消えた97万円、保険料水増しの謎、
きずな共済会不正経理はまだまだあるのでしょうか....
「きずな」裁判の総括なし、、謝罪なし、、反省なし、、
愛知地域労働組合「きずな」ときずな共済会に説明責任を果たすよう求めます!
9/18のきずな共済会との懇談について
2007年9月18日、きずな共済会(以下共済会)から、かねてから求めていた質問への回答をしたいとの連絡があったので、共済会会員有志3名で出かけた。
これは、同じく3名で、昨年12月9日、共済会決算書を閲覧した際に出した質問への回答を聞くためのものであった。
出席したのは、合田和夫・竹内弘・中村義隆で、共済会からは石川悟(共済会会長)・伊藤信広(共済会専務理事)両氏が出席し、他2名がいた。
共済会側は、前回の丁寧で誠意ある態度から一変し、私たちの挨拶にもろくに返事をしない硬い異様な雰囲気であった。
冒頭、石川氏から「質問への回答をする前に言いたいことがある」と前置きして、「(共済会の決算書を)閲覧した際、関係のない第三者にみだりに公表しないことを約束し、サインしてもらった。それがブログを含め、いろいろな所に公表された。あなた方を信頼した我々を裏切る行為だ」という発言があった。
さらに中村義隆氏に対して、他1名も加わって公開質問状(2006年8月28日付)を出した件を激しく攻撃し、組合員としてのあり方などについても批判してきた。
私たちは「愛知地域労働組合きずな」(以下きずな)と交渉するために来たのではなく、きずな共済会会員として決算書の疑問への回答を聞くためにこの場にいることを説明し、関係のない話をすることを止めるよう求めた。さらに前回、参加していなかった人が話し合いに加わってきたので、氏名と役職を尋ねると、「きずな」の副委員長加藤健二氏であることを明らかにした。 加藤氏はきずな共済会での役職はなく、一会員にすぎないとのことだった。私たちは、きずな共済会を代表しない立場の人の参加はおかしいことを主張し、退席してもらった。
私たちは、決算書閲覧時に「第三者にみだりに公表しない」ことを誓約したが、その際、決算書類などをそのままブログに掲載はしないが、「きずな」裁判で問題となった「きずな」の決算報告書の信用性への疑問について明らかになったことや、閲覧時にした質疑応答などは公表すると主張した。私たちは、その範囲で公表しており、共済会決算書そのものは、「きずな裁判」ブログには掲載していない。したがって、私たちは「きずな」との約束を破ってはいないことを主張した。ブログに掲載した決算報告書類の大部分は、「きずな」裁判で被告「きずな」が提示したもので、すでに公になっているものである。
共済会側は、「回答を用意しているが、ブログに載せるなら回答しない」と主張したが、私たちは、前回と同じ姿勢であることを主張したので、双方の主張は平行線をたどり、約2時間の話し合いは終わった。
まとめ
共済会との懇談の大部分は、昨年12月9日の決算書閲覧の報告がブログに掲載されたことへの抗議と中村義隆氏の公開質問状に対する攻撃であり、本来の目的であった質問への回答はまったくなされなかった。
以下は共済会との懇談を終えての感想である。
1. 共済会はなぜ、中村義隆氏を攻撃したか。
中村義隆氏は昨年8月28日付で15項目におよぶ愛知地域労働組合「きずな」への公開質問状を出した。この質問状は、定期大会で「質問があれば文書で受け付ける」という執行部の発言を受けて、質問全文と回答の全文を公開することを明記し、「きずな」に回答を求めたものである。
中村氏の質問状は労組「きずな」に対して出されたものである。労組「きずな」ときずな共済会は別組織である。共済会を代表する人物が、別の組織に対する質問状を理由に中村氏を批判し、組合員としてのあり方まで取り上げるのは、自らの立場を混同している。「きずな」と共済会の代表が同一人物であったとしても、この場合は共済会の代表としての立場を考えるべきである。
