「貧困と人づきあい(95)」からのつづき・・・
by ぼそっと池井多
昨日「貧困と人づきあい(95)」において、急成長した若手起業家、竹花貴騎(たけはな・たかき)という人が、私の映像を盗用している件をお伝えさせていただいた。
この竹花氏という人は、社会の表では華々しく1億円も寄付したりして、メディアの脚光を浴びている人である。
ところが人目につかない裏では、私のような貧民の映像をこっそり盗んだりしているのであった。
問題になっている映像とは、3年前にアメリカのテレビ局NBCが日本に来て、私を収録したものである。
それを、映像が当初撮られたのとはまったく異なる文脈で、しかも著作権保持者に何の断わりもなく、自己宣伝のための映像に盗用しているのである(*1)。
そこで私は件のYouTubeのチャンネルに抗議を書きこむ(*1)とともに、彼のfacebookのタイムラインの最新記事(*2)にコメントとして抗議を書かせていただいた。
*1.https://www.youtube.com/watch?v=duv1D2-v4Uc
*2. https://www.facebook.com/takaki.c.takehana/posts/3041209649298567?comment_id=3056671564419042
ところが、あろうことか、抗議に対して何の返答もしてこないどころか、後者の抗議はさっさと削除し、さらになんと、抗議した私のアカウントをブロックしてきたのである。
ブロックされたので、もはや私から竹花氏のタイムラインは見られない。
もし私が荒らしのような悪いことをやっているなら、そういう投稿を削除されても仕方あるまい。また、私がブロックをされてもやむを得ないだろう。
しかし、私はあくまでも正当な抗議をおこなっているだけである。
しかも、初めから法的手段などに訴えず、おおごとにしないように気をつけている。
なぜならば、映像の盗用などは、素直に謝れば許せる程度の問題だからである。
ところが、被害を申し立ててきた者に対して、削除ブロックという対応は、いったいどうであろうか。
私は、映像の盗用そのものよりも、誠意のかけらもない、この対応をむしろ私は問題としたい。
これほど人をバカにした対応も他にない。
「都合の悪いことは聞きたくない」
という姿勢が透けて見える。
きっと、抗議してきた私のプロフィールをのぞいてみたところ、社会的には何の力もない生活保護の貧民だとわかったので、「無視してやれ」「ブロックしてやれ」「人間扱いしなくていい」と決めたのだろう。
ところが、当人は Twitter ではこんな偉そうなことを書いているのである。
都合の悪いことを言われたら、実際には削除ブロックして逃げ切ろうとしている人間が、こんなことを言っているのである。
さらには、こんなことも言っている。
はたして、盗用は「やること」なのだろうか。
さらに、こんなことも言っている。
へえ~。
「映像を盗用しました」
というのは、おそらく「言いにくいこと」だろう。
まったく「先出し」していないではないか。
というか、このツイートのとおりに行動するとしたら、盗用などする前に、
「オレは大金持ちで、あんたは貧民やけど、
あんたの映像を使わせてもらいたいんや」
と素直に頼むことが「先出し」に当たることではないのだろうか。
あげくの果てには、こんな偉そうなことも言っているのである。
竹花貴騎は短期間で富裕層になったために、いい気になっているとしか思えない。いざ問題が起こった時に、このような対応をすることから、人間性がわかるというものである。
このような経緯をへて、本ブログにコメントをくださった方の助言もあり、YouTubeを通じて正式のクレームを出すことになった。
私は映像に写っている者なので、肖像権はあるが、著作権保持者ではない。著作権はアメリカのテレビ局NBCにあるので、NBCからも手続きを取ってもらうことになった。