連で、後輩の面倒見もいい」と信頼を置く。
田中一馬さんは「見られても恥ずかしくない農家であり続け、牛の面白さを多くの人に伝えたい」と話している。(染谷臨太郎)
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2020年11月02日
労力不足解消へ求人アプリ活用 幅広く人材確保 JA岡山
JA岡山は、農業用求人アプリ「daywork(デイワーク)」と提携し、労働力確保のツールとして農家への提案を始めた。アプリは、パソコンやスマートフォンで登録でき、1日単位でアルバイトの募集・応募が可能だ。マッチングで学生や休日を有効利用したい社会人など幅広い世代を呼び込み、労働力不足解消などに期待する。……
2020年11月02日
日本美術理解へ目からうろこの本が出た
日本美術理解へ目からうろこの本が出た。源流を縄文×弥生のハイブリッドと説く▼『日本美術の底力』(山下裕二、NHK出版新書)で、最近の日本画ブームを読み解く。あの極彩色の超絶画法を駆使し世界中を驚かせた江戸中期の天才絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)と絡め〈若冲パンデミック〉との表現に合点する。派手で独創的な縄文に由来する“奇想の画家”に脚光が当たる▼その一人、岩佐又兵衛による国宝「洛中洛外(らくちゅうらくがい)図屏風(ずびょうぶ)」は京の華やかさを見事に伝える。今年没後370年を迎えた又兵衛の生涯は波乱に富む。放映中のNHK大河「麒麟(きりん)がくる」のシーンとも重なる。父親は戦国武将・荒木村重。主君・織田信長を裏切り滅亡するが、赤子の又兵衛は奇跡的に生き延び異能の絵師になる▼巨大な絵師集団・狩野派を脅かした長谷川等伯。「松林図屏風」は余白の美を伴う水墨画の最高峰の一つ。墨の濃淡のみで松林を包む湿潤な大気の流れまで表す。静的で優美な弥生の美の典型だが、先の本は等伯こそ縄文と弥生のハイブリッドの人だという。確かに同屏風の前に、秀吉に請われ絢爛(けんらん)たる金碧(こんぺき)画「楓(かえで)図」を描く▼秀作が並ぶ東京国立博物館の特別展「桃山」を先週見て得心する。豪華さの一方で利休の〈静〉も存在感。縄文と弥生双方の美が交わり輝く。
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2020年10月29日
農政の新着記事
[家畜はどこへ 広域盗難を追う] 不審な行動 夏から目撃 違法解体容疑の4人
北関東を中心に900頭近い豚などの家畜が盗まれた広域窃盗事件。群馬県警がと畜場法違反容疑で逮捕したベトナム人の男らは、アパートの窓に目張りをし、深夜に乗用車で外出するなど「不審な行動」を近隣住民に目撃されていた。在日ベトナム人が集うインターネット交流サイト(SNS)には、豚の写真や豚肉購入を呼び掛ける文章を投稿していたことも判明。家畜盗難を巡る捜査は核心に迫ってきた。
窓に目張り
太田市は群馬県内で2番目に多い1万2000人弱のベトナム人が住んでおり、豚を違法に解体したとして逮捕された22~32歳の4人も技能実習生として工場で働いていた。共同生活をしていたのは勤務先の借り上げアパートで、春ごろまでトラブルはなかったが「夏ごろから行動がおかしくなった」と、近隣住民が取材に証言した。
近くの女性は「昨年の夏はドアや窓は開けっ放しだったのに、猛暑の今年はドアを閉めたままで、窓に古新聞や厚紙を張るなど室内が見えないようにしていた」と語る。洗ったブルーシートをアパートの駐輪場で干しているのも「何だろう」と感じたという。
また、深夜に携帯でどこかに電話したり、迎えに来た乗用車で外出したりするのを複数の住民が目撃。駐輪場で豚を丸焼きにしているのを通りがかりに見た夫妻は「4、5人が赤ちゃんのような小さな豚を串刺しにし、ブロックをかまど代わりにしてあぶっていた。豚の丸焼きなんて見たことがなかったから、どこで豚を手に入れたのか不思議に思った」と振り返る。いずれも夏ごろのことだ。
戸惑う住民