まして、一共済会会員にすぎない「きずな」副委員長が同席し、中村氏を批判した行動は論外である。
結局、共済会側は共済会会員の疑問にきちんと回答するつもりはなく、質問状に回答するという口実で私たちをおびき寄せ、ブログや公開質問状の件で、吊るし上げる意図があったのではないかとさえ思われる。
2. 益々深まる決算書への疑問
共済会側は、我々に回答を用意してきたと言っていたが、私たちはそのことに疑問を持っている。ブログで公開されることを恐れて回答しないという共済会の態度は、共済会会員に対して不誠実である。以下、私たちが決算書について疑問を持っている点の一部を再度確認したい。
(1) 消えた97万5,134円
労組「きずな」は裁判において、「97万5,134円は闘争資金から借り入れて、きずな共済会に支払った」(被告第1準備書面8頁⑦)と主張しているが、労組「きずな」の書類上では共済会からの借入金は4000円余の減少があるだけである。97万余におよぶ返済がなされたのに、共済会からの借入金がほとんど減少していないのである。きわめて不思議な話である。
このことは、前回閲覧した共済会決算書を見ても、労組「きずな」からの返済はなく、借入金は減っていない。
「きずな」が返済したと主張する97万5,134円は、「きずな」の決算書にも、共済会の決算書にも返済の記載がない。
97万5,134円ものお金が消えてしまったのである。このことに共済会は回答できていない。
労組「きずな」は、組合費改定を議論しているようであるが、97万余の大金が消えるようなズサンな財政運営を放置したままで、組合員の理解が得られると思っているのだろうか?共済会がブログ掲載を拒否し、労組「きずな」がブログ攻撃をするのは、こういう事実を組合員に隠したいからではないか。
(2)二種類ある2000年度決算書の謎
「きずな」裁判で提出された2000年度の組合決算書は二種類ある。「きずな」が提出した乙6号証と原告合田さんが提出した甲21号証である。このふたつは、日付も監査署名筆跡も印も全く同じ、しかし内容が違っているのである。
私たちは昨年12月26日の報告で、「きずな」が提出した決算書は偽造された疑いがあり、真の決算書は原告の提出したものであることを証明した。
「きずな」はなぜ、決算書を偽造して裁判所に提出するという空恐ろしいことをしたのか。「きずな」の定期大会で組合員に配布された決算書(甲21号証)には、21万3,016円は「共済会一時預り金より」と記載されている。しかし、共済会のほうの決算書には、「一時預り金」という項目はなく、「任意共済掛金」の項目に、「任意共済の掛金預り金」という説明があるだけである。21万3,016円は、この共済掛金から「きずな」に貸し付けられたのではないか?
「きずな」はこのことを隠すために、裁判所に偽造した決算書を提出したのではないか。
組合員に配布していた決算書の上部分。きずな共済会から21万3,016円を借り入れている。(写真Click)
同じく決算書下部分。繰越金がゼロになっている。(写真Click)
きずな執行部が裁判所に出した決算書。借入金21万3,016円が消され、明らかに偽造されている。(写真Click)
繰越金にマイナス21万3,016円と記載されている。マイナス金額をどのように繰り越したのだろうか?実は、このお金は繰り越されなかった。過去ログ決算書PDFをご参照ください。
http://kizuna-saiban.seesaa.net/article/8853339.html
(写真Click)
共済掛金は会員から預かったものであり、他の目的に使ってはならないものであるはず。会員が共済の掛金として支払ったお金が、労組「きずな」の借入金にまわされたとしたら問題である。
(3) 21万3,016円はどこから借りたのか?
