VOSOT ぼそっとプロジェクト

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貧困と人づきあい(96)貧民からの抗議をブロックする大金持ち

貧困と人づきあい(95)」からのつづき・・・

vosot.hatenablog.com

by ぼそっと池井多

 

昨日「貧困と人づきあい(95)」において、急成長した若手起業家、竹花貴騎(たけはな・たかき)という人が、私の映像を盗用している件をお伝えさせていただいた。

この竹花氏という人は、社会の表では華々しく1億円も寄付したりして、メディアの脚光を浴びている人である。

ところが人目につかない裏では、私のような貧民の映像をこっそり盗んだりしているのであった。

 

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盗用された場面の一つ

 

問題になっている映像とは、3年前にアメリカのテレビ局NBCが日本に来て、私を収録したものである。

それを、映像が当初撮られたのとはまったく異なる文脈で、しかも著作権保持者に何の断わりもなく、自己宣伝のための映像に盗用しているのである(*1)。

 

そこで私は件のYouTubeのチャンネルに抗議を書きこむ(*1)とともに、彼のfacebookのタイムラインの最新記事(*2)にコメントとして抗議を書かせていただいた。

 

ところが、あろうことか、抗議に対して何の返答もしてこないどころか、後者の抗議はさっさと削除し、さらになんと、抗議した私のアカウントをブロックしてきたのである。

ブロックされたので、もはや私から竹花氏のタイムラインは見られない。

 

もし私が荒らしのような悪いことをやっているなら、そういう投稿を削除されても仕方あるまい。また、私がブロックをされてもやむを得ないだろう。

しかし、私はあくまでも正当な抗議をおこなっているだけである。

しかも、初めから法的手段などに訴えず、おおごとにしないように気をつけている。

なぜならば、映像の盗用などは、素直に謝れば許せる程度の問題だからである。

 

ところが、被害を申し立ててきた者に対して、削除ブロックという対応は、いったいどうであろうか。

私は、映像の盗用そのものよりも、誠意のかけらもない、この対応をむしろ私は問題としたい。

これほど人をバカにした対応も他にない。

「都合の悪いことは聞きたくない」

という姿勢が透けて見える。

 

きっと、抗議してきた私のプロフィールをのぞいてみたところ、社会的には何の力もない生活保護の貧民だとわかったので、「無視してやれ」「ブロックしてやれ」「人間扱いしなくていい」と決めたのだろう。

 

ところが、当人は Twitter ではこんな偉そうなことを書いているのである。

 

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都合の悪いことを言われたら、実際には削除ブロックして逃げ切ろうとしている人間が、こんなことを言っているのである。

 

さらには、こんなことも言っている。

 

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はたして、盗用は「やること」なのだろうか。

 

さらに、こんなことも言っている。

 

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へえ~。

「映像を盗用しました」

というのは、おそらく「言いにくいこと」だろう。

まったく「先出し」していないではないか。

というか、このツイートのとおりに行動するとしたら、盗用などする前に、

「オレは大金持ちで、あんたは貧民やけど、

あんたの映像を使わせてもらいたいんや」

と素直に頼むことが「先出し」に当たることではないのだろうか。

 

あげくの果てには、こんな偉そうなことも言っているのである。

 

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竹花貴騎は短期間で富裕層になったために、いい気になっているとしか思えない。いざ問題が起こった時に、このような対応をすることから、人間性がわかるというものである。

 

このような経緯をへて、本ブログにコメントをくださった方の助言もあり、YouTubeを通じて正式のクレームを出すことになった。

私は映像に写っている者なので、肖像権はあるが、著作権保持者ではない。著作権アメリカのテレビ局NBCにあるので、NBCからも手続きを取ってもらうことになった。

 

 

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