去年9月 愛知県労働委員会で、誠実に交渉をおこなうという大前提のもとに再開されていた団体交渉は、再開後わずか約10ヶ月で、きずな側の一方的な拒否で中断しました。
この日、ユニオン「支え」は、団体交渉のために労働会館本館(名古屋市熱田区)3階307号室にある「きずな」事務所を訪れましたが、ドアには鍵がかけられ、私たちが「団交に来ました」と呼びかけても応答がありませんでした。「愛知地域労働組合きずな」は姿をくらまして団体交渉を拒否しました。この「きずな」の暴挙に対し、ユニオン「支え」は強く抗議をしました。
ドアに貼り付けた抗議文
愛知地域労働組合きずな
執行委員長 石川 悟殿 2012年7月11日
ユニオン「支え」
団体交渉拒否の暴挙に抗議する
2012年6月1日の貴組合との団体交渉で、本日に団体交渉を行うことを約束されていたのにもかかわらず、貴組合は団体交渉を拒否しました。強く抗議します。
団体交渉申し入れにさいして、速やかに応じるよう要求します。
以 上
「愛知地域労働組合きずな」は後日、団体交渉拒否を否定する文書を送付し、、
協議を続ける理由がないとしていますが、
今までの団体交渉で「きずな」は数々の約束や合意をし、ユニオン「支え」の数々の質問に対して「今度回答する」と明言しているものに、いまだ実行していません。
このような状態で、「協議を続ける必要がない」とは、一体どういうことでしょうか??
それは、「きずな」は団体交渉での合意事項や約束ごとを履行したくない、そして答えると約束したものに回答ができないという回答不能に陥ったため、団体交渉を乱暴に切って捨てて逃げた、というのが今回の「団体交渉拒否」ではないでしょうか??
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きずな「閲覧をみとめている、きずな執行委員会のレジメは大会に関するものに限ってです」
ユニオン支え「どういうことですか」
きずな代理人・樽井直樹弁護士(東海労働弁護団事務局長)
「文書で回答します」
↓ ↓ ↓
未回答です。
「きずな内の情報管理規定を示し、執行委員会等のレジメを見せる」2008/12/1団体交渉合意事項
↓ ↓ ↓
まだ見せていません。
ところで、
「愛知地域労働組合きずな」が頑なに見せようとしない執行委員会レジメですが、今回の文書では「そもそも本部執行委員会のレジメが存在しないこともすでに回答しています」と記してありました。
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一体、それはどういうことでしょうか??
きずな本部執行委員会のレジメはないのでしょうか。
しかし、、
2008年12月の団体交渉では、「本部執行委員会のレジメを見せる」と合意しています。
あるものを見せるというのであり、存在しないものを見せることはありません。
2011年9月の団体交渉で、きずな書記長大竹信彦さんは、「最近一年間の本部執行委員会レジメは僕の机の上に置いたり、それ、合田さんも知ってるでしょ、引き出しに入れたり、、」と言い、「過去の何年かの分は、(きずな事務所内の)書棚に保管してあります」と言って、レジメがないなどとは全く言っていません。
何より、執行委員会のレジメを作成するのは書記長の仕事であると、きずな教科書(P48)に書かれています。
にもかかわらず、「執行委員会のレジメは存在しない」という「きずな」の文書は、まったくもって
理解不可能です。
このような「きずな」の原質は一度や二度ではありません。
合田さんの賃金計算は出勤簿でやらない。(2011/9/6)
↓
合田さんの賃金計算は出勤簿だけではやらない(2012/2/28)
一時金は合田さんの要求があったので払ってきた(2009/9/6)
↓
それは大竹の感想を述べたにすぎません(2011/12/14)
そして、
予算は先決事項なので執行委員会レジメは見せられない、から
↓
見せられるのは大会に関するものに限ってです、に変わり、
↓
本部執行委員会のレジメは存在しません、となりました。
このように、
「愛知地域労働組合きずな」の物言いは、猫の目のようにクルクル変化する、というより、
無茶苦茶で支離滅裂なものとなっています。
コミュニケーションが成り立たず、「きずな」側の主張内容の混乱で協議が停滞しています。
「愛知地域労働組合きずな」はこうした不誠実な交渉態度をとっておきながら、「協議を続ける必要がありません」として、団体交渉を一方的に打ち切って来ました。
しかし、
このような「きずな」の交渉態度は、協議進展どころか問題の解決にほど遠い不誠実団交であると明言できます。
「愛知地域労働組合きずな」は、問題解決のために速やかに団体交渉の席に着き、誠実に団体交渉に臨むよう強く要求します。
相談中、大竹さんの言うことがちぐはぐで困って困って。で、他の労組に行きました。
大竹の言うことのちぐはぐは団体交渉でもそうなんですね。よくわかります。
愛労連は、やはり使命があるので、きずな大竹に労働相談を紹介したら、丸投げではなくて、大竹のやりようをよく観察し、事件が終わったら、大竹に経過と結果の報告をさせるようにして下さい。
責任があるんだから。
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