「きずな」は21万3,016円を共済会から借りたと主張している(被告第1準備書面)。1999年8月の時点までの共済会からの借入金は119万5,712円(乙第4号証、第5号証)、これに21万3,016円を加えると、140万8,728円となるはずである。
ところが、「きずな」定期大会決議案では、借入金は2000年8月現在120万円と記載されている(乙第13号証)。借入金の額が一致していないのである。
共済会の決算書にも21万3,016円を「きずな」に貸し付けたという記載はまったくなかった。「きずな」はこのお金を、どこから借りたのだろうか?
きずな共済会は、「きずな」裁判で指摘された会計の不明朗さ、特に労組「きずな」への貸付金をめぐる疑問に何一つ回答しなかった。それどころか、労働組合法に基づく共済事業なので、民間の保険とちがい、「きちんとしていなくてもよい」「決算書などの公開の義務も必要ない」と言わんばかりの姿勢であった。
きずな共済会は「インターネットに載せるのなら決算書は見せない」(会長石川悟)という不見識きわまりない態度を取り続けている。
こちらは会計報告が一行もない「きずな共済会」会員向け機関紙
↓ ↓ ↓ 立派な文章が載っているが財政管理の透明性なし。
労働組合であろうと民間であろうと、不明朗な会計でよいという理屈はとおらない。きずな共済会は会員からの疑問に誠実に答え、決算内容を公開するべきである。
他労組への二重加盟について
愛知地域労働組合きずな
執行委員長 石川悟殿 2007年11月15日
きずな組合員 合田亨子
2007年10月28日の尾西支部会議において、私の「組合二重加盟」が議題になっていることを知りました。支部の報告では、「4. 合田さんの二重組合加盟問題」として、「きずなの組合員が、他の組合に加入して、きずな本部に団交するのは、いかがなものか?」と記しています。
浅野猛支部長に真意を尋ねたところ、「二重加盟は、きずなでは認められていないことであり、問題である」という指摘を受けました。
私は、1. 本人が出席しない場で、私の二重加盟を議題にするのは、欠席裁判の如くであり、認められないこと、2. 二重加盟している他の組合員がいることをあげて、私の二重加盟だけを非難するのは不当であること、などをあげましたが、浅野猛氏は私に対する敵意をむきだしにして、罵詈雑言をあびせてきました。さらに、「二重加盟している組合員の実名と加盟先組合をチラシに掲載し愛労連関係はもちろんのこと、広い範囲で配布しようと、インターネットに載せようと、どうぞ自由にしてください」とまで言いました。新しい尾西支部の責任者が、この程度の人物であることは残念に思います。
私の二重加盟問題についての私の立場は以下のとおりであることを確認しておきます。
1. 「きずな」の規約には二重加盟を禁止していない。
2.「きずな」には愛教組(愛知県教員組合)、名市教(名古屋市教員組合)、愛高教(愛知県高等学校教職員組合)、東邦高校教員組合など他労組に二重加盟している組合員が存在し、組合役員に立候補する人までいる。
3.過去にも他労組に加盟したまま「きずな」に加入した人がいた。
4.個人加盟の労働組合の中には、二重加盟について弾力的に考えている組合が多い。「きずな」も実態から見れば、そのひとつである。
5.私が女性ユニオン名古屋に加入したのは、私の復職の条件整備をするための団体交渉をする必要があったからである。「合田さんを支える会」との交渉協議を「きずな」が拒否したことに起因している。
「きずな」は二重加盟問題を女性ユニオン団交の場でも問題にしました。私は別の機会に議論することを提案し、「きずな」もそれを了承し、この問題は団体交渉の場ではとりあげなくなっています。それなのに、この問題が尾西支部会議において、私への一方的な非難をするため材料として、取り上げられたのは不当なことです。
私には自分の立場を説明する権利があります。尾西支部会議において、私の発言を与えることを求めます。なお、その際、昭和支部中村氏のように、吊るし上げられるのは困りますので、私の立場を理解する人々の同席を求めます。さらに、尾西支部ニュースに私の言い分を掲載することも求めます。
「きずな」は「きずな」裁判の時にも、規約に違反して、私を権利停止処分にしましたが、組合民主主義を無視した態度を繰り返すことは避けるべきです。きずな本部として、尾西支部と浅野猛氏を指導するよう要求します。また、他支部においても尾西支部と同様の行為がなされているのであれば、さらに是正するよう要求します。
最後に、尾西支部浅野猛氏の「二重加盟の組合員の実名と加盟先組合を、チラシ掲載しインターネット公開をしてもよい」という発言は「きずな」本部執行委員会としての正式の見解かどうか返答していただきたいと思います。
RとかYとか、よくわかりませんが、自分の娘がワーキングプア状態なら、それこそ地域の労組「きずな」に入れて、がんばればいいのではないですか。安心して働き甲斐のある暮らしを保障していきたいのでしょう。そのために「きずな」があって、あなた、そこにいるのでしょう?
