2009年12月15日

信頼を裏切り、脱法行為を止めない「愛知地域労働組合きずな」に、労働者や市民の皆さんは大きな×印をつけています。

 無法や個人への中傷を、組合の「意志」に変え、自己理念に背むき続ける「愛知地域労働組合きずな」

 団交を拒否し、話すことも聞くこともしなかった「愛知地域労働組合きずな」は、代理人弁護士間の折衝で、とうとう観念し、組合職員合田さんへの八ヶ月に及ぶ出勤停止命令を止めました。

 そして、合田さんは、晴れて12月17日から職場へ戻ることになりました。たくさんのご支援、本当にありがとうございました。合田さん復職にあたって、「愛知地域労働組合きずな」は、
① この間の休業補償手当を支払う
②  謝罪文書等はいっさい要求しない
ということを同意することを、きずな側代理人(東海労働弁護団事務局長 樽井直樹弁護士)が表明しました。

上から5人目↓
http://www.nagoyalaw.com/profile/index.html#m5

きずな裁判に続き合田さん側の全面勝利です!

 「きずな」が支払わなければならない休業補償手当は、一日あたりの賃金(4500円)×休業日数(62日)×0.6=167,400円に昇ります。

 八ヶ月もの間、合田さんの働く権利を奪った、この不当な出勤停止命令も、休業補償を支払うことで、「愛知地域労働組合きずな」がその不当性を自ら示すことで終わりましたが、一体、誰の意志と行為がこの不当を生んだのでしょうか。
「愛知地域労働組合きずな」の組織としての総括発表を要求します。

IMG_2317.jpgユニオン「支え」は、「愛知地域労働組合きずな」から拒否され続けている団体交渉を粘り強く申入れしています。

IMG_2245.JPG

 団体交渉を正当な理由なく拒否することは、法律で禁じられています。命令に応じないでいると一日につき10万円強の科料になることをお伝えしておきます。

http://3tama-union.sblo.jp/article/17308332.html

当ブログをリンクし、愛知地域労働組合きずな問題解決のために応援くださってるブログです


また、次のような質問書を提出し、事実関係を明らかにしていく予定です。

000006.JPG

「愛知地域労働組合きずな」には、前任の河井孝徳専従書記長から、大竹信彦さんに交替してから、多くの質問が寄せられています。しかし、そのほとんどに無視を決め込んでおり、我がのきずな組合員からの公開質問さえ、まったく回答しておりません。

「愛知地域労働組合きずな」は年間、何百万円もの組合費を徴収し、民主的な労働組合として活動していることになっています。そうであるならば、組合への質問や疑問には、組織として堂々と回答するべきではありませんか。

沈黙しながら、一方で非難されている行為を止めなければ、いかがわしい団体とみられても仕方がないのではないでしょうか。

「愛知地域労働組合きずな」は、責任をもって、大竹信彦さんの言動についての質問に回答してください。

* * * * * * * * * * * * * * *
長らくの未更新でご迷惑とご心配をおかけしましたこと、お詫びいたします。
合田さんによる「愛知地域労働組合きずな」出勤日記を、近々ブログアップする予定です!!
こちらも、どうぞご覧いただきますよう、お願いいたします。


posted by 支える会 at 20:38 | Comment(9) | TrackBack(1) | 愛知地域労組きずなニュース
この記事へのコメント
合田さんの熱い思いが通じてよかったですね。合田さんには頭が下がる思いです。これからも頑張っていただきたいですし、応援していきたいなと思います。
それに対して、きずなの組合員には、一人の社会人としての自覚や責任感を持っていただきたいと思います。
教育委員会へ権利を主張する前に組合として果たさなければならない義務があります。それを忘れないでほしいと思います。
Posted by いつかの青年 at 2009年12月16日 00:02
>一体、誰の意志と行為がこの不当を生んだのでしょうか。(以下は個人的意見です)