4人のうち1人は逮捕直後、解体を否認しつつ「豚の丸焼きをやっただけだ」と供述した。別の1人は、インターネットのベトナム人コミュニティーサイトに、駐輪場で子豚を丸焼きにする動画を投稿。別の日には解体前後の豚の写真を投稿し「みんなに豚を売っている」「発送する」と呼び掛けていた。
食品衛生法は許可のない食肉販売を禁じており、県警は販売の裏付けが取れ次第、同法違反容疑での立件も判断する。
一方、住民は「4人が悪いことをするような若者に見えなかった」と口をそろえた。朝に作業着を着て自転車で出勤する姿を見ていた人は「心の中で応援していた」とも言った。ベトナムでは家畜を自宅で解体する習慣があり、と畜場法違反容疑での逮捕には同情の声もある。だが、窃盗はベトナムでも犯罪であり「盗難に関与していれば、きちんと罪を償ってほしい」と訴えた。
10月30日。4人が暮らしていた部屋のテラスに、プラスチック容器で育てられていたディルやミント、レモングラスなどベトナム人が好む香草が風に揺れていた。県警幹部は「技能実習生たちは日本で技術を学ぼうと真剣な思いでやってくる。4人も同じだっただろう」と語り、犯罪に手を染めた動機や背景の解明が鍵になると言った。(栗田慎一)
<メモ>
群馬県警はこれまでに20~39歳のベトナム国籍で同県太田市居住の男女17人を逮捕した。うち4人はと畜場法違反容疑、13人は入管難民法違反容疑。警視庁なども群馬、埼玉、大分の別のベトナム国籍の10人を覚せい剤取締法違反容疑で逮捕、埼玉県警も県内に住むベトナム国籍の男1人をと畜場法違反容疑で逮捕して、農畜産物窃盗事件との関連を調べている。
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2020年11月03日
熊を忌避 くいと においで退散 秋田県立大が開発
秋田県立大学木材高度加工研究所などは、ツキノワグマによる被害を減らす木製のくいを開発した。トウガラシやミントなど熊が嫌がるにおいがする。くいを約2メートル間隔で並べてロープで連結すれば、農地や人間の生活圏への熊の侵入防止に効果がある。横手市で木材加工を手掛けるウッディさんないが、2021年以降に本格販売を始める予定だ。
くいには長さ2メートル、直径10センチの丸い杉材を使う。くいに直径3センチの穴を30個以上開け、熊が嫌がるにおいをしみ込ませた木栓を打ち込んだ。穴を開けた木栓をロープに通して、くい同士をつなぎ、柵にする。使用条件によるが、2年ほどにおいが持続するという。
秋田県内では熊の目撃情報が年々増えており、人的被害は年間で数十人に及ぶ。山間部では果樹や野菜、水稲で熊の食害が相次いでいる。
熊の食害があった果樹園4カ所で試験した。このうち、約25アールのブドウ園では①熊が通る獣道②園への侵入場所──に設置。それぞれ約2メートル間隔でくい5、6本を木栓付きロープでつなぐと、熊の侵入がなくなった。同大学の野田龍准教授は「農作物の収穫前に設置すれば効果的に被害を軽減できる」と期待する。においに対する慣れは今後、継続して試験する。
くいは電気柵と比べ、定期的な草刈りや通電の確認が不要で、感電の心配もない。積雪しても設置したままでよく、撤去や再設置の手間がかからない。20年は試験販売をしている。価格はくい1本9000円(税別)。柵は幅6メートル(くい3本)で5万6000円(同)。くいの直径は、用途に応じて変更できる。
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2020年11月03日
秋の叙勲農水96人 中野元全農会長ら
政府は3日付で、秋の叙勲受章者4101人を発表した。農水省所管分は、旭日章71人、瑞宝章25人の計96人だった。JA関係では中野吉實・元JA全農会長が旭日重光章を受章した。
農家と共に成長 中野吉實元JA全農会長 喜びの声
旭日重光章を受章した元JA全農会長の中野吉實氏(72)に喜びの声を聞いた。
農家に支えられたからこその受章。農家と共に収穫を喜び、多難を乗り越えてきた。過分な取り計らいに身の引き締まる思いだ。
「農家をちゃんと見てほしい」「生産した農畜産物の(品質などの)確かさを見てくれ」。微力ながらその一心で、農業者の真剣な生産活動を内外にアピール、特に農畜産物販売と農政に力を注いできた。現役を退いて久しいが、受章はその一つ一つを思い出す機会にもなった。