どうなんですか。今のこんな状態の「きずな」に娘さんを任せられますか。
9月18日には私も立ち会いました。ここに書かれていることは事実です。
ただ、組合員としてというより石川委員長や遠藤支部長たちを知る者として、付け加えたいことがあります。
私がきずなに入ったのは10年くらい前でした。労働組合は何をするところかも知らず、ただただなんとかしてくれるだろうと思って、電話して組合事務所に行ったのですが、そのときに石川委員長とそのほかにも1人(おそらく当時の専従だと思いますが、私は人の顔と名前を覚えるのが苦手なので)が、加入の書類を出してくれたり労組について説明してくれたり、おまけにたった一人組合に入ろうという者が事務所に来ただけなのに、当時昭和支部長だった川合和彦さんまでもが組合に来てくれました。そんなにも労働者を大切にするところなのかと感動しました。
石川委員長は力強い話し方で、この人なら頼りになると思いましたし、川合さんは無口ですが誠実で真面目な人だという印象を受けました。
ですから、きずな裁判の存在を知ってからも、どちらが正しいのか判断をしかねていました。あの石川委員長が正当な理由もなく労働者(合田さん)を解雇するはずがないと。執行部がおかしいと確信したのは、理解不能な認諾をしたときです。
そこで私は、定期大会に出て、休憩時間に石川委員長に「石川さん、組合が解雇するのはまずいですよ。」と言ったら、あの力強い頼りになるのと同じ口調で、一生懸命に言い訳をする。あの時は脱力しました。
そして公然と執行部は間違っているという態度に出たら、私に対する攻撃も始まった、というわけです。
しかし、ここを強調したいのですが、いかに私が執行部と疎遠だったとはいえ、10年近くも善人のふりをしてだまし続けられるはずがない。
石川委員長は悪いことばかり書かれていますが、根っからの悪い人ではないと思います。 ましてや遠藤支部長や川合元支部長は、熱心すぎるくらい組合活動に熱心。すごく真面目な人です。この2人にいたっては、本当は善人だと断言してもいいです。
だからこそどうしてこんなになってしまったのか、真面目だからこそ、方向を間違えたらそちらに突っ走るのか、残念でなりません。
きずなは、国や地方自治体の情報の取り扱い以下です。
禿げ上がった頭の男性から、「うちは裁判やらないからね」とすごまれた。
一応わかるよ。提訴されても認諾で逃げ、あとは貝みたいにだんまりで事実の封印。
「解決金そこそこもらって、次の仕事を捜せ」ということなのね。
でも、これは経営者側が大喜びするやり方で、労組のやり方ではない。
納得できる解決をめざす労働相談者の皆さん、「きずな」に相談に行かないように。
金属情報組合・全国一般・建交労に地域ユニオン、愛労連にはすばらしい組合がありますから、そちらへ行かれた方がいいですよ。御身のためにも、くれぐれも。
書き込まれたコメントは画面に表示され公開されます。
※お名前はニックネームでも構いません。
※メールアドレスは記入しても公開されません。
公開されたくない内容をお寄せいただく場合は メール でお寄せください。