 組合費の不正操作行為が外部にもれると困るという意志が、誰①と誰②意志を生む。

 誰①(未解明ではあるが、愛労連議長などの意志)が関係集会や団体と個人への疑惑行為となり、合田支援を遅らせる行為となる。
 
 誰②(きずな幹部の意志)は誰①の行為により助長される。
 
 誰①②の意志が、きずな組合の行為(解雇・出勤停止命令、反民主的な大会運営や支部運営)を生む。 
 
 誰①②の意志がきずな幹部の行為(セクハラ・、パワハラ、誹謗中傷、愛知労働問題研究所職員の立会い)を生む。
 
このような、きずな幹部の行為が、

 誰③(組合員の恐怖をあおり、自己解決を疎外する多数の何もできない行為)を生む。
 
 このような現実の改革のため、合田さんと、弁護士さんたちによる裁判や、一部の勇気ある組合員の大会での公開質問が生まれ、労働者と市民を動かし、支援の輪が広がる。
 
 そもそもの原因は、組合費などの不正操作行為であり、不正操作行為の原因は非正規雇用による経済的不安、精神的不安による滞納や、集金体制の不備であるとも考えられる。
 その精神的不安は教職員組合の組織問題もからんだでいるとも考えられる。
 
 しかし、集金を銀行振り込みにしたからといって問題が解決したのであろうか。組合員が組合費を払う理由は会議に意見や疑問をぶつけ、自分たちの要求として、政府や自治体や教員組織を動かすためである。

 にもかかわらず、解雇問題の対応は疑問点が多数でている状態で、会議の段取りや組織整備も組合員には見えてこない状態だったのではないでしょうか。
 
 やっと開いた会議では公開質問をした組合員への統制処分の議題では、誰もでたくないのはあたりまえでしょう。おまけに支部再編会議は邪魔をする。
 
 結局、内部では何も解決策をみいだせないまま、外部の支援に頼って、やっと5年もかかってここまでたどり着いたのではないでしょうか。
 
 なにせ、総括をするのは組合員を中心に会議を開いて、いろいろな意見や疑問に答えながら十分な議論と総点検をしてください。

一部幹部の責任のがれの総括は労働者・市民はゆるしません。組合員さんたちも、痛めつけられた、重い腰を、治療するつもりで、総括会議を全ての地域で開催するよう動きだしてほしいと思います。
Posted by 希望の星 at 2009年12月18日 09:23
「きずな」の過半数組合員を占める臨時教員へ

 合田さん解雇事件を直接的間接的に起こしたのは、組合意思決定を握るあなた方だ。あなた方は合田さんに迷惑をかけた。
 裁判を終わらせても、長引く「きずな」問題未解決は、あなた方が合田さんに心底からの謝罪をしていないからだ。
 合田さんに謝りなさい。教育委員会に待遇改善を求めるのは、それからの話だ。
Posted by 徒然草 at 2009年12月22日 14:04
このきずなの対応を見ていると、残念ながら合田さんや世間に対して誠意がないですね。本当に常識はずれと言いますか、井戸の中の蛙ですよね。
このきずなという労働組合には、大半が教職員で占めているみたいですね。この方達は聞いた話では、どこかの集会では子ども達のために…と言っているみたいですが、実際には自分自身のことしか考えていないような感じがします。私の友人も以前、きずなの組合員をしておりましたが、辞めました。そりゃ辞めた時は訳のわからないことを言われたみたいですけど。だけどその友人はそんなことにもめげずにきちんと現実を見据え、周りの人のことも考えてくれて、前向きに、明るく、真面目に生きてますよ。
教員採用試験会場でビラを配ったり、教育委員会へ抗議する前に、きちんと真っ正面から合田さんに対して謝ることが筋ではないんですか。そのためには(私個人の意見で恐縮なのですが)きずなの組合員一人ひとりが、自分自身の考えをしっかりと持ち、「いけないことはいけないんだ」と言える雰囲気作りをしていくべきだと思います。
最後にきずなの方々に言いたいことがあります。「あなた達が変わらなければ、世間の見る目が変わらないんですよ」ということです。
Posted by BONGU at 2009年12月24日 00:43
 愛労連から紹介されて、「愛知地域労働組合きずな」に労働相談に行った者です。勤め先を解雇され、賃金も支払われず困っていたのですが、そんな私に対応した専従の大竹さんは、ひどいことをしました。解雇撤回させて職場復帰を望んだ私に、大竹さんは「世の中、思うように行かないんだぞ」と凄み、解決金退職を迫りました。
 これは労働組合ではなく「解決やブローカー」のすることです。
 会社に未払い賃金を支払わせたのは、大竹さんの労ではなく、労働基準監督署の職員でした。なのにもらった解決金から組合へのカンパ金を大竹さんから要求され、しましたが、大竹さんは「領収書はいらんだろ」と言ってもらえませんでした。
 労働組合とは、こういうものかとあきらめましたが、私のカンパしたお金は、大竹さんの財布の中でしょうね。
 愛労連傘下の「愛知地域労働組合きずな」への労働相談、勤め先でひどい目にあい、労働組合で二次被害を受けました。もうこりごりです。皆様も、ここには注意して下さい。
Posted by 匿名 at 2009年12月28日 15:47
ブログによると、「愛知地域労働組合きずな」には、前任の河井孝徳専従書記長から、大竹信彦さんに交替してから、多くの質問が寄せられています。

