きずな裁判ブログ

労働組合ともあろうものが、別組合から団体交渉の要求をされています。　市民の皆様、お笑いになるかも知れませんが、これは冗談でも漫画でもありません。名古屋にある「愛知地域労働組合きずな」で、実際に発生していることであります。
　
　「愛知地域労働組合きずな」に警告します。<恣意的な団交引き延ばしは不当労働行為の可能性があります。
「愛知地域労働組合きずな」は9/17付FAXで、ユニオン「支え」の団交申入れを、日程が合わないという理由で拒否してきました。
　その上で、「きずな」側の都合の良い日程を連絡すると通知しておきながら、
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　　態度を変え、「きずな」側弁護士が合田さん個人に電話を入れ、予備的に話しを聞いた後で、「話し合い」の場を設定すると通知してきました。
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　団交申入れに対し、弁護士が個人的に話しを聞いてから、というのは無為な団交引き延ばしとなり、労働組合法に定める不当労働行為にあたる可能性があることを「愛知地域労働組合きずな」に警告するとともに、ユニオン「支え」からの団交申入れに誠実に応じるよう要求しておきます。
愛知地域労働組合きずな
執行委員長　石川　悟殿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　質　問　書

　貴組織は、2008年9月17日付回答書で、「今9月中に(原文ﾏﾏ)、当労組より日程等についてのご連絡をさせていただく所存です」と約束しながら、その連絡がなく、代わって「話し合いの前に、きずな代理人樽井直樹が予備的に、合田氏に話しをお聞きする、近日中に樽井直樹より合田氏にお電話をさせていただく」と通知をしました。ユニオン「支え」の団体交渉申入れに対し、なぜ合田氏個人に話しを聞くのか、2008年10月5日までに当労組に理由を示した文書をFAXでお送り下さい。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　　上



愛知地域労働組合きずな
執行委員長　　石川　悟殿
副執行委員長　加藤健二殿　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　団体交渉申入書

　貴組織は、回答期日の9月30日までに、団体交渉日程を通知しませんでした。このような不誠実な態度は不当労働行為にあたる可能性があることをお知らせするとともに、再度、ユニオン「支え」から団体交渉を申入れます。
　　
「きずな裁判」の原告合田さんは、貴団体が裁判を取り下げ、合田さんの請求を認諾したことにより、勝訴し職場に復帰しました。しかし、合田さんは従前の仕事を与えられず、様々な嫌がらせのため休職を余儀なくされました。現在、合田さんは復職を強く希望しています。
ユニオン「支え」は、合田さんの正常な職場復帰を実現するため、以下の点について、貴組織に団体交渉を申入れます。

1. 合田さんの従前の仕事を保障すること
2. パソコンにキィロックをかける、きずな共済会ロッカーの鍵を隠す、組合員加入申請書等、合田さんが管理し取り扱っていた重要書類を隠す、などの嫌がらせを中止すること
3. 職場復帰にあたって、職場環境を整えること
4. その他、職員合田さんに関する一切の事項

交渉の日程について、10月14日、または10月15日、いずれも午後7時から貴組織の事務所で行なうように要求します。都合の良い日程を10月7日までに当ユニオンまでＦＡＸでお知らせください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　　上