JAは、農家のその時々の課題に応えながら、新たな課題が発生したら、また対応する。その繰り返しで農家と共に成長してきた。これからも農家の皆さんには、知恵と力をJAに結集して課題に対応してもらいたい。
農水省所管分受章者
2020年秋の勲章受章者のうち農林水産関係者は次の通り(経歴は農水省発表資料による。敬称略。同省所管分)。
旭日重光章
▽中野吉實(72)佐賀・元全国農業協同組合連合会経営管理委員会会長
旭日中綬章
▽中埜和英(70)愛知・(株)Mizkan Holdings会長
旭日小綬章
▽岡部幸雄(72)茨城・元日本騎手クラブ会長▽岡本健治(76)愛媛・元全国農業協同組合連合会愛媛県本部運営委員会会長▽小野勲(76)茨城・元茨城沿海地区漁業協同組合連合会代表理事会長▽木村薫(70)香川・香川県森林組合連合会代表理事会長▽齋藤松太郎(76)静岡・元全国茶商工業協同組合連合会理事長▽須藤正敏(72)東京・元全国農業協同組合中央会副会長▽高尾政秀(72)兵庫・全国乾麺協同組合連合会会長▽丹野一雄(72)宮城・元宮城県漁業協同組合経営管理委員会会長▽中村暢秀(79)京都・元一般社団法人大阪府木材連合会会長▽中村均(72)滋賀・元社団法人日本調教師会会長▽生井邦彦(79)茨城・元茨城県木材協同組合連合会理事長▽長谷川幸男(72)北海道・元北海道信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長▽萬代宣雄(78)島根・元島根県農業協同組合中央会会長▽ダン・グッドマン(74)神奈川・元一般財団法人日本鯨類研究所カウンセラー
旭日双光章
▽淺野潤憙(77)三重・元一般社団法人三重県農業会議会長▽有川英雄(73)熊本・元全日本竹産業連合会会長▽池田耕一(72)鹿児島・元鹿児島県茶商業協同組合理事長▽石川哲雄(73)愛知・元愛知県茶業連合会会長▽井上源造(85)大阪・全国和菓子協会副会長▽岡田政義(77)京都・元京都府信用漁業協同組合連合会代表理事会長▽勝田実(72)千葉・ちば東葛農業協同組合代表理事組合長、元野田市消防団副団長▽神戸武士(81)埼玉・元埼玉県菓子工業組合理事長▽久保茂吉(74)鹿児島・元鹿児島県農業協同組合中央会会長▽佐々木幸久(74)鹿児島・元一般社団法人鹿児島県林材協会連合会会長▽澤田直明(73)島根・元島根県森林組合連合会理事▽塩本泰久(70)徳島・元公社徳島県獣医師会会長▽重久政純(76)鹿児島・鹿児島県醸造酢協会会長▽鈴木博(79)宮城・石巻市北方土地改良区理事長▽高橋正典(70)宮城・(株)高政会長▽中越利茂(70)高知・元高知県森林組合連合会代表理事会長▽中橋正敏(74)兵庫・協同組合日本飼料工業会理事副会長▽西垣源正(70)兵庫・畜産業▽西野憲一(73)北海道・北海道漁業共済組合副組合長▽西間久高(70)福岡・元公社北九州市獣医師会会長▽濱田佐登之(73)新潟・西蒲原土地改良区理事長▽廣井洋司(77)奈良・元奈良県養鶏協会会長▽二川隆一(70)香川・香川県食肉事業協同組合連合会会長▽松田富雄(75)山口・山口県森林組合連合会理事▽三浦満(74)島根・元一般社団法人島根県農業会議会長▽山田政晴(70)熊本・元熊本県酪農業協同組合連合会副会長理事▽渡部昭(79)神奈川・一般社団法人神奈川県洋菓子協会会長
旭日単光章
▽池田修(71)高知・土佐市農業委員会会長▽岩佐國男(78)宮城・元みやぎ亘理農業協同組合代表理事組合長▽太田幸一(73)宮城・元七ヶ宿町農業委員会会長▽大和田世志人(70)鹿児島・(有)かごしま有機生産組合代表取締役▽兼澤平也(72)岩手・農林業▽喜々津昭(72)長崎・畜産業▽菊岡政次(73)京都・農業▽熊谷研(81)岩手・元陸前高田土地改良区理事長▽古賀正廣(72)福岡・大牟田市農業委員会会長▽小松幸春(82)北海道・元北海道蒲鉾水産加工業協同組合副組合長▽高田清茂(72)秋田・山城水系土地改良区理事長▽高田勉(73)岡山・(有)スカイファーム代表取締役▽高橋甚一郎(74)茨城・元守谷市大野土地改良区理事長▽田添利弘(74)長崎・大村市農業委員会会長▽田中正規(71)島根・元邑南町農業委員会会長