しかし、そのほとんどに無視を決め込んでおり、我がのきずな組合員からの公開質問さえ、まったく回答しておりません。、、とのこと。

ということは、少なくとも河井孝徳専従書記長は経理の実務責任者として責任を感じているから、合田さんを攻撃しなかったと考えられます。

それに対して大竹信彦さんは、自分の責任と感じず、また、実務を引き継ぐ時に不正は不正として、河井孝徳専従書記長から詳しく帳簿の問題点を聞いて会計役員に報告し、組織として貸借が合うように合法的に調整していれば合田さんを、幹部が一眼となって攻撃する理由もなかったのだと思います。

そうしていれば、変に、大会で会計監査のハンコを細工してまで何もなかったことにする必要性もなかったように思います。
また、匿名さんによると『会社に未払い賃金を支払わせたのは、大竹さんの労ではなく、労働基準監督署の職員でした。、、、』とのこと。

匿名さんの解雇撤回ができたかったのも、厚生労働省のリストラに関する制度が「助言・指導」や「あっせん」にすぎず、雇用と人権の救済にはなってないから起きたことや。

また、現行の労働法制に多くの「抜け穴」があり、例えば解雇四条件とは
①企業の存続が困難
②解雇回避の努力
③人選が合理的
④労働側と協議をつくした場合ですが、行政、司法とも、迅速に救済する制度が無く、労働基準監督署も必要な勧告を行える体制になってないためと地域の分会で議論と運動を展開していればよかったと思います。

また、普通の専従書記長なら、当面は匿名さんの救済対策として、公共職業安定所や労政事務所、地方労働委員会などとの折衝し通じて、その交渉内容や結果を丁寧に、報告してあげればよかったのでは、ないでしょうか。

また『きずな組織』としても、愛労連が、労働組合と行政機関との相互協力体制の確立の運動を展開しており、きずなも協力していることを匿名さんに説明していれば、匿名さんも納得したのではないでしょうか。

Posted by 希望の星 at 2009年12月29日 16:51
合田さん、職場復帰おめでとうございます。これから長く勤務して、ゆっくりと腐敗した組織きずなの改革をしていってくださいね。これからも福井から応援していますよ。職場復帰日記も楽しみにしています。
Posted by 元青年部員A at 2009年12月31日 13:48
このきずなの上層部のやり方は許しがたい行為です。表面上では、「一人も解雇を許さない」と言いながら、実際に行っていることは全く逆のことをやっています。お金を集めることしか考えていないから、人の気持ちを考えることは到底できないでしょう。こういう方達が教員として、子どもを教えているのはおかしな話ですね。
世の中には、素晴らしい実践をやっている人達が沢山います。そしてこの人達は非常にプロ意識が高いです。それを考えたら、きずなのやってしまっている醜態は恥ずかしい限りですね。
Posted by GTO at 2010年01月07日 23:42
「教育に臨時はない」と声高に言う「きずな」臨時教員問題の改善を求める会の教員組合員たち。
 改善すべきは、きずな悪を黙認(主導?)している、あなた達ではないんですか。

追伸)私も合田さんの出勤日記を早く見て、きずな事務所の様子を知りたいものです。
 
Posted by 吸って吐くのは深呼吸 at 2010年01月08日 15:43

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