新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織は28日、年代別の重症化のしやすさや治療法などをQ&A形式で示した「10の知識」をまとめた。同省は「情報が必要な人に届くよう、伝え方を考えたい」としている。
国内の感染状況は「年代別では20代で最も多く、20代人口の約0・2%に相当」と強調。一方で高齢者ほど重症化しやすく、6月以降の診断で重症化した人の割合は50代以下で0・3%、60代以上で8・5%とした。
ほかに重症化につながりやすい要因として、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病、肥満などを挙げた。飲酒を伴う懇親会など大人数や長時間の飲食や、マスクなしの会話も感染が起きやすく注意が必要とした。
治療法では呼吸不全を伴う場合、酸素投与や炎症を抑えるステロイド薬、抗ウイルス薬を投与し、改善しない場合は人工呼吸器を使う。これらの治療法もあり、6月以降に入院した患者はそれ以前と比べ死亡率が低くなったとのデータも載せた。
ワクチンは国内外で研究が進んでいるが「実際に発症や重症化を予防できるかは、今のところ分かっていない」とした。
(共同通信社)
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2020/10/29 13:15新型コロナ
新型コロナで「10の知識」 重症化率や治療法紹介
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