▽寺嶋昭一(81)千葉・香取郡東庄町桁沼土地改良区理事長▽中島武司(74)群馬・元安中市農業委員会会長▽中野勲(74)宮城・秋保町土地改良区理事長▽永松良雄(77)大分・大竜井路土地改良区理事長▽中村和志(70)鹿児島・元霧島市農業委員会会長▽畠山勝一(79)秋田・元秋田しんせい農業協同組合代表理事組合長▽花岡正英(72)新潟・元新潟市南区農業委員会会長▽早坂勝一(72)宮城・色麻土地改良区理事長▽藤原一利(79)島根・元奥出雲町農業委員会会長▽宮崎文也(75)佐賀・元唐津市農業委員会会長▽村上潔(70)大分・(株)村上農園代表取締役▽矢澤輝海(76)長野・元みなみ信州農業協同組合代表理事組合長▽横本正樹(71)広島・元広島ゆたか農業協同組合代表理事組合長
瑞宝中綬章
▽伊丹光則(70)東京・元九州農政局長▽伊藤健一(70)東京・元大臣官房総括審議官▽黒木幾雄(70)埼玉・元北陸農政局長▽小西孝蔵(70)東京・元農林水産政策研究所長▽小松兼一(70)東京・元関東農政局長▽瀬藤芳郎(70)東京・元東北農政局長▽中條康朗(70)東京・元農村振興局長▽濱野明(70)山口・元独立行政法人水産大学校教授
瑞宝小綬章
▽池戸重信(72)東京・元東京農林水産消費技術センター所長▽石塚吉生(72)静岡・元独立行政法人水産総合研究センター遠洋水産研究所長▽岡田恒夫(71)埼玉・元森林技術総合研修所長▽春日井治(71)千葉・元広島食糧事務所長▽腰岡政二(70)三重・元独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構花き研究所長▽佐藤一喜(72)千葉・元九州農政局総務部長▽高木悦郎(72)千葉・元九州農政局食糧部長▽仲建三(72)東京・元北海道森林管理局次長▽中村啓一(70)東京・元総合食料局食糧部消費流通課長▽茨木教晶(72)秋田・元東北農政局津軽農業水利事務所長▽細谷隆(71)茨城・元関東農政局生産経営部長▽松原敏春(72)埼玉・元家畜改良センター十勝牧場長▽脇坂文一(72)東京・元農林水産研修所長
瑞宝単光章
▽桂川敏孝(67)岐阜・元加子母森林組合作業班長▽菊池富士夫(68)茨城・元独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター企画調整部業務第1科総括作業長▽沢尻茂(72)青森・元独立行政法人家畜改良センター奥羽牧場飼料課総括作業長▽山本繁雄(88)岩手・雫石町土地改良区駒木野頭首工管理人
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2020年11月03日
日本型直払い根拠法 今後の方針示す 農水省
農水省は、日本型直接支払制度の根拠法となる「農業の多面的機能の発揮促進法」の点検・検証結果案をまとめ、今後の方針を示した。制度の事務手続きが現場の負担となる中、手続き簡素化や使い勝手の向上に努めると明記。制度を活用していない市町村に対し、活用に向けて支援する考えなどを盛り込んだ。……
2020年11月02日
作況「99」下方修正 なお最大の減産必要 10月15日現在
農水省は30日、2020年産米の全国の作況指数(10月15日現在)が99の「平年並み」になったと発表した。西日本のウンカ被害などを踏まえ、前回(9月15日現在)の101から下方修正した。ただ、予想収穫量は20年産の適正生産量を依然として上回り、需給の緩和は変わらない。同省は21年産の適正生産量を上方修正する方針を示したが、需給均衡には、なお過去最大規模の32万トンの減産が必要だ。……
2020年10月31日
次期作支援救済策を発表 「30日までに投資」対象 農水省
農水省は30日、新型コロナウイルスで影響を受けた園芸農家らを支援する「高収益作物次期作支援交付金」の要件変更を巡り、変更前より交付予定額が減る農家への救済策を正式に発表した。次期作に向け、30日までに機械や資材などに投資した農家が対象。▽当初の要件での交付予定額▽既に投資した額──の、どちらか少ない方が交付額となる。……
2020年10月31日
企業農地取得の全国展開「念頭ではない」 坂本地方創生相
