職員解雇事件に象徴されるように、「愛知地域労働組合きずな」が持つ問題は、組合費使い込み、粉飾決算、専従役員のセクハラ・パワハラ、職員への給料不払い、有給も不払い、人権も侵害、などと枚挙にいとまがありません。団交の拒否もその主要問題のひとつであり、あっせんは団交再開に向けての打開策でした。
団交に一度も出てこなかった専従職を名乗る大竹信彦さんが、何故かあっせんにはやって来ました。
<斡旋委員の方々>
公益委員) 中舎寛樹氏(名古屋大学大学院法学研究科教授)
労働者委員) 若松眞理氏(全ユニー労働組合中央執行副委員長、日本労 働組合総連合愛知県連合会副事務局長)
使用者委員) 坂下成夫氏(オークマ生活協同組合理事長)
連合に所属する斡旋員から「団交を再開して諸問題を解決することが労働組合のあり方ではないか」と説得されたのにもかかわらず、「愛知地域労働組合きずな」は、団交への不当な条件づけに固執し、受け入れなければ団交は応じない、と言い張り、あっせんは物別れに終わりました。また、きずな側代理人として出席していた樽井直樹弁護士は、途中退席してしまうなど、きずな側は通常とは言えませんでした。
今回、全労連系組合「きずな」の不祥事が、連合の方に詳細にわたって知られたわけですが、このような事態に「愛知地域労働組合きずな」は「恥じ入る」といった気持ちはないのでしょうか。さらに団交に応じようとせず、斡旋不成立にまでもたらした、このような労働組合と呼べないような恥ずかしいサマに、「愛知地域労働組合きずな」はもう行き場も立場もない「不信」組合の×印が追加されることでしょう。
団交拒否を続ける「愛知地域労働組合きずな」は問題解決へのやる気があるのか!という非難の声は日増しに強くなっています。
抗議先→「愛知地域労働組合きずな」
名古屋市熱田区沢下町9-3 労働会館本館307
電話 052-883-6961
FAX 052-883-6962
「きずな」が組合員に配布している組合員教科書
教科書83ページにある、きずなの「基本的立場」では、2項目目に「すべての労働者の団結権などの労働基本権の完全保障、・・・を守るために活動します。」と高らかに謳われています。
しかし、現在の「愛知地域労働組合きずな」は、労働基本権の団体交渉権を真っ向から否定する、自己の基本的立場を脱ぎ捨てる態度をとっているのです。
このような「愛知地域労働組合きずな」が、このすばらしい教科書を組合員に読ませることができるのでしょうか?
前回のブログに、「きずな」役員はどの面下げて労働相談にのるのか、と記しましたが、今回も同様に、どの面下げて組合員に教科書を配るのか?と疑問を呈しておきます。
さて、最新の「愛知地域労働組合きずな」組合員教科書です。
発行は2006年11月、解雇事件で訴えられた裁判に大敗したのにもかかわらず、復職した職員合田さんにパワハラ・セクハラをやり続けている時のものです。
「基本的立場」は「きずな」の綱領的な文書、と言っているのにもかかわらず(P32)、部分的にしか載せられていません。全文を読まれると何かまずいことでもあるのでしょうか。
次から次へと問題を起こし続ける「愛知地域労働組合きずな」ですから、なぜなのか考えてしまうのも無理はありません。
ユニオン「支え」は、「愛知地域労働組合きずな」の責任者である石川悟執行委員長と加藤健二副執行委員長に対し、団交の申入れをしました。「きずな」は堂々と団交に応じて、労働組合への信頼低下を避けるため、問題解決をはかるよう、要求します。
大会議長は例年と同じく上村和範さんかな。上村さん、名市教組に入ってるんだから、だめじゃない、「きずな」との二重加盟は。「きずな」のホームページにも二重加盟は原則禁止、って書いてあるよ。もっとも、ここは組合ごっこやりながらの反社会的集まりだから、原則も例外もぐちゃぐちゃ、都合よく変えるに決まってる。上村さんはいいけど合田さんはだめ+とか。
労働相談で「きずな」を紹介された方、くれぐれも気をつけて下さいね。ひどい目に遭われた方がたくさんいますから。
それに行ってしまうと、かなり教員採用試験でマイナス面となる可能性が大です。
ですので、自分で物事を判断する力が必要なわけです。
もう一度言います。騙される前に、自分で善悪の区別を判断しましょう。もしわからなければ、周りの人に相談しましょう。
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