沖縄県は30日、新型コロナウイルスに感染した1人が死亡したと発表した。新型コロナ関連の死亡者は累計61人になった。また、新たに計27人の新型コロナウイルスの感染を確認した。1日当たりの新規感染者が2桁になるのは35日連続。累計感染者数は3304人となった。
在沖米軍は29日の発表を修正。同日の感染者はいなかったとし、30日に11人が感染したと発表した。累計感染者数は425人。
29日には、与那国町で初めての感染者が発表された。70代の女性で、25日に発症、28日に感染がわかった。県が感染経路や島内での広がりについて調査している。また、米軍関係は、キャンプ・シュワブで11人が新たに感染。8月29日以来、2カ月ぶりに感染者数が2桁になった。
県が29日に発表した直近1週間(22~28日)の人口10万人当たりの新規感染者は16・13人で、27日連続で全国最多。2番目の東京都(8・07人)の約2倍となっている。