政府は30日、国家戦略特区の基本方針の一部変更を閣議決定した。同特区に限った特例措置について、一定期間が過ぎ、特段の弊害がない場合は「全国展開に向けた検討を重点的に進める」などと追記。だが、同特区を担当する坂本哲志地方創生担当相は同日の記者会見で、一般企業の農地取得を認めている兵庫県養父市の特例を「念頭に置いたものではない」との認識を示した。……
2020年10月31日
介護事業所 経営悪化5割に 通所系で顕著 厚労省調査
厚生労働省は30日、新型コロナウイルス禍による介護事業所の経営への影響に関する調査を公表した。緊急事態宣言発令中の5月時点と、感染拡大前の収支状況を聞いたところ、約5割が「悪くなった」と回答。特にデイサービスなどで影響が大きかった。マスクや消毒液などの感染症対策経費の増加や利用控えが要因とみられる。
緊急宣言の5月時点と感染拡大前を比較
2021年度介護報酬改定に向けた各種調査結果で公表した。10月14~21日に調査し、3万9199事業所から回答を得た。
5月時点の収支は、感染拡大前と比べ「悪くなった」が47・5%で最も多かった。特に、通所リハビリテーションが80・9%、デイサービスが72・6%に上り、悪化が目立った。10月時点の収支が、感染拡大前と比べ「悪くなった」という回答は32・7%で、5月より改善した。
調査では感染拡大前と比較した各経費の増減を確認した。マスクや消毒液などの衛生用品の5月時点の経費は、感染拡大前と比べ「増加している」が79・2%、10月時点は74・5%だった。厚労省は収支悪化の要因として「事業所の感染症対策や利用者の利用控えがあった」とみている。
20年度介護事業経営実態調査も公表した。23の介護保険サービスの平均で見ると、19年度決算の利益率を示す収支差率は前年度比0・7ポイント減の2・4%と悪化。17のサービスで収支差率が低下しており、人手不足による人件費上昇が経営に影響を与えたとみられる。
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2020年10月31日
豚解体容疑で容疑者を送検 群馬県警
群馬県警は30日、豚を自宅で許可なく解体したとして、と畜場法違反容疑で逮捕したベトナム国籍の男4人のうち3人を前橋地検へ送検した。他の1人は23日に送検済み。農畜産物窃盗事件の捜査過程で逮捕されたベトナム人は、入管難民法違反容疑の13人を合わせて計17人。他にも複数の人物が捜査線上に浮かんでおり、逮捕者はさらに増える可能性がある。
送検されたのは、同県太田市の同じアパートに住むカオ・スワン・トゥイン(27)、グエン・バン・ゴック(32)、チャン・ビエット・ハオ(22)、グエン・ズン・ホップ(22)の4容疑者。県警への取材によると、23日送検のトゥイン容疑者は「4人で解体した」と認め、ハオ容疑者も「間違いない」とした一方、ゴック容疑者は「やっていない」と全面否認し、ホップ容疑者も「豚を丸焼きにしただけだ」と解体は否定した。いずれも逮捕直後の供述。
県警は、4人が共同生活をしていたアパートから豚肉塊14点や食肉加工に使う牛刀などを押収。豚を入手した経緯などを調べている。
警視庁と群馬県警は30日までに、同県伊勢崎市や埼玉県川口市、大分県由布市に住むベトナム国籍の男9人、女1人の計10人(27~22歳)を覚せい剤取締法違反(共同所持)などの疑いで逮捕した。農畜産物窃盗事件との関連も視野に調べを進めている。
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2020年10月31日
次期作支援 減額で救済策 投資額上限に交付 政府・自民
政府・自民党は29日、新型コロナウイルス対策で園芸農家の営農継続を支援する「高収益作物次期作支援交付金」の要件変更を巡り、変更前よりも交付予定額が減る農家に救済策を講じる方針を固めた。次期作に向け、生産性の向上などにつながる資材の購入・発注、機械や施設の整備といった投資を既に行った農家が対象。コロナによる減収がなくても、前向きな投資をしていれば対象になる。①当初の要件での交付予定額②既に投資した額──の、どちらか少ない方が交付額となる。……
2020年10月30日